エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする [Kindle]

  • かんき出版
4.12
  • (218)
  • (196)
  • (90)
  • (24)
  • (5)
本棚登録 : 2755
感想 : 226
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (320ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 星3.8 尊敬する先輩がおすすめしていた本。自分は非エッセンシャル思考のタイプで全てを完璧にやろうとして結局本質的な結果を得られていないんだろうとこの本を見て感じた。「本当に重要なことは何か?」そのこと以外全て捨ててもいい。迷ったらこの言葉に立ち戻り、この思考に立ち戻ろう。

  • 我々の人生は選択やトレードオフから逃れることができない。そして人生というロングゲームを、本当に大切なものを本当に大切にしながら生きるためには「より少なく、しかしより良く」という思考を自身のコアに置き、「今、本当に重要なのは何か?」と自分に問いかけ続けることだ、というもの。
    選択のためには、選択するための時間や環境や思考が必要になる。人は自分で捉えているよりも多くの負荷にさらされていて、正常な思考をおこなえていない。そのため、時間や環境の確保ができないと感じるのであれば、まずほんの些細なことでもやめてみる。ほんの小さな時間でも何もせずにいるようにしてみる。そしてたっぷりと寝る。そのようにして思考と選択の余白ができれば、あとは捨てる技術と行動の仕組み化の技術を身につけるだけ。のようです。
    自分で選ぶ、という最強の武器。今の世の中その言葉を履き違える人も多いですが、本質が広がって欲しい思考です。

  • エッセンシャル思考とは、必要不可欠なもの以外をそぎ落として本質的な価値に注力する考え方である。
    エッセンシャル思考では、大事なことを見極め、自分の時間とエネルギーを最も効果的に配分して最高のパフォーマンスを発揮するための技術が求められる。
    エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」である。単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、システマティックな方法論である。
    エッセンシャル思考が目指す生き方については、"今、自分は正しいことに全力を注いでいるだろうか? "を絶えず問い続け、後悔なく生きることとされている。

  • 仕事の断り方、集中の仕方、よく睡眠をとりましょうとか、小さなことから積み上げましょうとか、正直どうでもいいノウハウ本。シリコンバレーのコンサルティング会社THISのグレッグ・マキューン著。カンバセーション社のフランク・オブライエンCEOは全社員ミーティングをノンデジタルで週1回開く、リンクドインのジェフ・ワイナーCEOは週に2時間空白の時間をつくる、ビル・ゲイツも年に一回1週間の考える週をつくるとか、実際のノウハウがところどころ入っていたのは面白かったか。

  • 素晴らしいので実践したいので自己研鑽にはげみたい。

  • ・ 自分の求めている上位10%にだけイエスと言う(p.136)
    ・イエスと言うことのトレードオフを意識する(p.171)
    ・ ノーというのが難しければトレードオフ(優先順位)を意識させる(p.176)
    ・地道な成功の積み重ねと、進歩を目に見える形にすることが生産性を高める(p.247, 253)
    ・悪い習慣は、トリガーを見つけて、別の有益な習慣と結びつけてみる(p.262)

  • 「より少なく、しかしより良く」
    成果を得るためには絶対的に必要なことに焦点を絞ってそこに時間を使うこと。ほとんど多くは徹底的に無価値。削って削って削った先に本質がある。何を削るか徹底的に考えること。「絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーである。」

    図書館で借りたけど、買いたい!!手元に置いておきたい!!と思った本。

  • (感想、学び)
    クライアントワークで仕事の優先順位を付けらていない私に対して上司が読む様に勧めてくれたので読みました。

    まずはクライアントと中長期的な戦略に対して即コミットできる形で合意することで、仕事の優先順位を明確にしたい。他にも、捨てる-拒否、選ぶ-バッファ、前進はタスクベースでも生きるはず。


    (要約の要約)
    エッセンシャル思考
    「『より少なく』、しかし『より良く』を貫く生き方」→選択、ノイズ、トレードオフ
    ①見極める
    エッセンシャル思考の人はより多くの選択肢を検討する
    ②捨てる
    他人からのプレッシャーに負けずキッパリと断ることは必須スキル
    ③仕組み化の技術
    努力と根性でやり遂げるのではなく、すんなりと実現する仕組みを作る

    —————————
    「『より少なく』、しかし『より良く』を貫く生き方」→選択、ノイズ、トレードオフ
    「選択」….選ぶことは自分次第
    「ノイズ」….本当に大事なことにイエスと言うために、その他全てにノーと言うこと
    「トレードオフ」…何かを選ぶことは何かを捨てること。何かにイエスと言うことは、何かにノーと言うことなのだ。何に全力を注ごうか?

    ★特に印象的だったところ
    非エッセンシャルな状態
    →差し迫ったものからやる、反射的に「やります」と言う、期限が迫ると根性でがんばる
    How
    ・全部こなすには?ではだめ

    ①見極める『現代人の最優先課題は、優先順位づけをキープすること』
    エッセンシャル思考の人はより多くの選択肢を検討する
    ・孤独→考えるための余裕を作り出す、集中せざるを得ないための環境を作り出す
    ・洞察→大局を見ながら不要な情報をフィルタリングする。それがどう言う意味を持ち、なぜ重要なのかを理解する。
    ※話を全部聞かない
    ・遊び→脳の高度な機能を活性化するために必要
    ・睡眠→1時間の眠りが数時間分の成果を生む
    ・選抜→90点未満は切り捨てる。「これしかない」と思えることをえらぶ。

    ②捨てる
    ・目標: 最終系をかなり明確にするではなく『完全に』明確にする。一つの決断により、今後のあらゆる決断を不要にする。達成をどう判断するか、が必要。
    ・拒否: 大切なことを知っていれば断ることができる。上手にノーと言うことができる人を尊敬する。
    ※ノーと言うコツ
    ・判断を関係性から切り離す
    ・直接的ではない言葉を使う
    ・好印象よりも敬意を手に入れる
    『曖昧なyesはただの迷惑』

    断り方のレパートリー
    ・とりあえず黙る
    ・代替案を出す
    ・肯定を使い否定する

    ・キャンセル: 持ってないフリをする、失敗を認め成功に向かう

    ・編集: 良くするということは何かを削ること

    ・線引き:境界線を引くことで本当の力を発揮できる

    ③仕組み化の技術
    努力と根性でやり遂げるのではなく、すんなりと実現する仕組みを作る
    ・バッファ
    『確実に言えることは世の中に確実なことはない』、非常に恵まれたケースを前提として予定を立てがち。そもそも人間は短く見積もりがち。なぜ短く見積もりがちか?→良く見られたいから、
    ・削減
    仕事を減らすことによりより多くを生み出す

    ・前進
    【早く小さく始めて最小限を積み重ねる】
    ※欲張れば欲張るほど動きが鈍くなるため
    人間のモチベーションに対してもっとも効果的なのは前に進んでいるという感覚、日々のささやかな進歩こそがやる気を引き出す。

    ・習慣化
    本質的な行動はさを無意識化する
    →正しい習慣がクリエイティブを生む
    行動を引き起こすトリガーを知る
    「難しいことから先に取り組む」

    ・集中「今何が重要かを考える」



  • これまでの生き方が
    典型的な非エッセンシャル思考だと気付かされました。

    自分は周りに比べ
    まだまだ活動量も成果も足りない……

    タスクを「より早く」「より多く」
    こなすことばかり考えてました。

    しかし違いました。
    自分で検討し、厳選する。

    スポットを当てコミットして、
    より大きな成果を出す。

    無駄を削ぎ落とし
    何が重要か?本質を据える。

    仕事のとり方、
    生き方も変わってきそうです。

    実際この本を読み、
    仕事を選び
    断るようになりました。

    そして自分の中で何が重要か?
    優先順位を付けたことで
    自分の選択もはっきりと
    自信を持って判断できるようになりました。
    (前ほど断ることに、罪悪感も薄れてきました)

    皆こういう(本質的な)生き方が出来たら
    クオリティも幸福度も上がるんだろうな。






  • 非エッセンシャル思考に自分が当てはまりすぎて心に刺さった。

    上手に断り、本当に必要なことだけしていく。
    トレードオフの考え方を身につけていく

全226件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「2021年 『エフォートレス思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

グレッグ・マキューンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×