月は無慈悲な夜の女王 [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 長編ながらも心地よく読み進められる物語の面白さに加え、自分達の世界とこれからを考える想像力を養ってくれる傑作。

  • 月の独立戦争に巻き込まれていくエンジニアのマヌエルと人工知能のマイクの話
    メインの登場人物がみんな魅力的
    家族のあり方もとても面白い

  • 月の独立運動を描いた近未来SF。月は流刑地として、植民地として存在する。地球側は宇宙戦闘艦を保持し、月の武器は地球に穀物を送るカタパルトと人工知能のマイクくらい。そこで、どのように独立を勝ち取るのか、派手な戦争はないが、静かな描写だがダイナミック(えげつない)な戦闘がなされる。人工知能が生身の人間と協力して人々を導く物語は、きっと他にもあるだろう。そして、影響を受けた作品も多数あるだろう。革命の遂行方法など、宇宙時代の政治力学ってこんな感じかなあと思いながら読むと、結構現代物のようにも読める。面白かった。

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