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感想・レビュー・書評
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ホリエモンの人生論。予想以上に良書だった。働き始めて1年目にしてこの本に出会えたのはよかった。フツーに勉強になった。
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1年9ヶ月。堀江貴文は刑務所の中で何を考えていたのか。
本人によるこの著書は、今まで明かされなかった胸の内と、その性格を形成するに至った生い立ち、そして彼なりの働くことの意味について赤裸々に述べられている。
時代の寵児ともてはやされ頂上を極めたかに思えたのもつかの間、証券取引法違反で逮捕されたその天国から地獄への経緯は誰もが知っている。
もう終わりかとも思えた彼が、なぜ再び活動を始めることができたのか?
それは今日本を覆っている、不況や閉塞感、どうせできっこない、などのネガティブな空気を変えたいからだと本書の中で語っている。
またお金よりも大切なものは信用であり、その信用は自分を信じるところから始まると述べているが、以前の著書の帯にあった「お金で買えない物はない」との拝金主義的なイメージと真逆で面白い。
もっともその「お金で買えない物はない」のキャッチコピーは出版社が勝手につけたものだと本のなかで真実を語っている。
過激な発言で誤解されやすい彼ではあるが、本書を読むかぎり彼の働く理由は「お金持ちになりたい」からではなく、あくまで他者の為、世の中のためであることが分かる。
堀江氏の次なる目標は宇宙事業だそうだ。
はたして彼は多くの人から信用を得て希望を叶えることができるのか。
全てを失った彼の、これから一つ一つ積み上げて歩む姿を見て、励まされる人も多いかもしれない。 -
逮捕とかされてからの変化を感じつつもホリエモンらしさの本質は変わらず(いい意味で)なのが感じれた。
相変わらず頭がキレていてストレートな表現でわかりやすくそして、共感する点も多かった。良書でした。 -
電子書籍端末で読了。
共感すること多数。
すべてを受け入れ新たな挑戦へと前を向いている姿に感服します。 -
2013年10月31日初版
堀江貴文 著
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今のホリエモンが思うことを、自叙伝的にこれまでを振り返りながら綴られた一冊。
この人は本当に不器用で、
自分が他者や世の中にどう思われるかに無頓着で、
でもだからこそ自分の道を突き進む推進力を持てて、
何者でもなく自分でいられる人なんじゃないかと。
人が自らの中に持っているバランスについて
ふと自分は考えさせられる一冊でした。
やる気が出る本です。 -
「稼ぐか勝ち」もよかったけど、これも良い。
「働こう」と思いました。 -
堀江氏のエッセイ。 久しぶりのアントレプレナーの自伝的エッセイ。文句なしに良かった。一つ一つの言葉からは、はっきりと著者の経験と確信が感じとれる。 まぎれもなく2000年代の日本を代表するIT人。その仕事と成果は、しっかりと歴史に残る。自分が本著に興味を持ったのは、獄中でもメルマガを執筆し、1000冊の本を読み、次の一手を打っていた著者の行動を知ったから。環境ではない。自分だ。 正直言って、これまでの自分の仕事への意識を反省させられた。得たものは大きい。 「あなたはなんのために働いているのか」
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すごくシンプルで素直な文章。
自分自身、真剣に打ち込めない時期だったため、手にとった
こんな時期に巡りあえて本当に良かった。
読み終えてから素直に「がんばろう」と思う。
自分も「働こう」と意欲が湧いてきた。 -
今の自分にだいぶ刺さった。
定期的に読み返したい。 -
心の中に「好き」の感情が芽生えてくる前には、必ず「没頭」という忘我がある。
↓
まずは自分の手でルールを作ること。
受験勉強から会社経営、それに紙袋折りまで、僕はいつも自分でプランを練り、自分だけのルールをつくり、ひたすら自分を信じて実践してきた。
ルール作りのポイントは、とにかく「遠くを見ないこと」に尽きる。
「今日という1日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、今日の目標に向かって猛ダッシュしていく。
物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。
10の信用があれば、100のお金を集めることができる。
けれども、100のお金を使って10の信用を買うことはできない。
Cf. 「評価経済社会」を唱える岡田斗司夫「ツイッターで100万人のフォロワーがいる人にとって、1億円の資金を集めることは何ら難しいことではないが、1億円の資金を投じても、決して100万人のフォロワーはつくることができない」