- Amazon.co.jp ・電子書籍 (383ページ)
感想・レビュー・書評
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1957年に書かれた1970〜2001年が舞台のSFで、レトロな未来の描写がなかなかノスタルジックでいい感じでした。過去から未来を変えてしまったり、過去のもう一人の自分とのニアミスしたり、タイムトラベルの醍醐味が楽しめるSF小説だと思います。ハメられてどん底に落ちた天才技術者ダニィは果たして一発逆転できるのか? ダニィの愛猫、護民官ペトロニウスが時々、猫好きの心をくすぐります。総じて面白かったのですが、終わり方にモヤっとした罪悪感を覚えました。ダニィさん、ちょっとキモイっす。
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作者の猫愛が伝わってくる。猫好きにはたまらない一作。
ピートかわいいよピート! -
好きすぎてKindleでキープ。
もうこれでずっと持って
いられる。幸せだあ! -
有名な古典という事で読んでみた。うーむボクにはいまいち合わなかったなぁ。SFになれた現時代に読んだからなのか。それを抜いても主人公の私的なことにただ付き合わされた感じが、、、そこに感情移入できるが面白さが変わるかも^^;
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教科書クラスのSF。
コールドスリープとタイムトラベルなんだけど、
”SF”だけでなく、ストーリーもなんかきれいで
読み込めた。 -
Kindle版で再読!やっぱ面白い!
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「夏への扉」(ロバート・A・ハインライン:福島正実 訳)[Kindle版]を読んだ。何十年振りかな?夢中になってSF読みまくっていたあの頃が懐かしい。好みはハインラインよりアシモフだけど、この作品は大好き。アシモフの「銀河帝国の興亡」も電子書籍化してくれないか、amazonさん。
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え、今頃読んだの?とかいわれそうだけど、SFにはほとんど縁がなかったもので。古典的名作、らしい。なんと原作は1956年というからほとんどぼくの生まれた頃の作品だ。舞台は当時からすると近未来の1970年で、主人公の発明家ダンが冷凍睡眠による疑似タイムトラベルする未来は30年先の2000年というから驚く。それをさらに未来の2013年におぢさんが読んでいると(笑)。なので描かれている未来図をどうこう答え合わせしてもはじまらない。筋書きはなかなか考えられていて、ダンが2000年と1970年を行ったり来たりすることで、不思議に見えたことのつじつまがあい、最後にはハッピーエンドということになる。
もちろん、未来から過去にもどるとその当時の自分と二重存在になるので、そのあたりは説明されないままとか論理的におかしいところもあるけれど、50年以上前に書かれた作品ということを考えればあまり重箱の隅を突いてもしょうがなかろう。ダンの性格がうまく書けていて、まわりの脇役とのやりとりもおかしく、今読んでも十分楽しめる。