- Amazon.co.jp ・電子書籍 (157ページ)
感想・レビュー・書評
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自虐的で自分の成功を鼻にかけることをせず、むしろ自分の今の芸能仕事もいつかはうつろいゆくものだと覚悟している、芯があるひとです。キラキラすることに疲れたときに勇気づけられたシリーズなので、本棚においてあるのが目に入ると肩の力が抜けて安心します。
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淡々と日常を綴る日記。
ややネガティブだったりシニカルだったりしますが言葉の選び方や感性が独特で時々心にくる文章があってはっとさせられます。
職業『壇蜜』の斎藤さんが素に戻って日記を書いている、そんな感じを受けました。 -
テンション低めの文章だけど時々ドキッとする記述もあって、最後まで楽しく読んだ
あんまり芸能人のエッセイを読んだことなかったので、テレビに出ていて別の世界に住んでいる彼女たちも1人の人間で、「生活」をしているんだな、と思った(当たり前だけど) -
ドライヤーで髪を乾かしながら、読んでいる。
さらっと読めるけれど、でもこの人らしい文体や視点があって、いい。
シニカルなユーモアと、少しの卑屈さもある。
数行の日記。
日常だけど、どこか自分の視点がある。
ふと感じた些細なこと。
書き留めなければ、忘れてしまうような。
忘れてもいいけど、あとで見返したら、ちょっと嬉しいし、もしかしたら未来につながっているかもしれない日常。
いいなぁと思って、マネして、同じくらいの分量の日記を書きはじめました。 -
私の本棚になかったジャンルの本だが、学内の文庫販売コーナーで発見し、手に取ったもの。著者は周知のとおり、常識の範囲内の人かもしれないが、規格外の人だ。本書はブログの内容が転用されたものでなく、そのフォーマットを模し
た表現方法により、書き下ろされたものだ。題材は、熱帯魚、ツチノコ、チキンラーメンから桃太郎侍、次亜塩酸ナトリウムや自身の存在理由まで多岐にわたり、そしてもちろん幸せの何たるかについても言及している。
また、ホンワカ、フワフワといった感じではなく、軽妙洒脱で引き締まった筆致のため、読み応えがあり、思わず納得したり、ニヤリとしたりすることがある。
現在、第4巻までシリーズ化されている。 -
こんな世の中だから読んだ壇蜜日記
思いがけずワードセンスがよくて楽しく読ませてもらいました -
ユニーク、面白い。文章も上手い。
でも面白いのは、壇蜜が好きだから。 -
文章表現もいいし、鋭い着眼点なんだけれど、読んでいてこっちまで憂鬱になってしまうってゆう……笑
評価に悩む……。 -
日記とはいえ、今日は何々しました、というものではない。ブログとは違うし、the 芸能人、もしくはグラドル!みたいなキラキラ感もない。
本当に淡々とした日常の一言みたいな日記である。おそらく、ファンのために書いたと後書きにあるので、ファンの視線を意識した文章であるとは思うが、語彙や文に、自分のスタイル、センスを持っている女性だな、と感じた。
直筆後書きを見ると、上手!という字ではないが、なんというか味があるし、誤字もなく、お見事でした。 -
壇蜜さんの文体、静かで時々少しシニカルで正直で、とても好き。