夏への扉 [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 1970年12月、夏への扉を愛猫ピートに寄り添い、探すダン。友人と恋人に裏切られた彼は30年間のコールドスリープを経て2000年に目覚める。連れてくるはずだったピートはいない。30年後の世界であることに気づいた彼は…。この物語の書かれた1956年から想像された2000年は、現実の2000年とはかなり違う。それでもこのSFが無理なく名作として読めることが素晴らしい。SFとして気になった部分も、前半の伏線を一気に回収された後には些細なことに思えた。予備知識全くなしで読めたことが嬉しい。読後感も素晴らしかった。

  • 最初は「星新一っぽいな」と思って読み始めたけれど、(1度目の)コールドスリープから目覚めて過去の不審な点に気付いていくあたりから一気に面白くなりました。

    あと、猫のピートはあまり本筋に関係ないのね…

  • SFをあまり読まないけどなかなか面白かった。ルンバやcadってすごい発明なんだな

  • ピートが頼もしくて大好き。
    最終的にキレイに収まって爽快なハッピーエンドでした。

  • 主人公ダンは年齢の割には行動が幼く、SFというよりも青春物語に近い。
    白黒をはっきりと分けた作品なので、スッキリとした終わり。

    リッキーが10年間心変わりせず、ダンのためにコールド・スリープをした一途さは素敵。

    余談だが、ずっとピートをビートと読み間違えていた。

  • 有名なSF作品で、楽しみに読み始めたものの、そんな面白いかなぁと感じてしまった。古い作品だし当時の作品と考えれば恐ろしい想像力だとは思うのだけれども。

  • ある映画を見に行った際、予告編でこの小説を原作にした映画が上映されることを知った。予告編に興味を持ち、どんな小説か気になったので手に取った。

    予告編からはあまり想像がつかなかったが、本格SF小説だった。これまでSFはほとんど読んでいなかった(しいて言うなら星新一くらい)が、主人公が技術者なのもあって、共感を覚える場面が多く引き込まれ、すぐに読み終えてしまった。

    主人公の感情や場面が強引に切り替わるのでちょっと読みづらかった。昔の小説って感じ。

  • 買ってずっと積ん読だったけれど、山崎賢人主演で映画化と知り慌てて。
    大好きな作品になった。
    自分が生まれる前に書かれていて、主人公は紀元2000年を見てみたいという。その時点がもう私にとっては20年も過去なのに、そんな中コールドスリープやタイムマシンでまた未来や過去に。楽しかった。

  • 主人公に災難が降りかかって以降は面白く飽きさせない内容になっており、1日で読みきってしまいました。

  • コールドスリープと時間旅行と、猫。
    猫にご飯を与えてる描写で「え、それを食べさせるの!?」みたいなシーンがあって、そこにだけやたら時代を感じてしまった。

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