世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方 [Kindle]
- 実業之日本社 (2014年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (268ページ)
感想・レビュー・書評
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レジリエンスとは、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」など。
(2014年発刊でもあるので)読むタイミングが悪かったのか、あまり得られるものがなかった。
ただ、類書で改めて読んでおきたいテーマかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感情をコントロールできる強い自己規律:継続的成果、競争に生き残り、長いキャリアで成功
正しい憤慨は偉大な成果を上げる原動力となる。無意識に支配されて悪循環に陥らなければいい。
刺激と反応の間にはスペースがあり、そのスペースをどう生かすかが成長と幸福のカギ。自動的にネガティブな感情や役に立たない反応を引き起こす。
感情的な人:予想外のトラブル起きた時に自動的に反応してしまい、感情だけが先に立つ、思い込みを認知しておらず思い込みが感情を生み出すメカニズムを理解していない
理性的な人:感情が失われた人ではなく、その感情が生まれた原因を即座に理解するスキル。
正義犬:何が公正で正しいかを気にする。自分の意見を曲げず「べき思考」をもつ。「そんなことはすべきでない」「それはアンフェアだ」が口癖。公正でないことは起きた時「怒り・憤慨・嫉妬」の攻撃系感情を生み出す。
思い込み犬を手名付ける「追放、需要、訓練」
・現実を直視
・物事をしなやかに柔軟にとらえる
・合理的な思考を持つ
怒りなどのネガティブ感情にとらわれた心理状態は、失敗や不運な出来事を大げさに捉え、自分ではどうすることもできないと頑固になり、問題を解決しない結果になりがち。
そうではなく、現実を正確に理解し、創造的にしなやかに対応策を考え、合理的なしこをもって行動する。それは結果として前向きな行動、幻想的な楽観性や根拠のないポジティブ思考とは異なる。地に足ついた態度。
悪い失敗:パニックになり思考停止、様々なネガティブ感情の発生、不快なネガティブ感情が過剰に繰り返される、不快な体験につながる可能性のある行動を回避、無力感
歓迎すべき価値ある失敗:アイデアがうまくいくことを証明するための実験
失敗とは学習すること、もっといいやり方を習得すること
強いストレスに直面した時、適応する精神力と心理プロセス
成功のカギは責任。地位ではなく責任 -
hontoでサラリと再読。思い込みの類型と自分の中の犬のパターンの話、すっかり忘れてたな。