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- / ISBN・EAN: 4988113831017
感想・レビュー・書評
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まあ、これでもかって3時間も続くスコセッシ節。肉食の歴史の長い人達は表現もしつこいね。「グッドフェローズ」なんかに描かれたマフィアと何の違いもない。ただ、マフィアは殺される危険もあるけど株屋は最悪ムショに三年だから、マフィアよりいい仕事かもね。
結局実在する主人公も元気にやっているようで、一攫千金の夢を見てすってんてんになった顧客が馬鹿だってことね。
主人公が大して痛い目に合わないところがスッキリしないが、世の中そんなものかもしれない。
しかし、あんな生活羨ましくもないね。
あの会社にも女性社員はいたのに、会社の乱痴気騒ぎに売春婦を呼ぶようなことに異を唱えないとは不思議。女を金やドラッグと同列に扱っている男たちと、一体何が楽しくて、一緒に仕事できるのか、謎。
アメリカは日本より女性の地位が高いと思っていたけど、こういう映画が不快だと思われないとしたら、日本と大差ない。
スコセッシ作品の中では一際不愉快な作品だった。
嬉々としてイカれた人物を演じてるディカプリオも、デニーロ目指さず、もう少し内面の深い人物を演じてほしいものだ。アビエイターの方がましだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多少脚色はしてるんだろけど、実話に基づくと思ってみると、その熱狂と狂喜乱舞は十分楽しめる一作。ディカプリオもいい演技だったなぁ。でも鑑賞後に1番印象に残ったシーンはその熱狂の前。冒頭のランチシーン。あのシーンは最後まで効いてた。
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凄い営業テクと詐欺で大儲けした会社のハチャメチャな生活の話。コメディっぽくって深刻にならずに見られたけど、何も前知識なく見たから、エンドロールで驚愕。
まー凡人には縁の無い世界の話。
もし、金がありあまるほどあったらどうしますか?
その一つの答えがこの映画かなと。
私の知人で、超大手IT系企業の人と関わった人が
「あいつらめっちゃ仕事できるけど、やることむちゃくちゃ。社内で3人と不倫関係とか普通」
みたいな事を話してたのが被ってしまいました。
やっぱり大金の使い道は、多くの人は目先の快楽なのかな・・・?と考えてしまいました。
女、薬、物の所有。
まぁ、遊びも大事ですが…。
万が一自分が大金を手にした時、どうするかを考える切っ掛けになりました。
ま、原発が事故るくらいの確率かな笑
ディカプリオの演技、ハマってました。キャラじゃなさそうなのに、さすが!
なお、実話に基づいた話だそうですが、
実際ほとんどが事実のようです。。
確かにもともと凄い話だから映画にしたんであって、すごい話に嘘を盛ったら逆に面白くなくなりそうですよね。にしてもヤバイ。
http://ameblo.jp/englishsongs/entry-11780737637.html
事実は小説よりなんちゃら。ご利用は計画的に! -
証券業界で上りつめ、薬物中毒の挙句地に落ちる男の話。しょうもない男だなと思いながら3時間見てしまいました。結末もこの男らしくて納得。
非常にアメリカらしい映画だなと思います。レオナルドディカプリオの品のない演技が秀逸でした。 -
ウォールストリートの貪欲さ((((;゚Д゚)))))))
モデルになったジョーダン氏、いまセミナーなんかで人気っていうのが一番たちの悪い冗談みたいな現実。 -
お金を稼ぐ才能ってすごい。
継続させるのは大変なんだね。 -
2015/05/09
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ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化。
ウォール街にひどい奴らがあふれてたのは何もさぶプライムローンの頃に限ったことではなくて、ずっと前からそうだった。とにかく見ててひでーを連発する映画。こういうのにひっかからない為には一見の価値があるかもしれない。
何でもモデルの一人が事実と違うと配給元を訴えたそうで、そりゃそうだろうなぁ。。。 -
テンポが良くて3時間には感じなかったけどR18要素は満載。
酒・クスリ・女のショットの連続。経済事件をテーマにした内容は真面目に描いちゃうと説教臭くなるけどそんなことは全然ない。さすがスコセッシ監督。こいつらイタいだろ?と皮肉たっぷり。
さらに、ベルフォードが出所してコンサルとして復帰するラストシーン。営業セミナーに講師として登場する。聞き入る聴衆たちの顔でエンディング。ここに、この映画を作った自分たちと、観客を皮肉っている。こんなクソでクズ野郎の話を聞きに来るあんたらはなんだ?それをネタに映画を作った俺たちはなんだ?その映画を見ている観客のお前は、正直どーよ?、と。
とにかくハチャメチャだけどおもしろかった。