エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする [Kindle]

  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • 副題である、「最小の時間で成果を最大にする」ためには、やはり一意専心なのだと思う。
    やるべきことが明確であれば、道を見失うことはない。

    本から得られることって単純だけど、なかなか実践してみようと思わないことだったりとか、元々本当にそうなのかなと疑っていたものも多かったりする。
    それを、著者が時間的コストをかけて作り、自分が金銭的コストをかけて購入した本という中で改めて触れることで、自分の価値観の構成要素になったりするんじゃないかと思った。

  • (考え方)大事なことは少ない、何を捨てるべきか?
    (行動)本当に重要なことを見定め、それ以外は断る、障害を取り除いておく
    (エッセンシャル思考とは)
    1.選択
    やるものを自分で選び取る
    2.ノイズ
    大多数のものごとが不要なので、決定的に重要なことだけをとる
    3.トレードオフ
    何を選び、何を捨てるか。
    (見極める技術)
    4.孤独
    考えるための余裕をつくりだす
    集中できる状況におく(オフライン)、毎日空白の2時間(本質的な問題を考える)
    本を読む時間をつくる(1日の始まり20分間古典を読むnado)
    5.洞察
    シグナルを探す、語られないことに耳を傾ける、情報の本質をつかむ
    ジャーナリストの目(日記、現場を見る、逸脱は?、問題を明確か)
    6.遊び
    遊びを重視、遊びは本質的
    7.睡眠
    8時間睡眠、睡眠は創造性、効率性を高める
    優先順位づけの能力をキープすること
    8.選抜
    90点未満は採用しない
    上位10%だけにイエスという、まさに自分が求めていることだからやる
    (捨てる技術)
    9.目標
    本質目標を決める(具体的かつ魅力的で、測定可能。ひとつの決断でその後の無数の決断が不要になる。)
    10.拒否
    ノーという(きっぱり上手に、本当に重要なことしか引き受けない)
    関係性から切り離して判断する。やんわり断る。トレードオフに目を向ける。相手が何を売り込っみ、自分は何を失うのか、合理的な判断。好印象より敬意を手に売れる。
    断り方のレパートリ(沈黙、代替案、予定を確認して折り返すという、どの仕事を後回しにしますか?、冗談めかして断る、肯定を使いつつ断る、別の人を紹介する)
    11.キャンセル
    すすんで損切りをする(もったいないを克服する、第三者の意見を聞く、ゼロベースで考える、5秒待って言う、やめてみて不都合があるかたしかめる)
    12.編集
    不要な細部は切り捨てる、良くするには何かを削る、
    編集の4原則(削除、凝縮、修正、抑制)
    13.線引き
    境界線を引く、ノーと言わなくてもいいようにあらかじめルールを設定する、
    面倒くさい人たちと一線を画す(他人の仕事を横取りしない、境界線を引いて自由になる、難しい相手とは規約を結ぶ)
    (しくみ化の技術)
    14.バッファ
    最悪の事態を想定する、準備と計画に全力を注ぐ、見積もりは1.5倍で考える、
    15.削減
    本当の障害を取り除く、
    成果を明確にする、ボトルネックを特定する、邪魔なものを取り除く、
    16.前進
    小さく始めて大きな成果を得る、地味でも着実に勝ちに行く、
    17.習慣
    正しい習慣を通じて自然に達成する、重要なことをやるのが普通の状態
    行動を起こすトリガーを知り、新しいトリガーで有意義な行動を起こす(携帯電話の隣に日記帳を起き、充電の際、数行書く)、難しいことから取り組む、曜日で変える
    18.集中
    今何が重要が重要か考える、未来を抱えない、優先順位をつける、マインドフルネス
    19.未来
    エッセンシャル思考で生きる、
    シンプルな人生(迷わない、todoを減らす、流されない)
    20.エッセンシャル思考のリーダーシップ
    チームのパフォーマンスは目的の明確さに大きく左右される、
    (方針は少なく、人材の選別にこだわる、一つを選ぶ、メンバーの特性を知る、耳を傾ける、審査な進歩)

  • 「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というパーキンソンの法則に自分を含む多くの労働者は支配されているように感じるが、その理由には本書で語られているエッセンシャル思考の欠如も関連しているように思った。
    目的が不明瞭な状態では、仕事は作業に成り下がる。目的を明確化することで基準がクリアになる。これに準拠しない仕事は断ればいい。とにかく、いま大事なことに集中する。本書の主張は極めてシンプルだった。
    周りの要望に応えようとするが余りに仕事量が肥大化し、いつの間にか自分ではなく他者の時間を生きてしまいがちなように思う。ふと立ち止まって、一人ひとりが本当に大切なことを考える時間が必要だ。

  • 「編集の4原則」・「WIN(What's Important Now)」・「FCS:フォーカス」などの覚えやすく実践しやすいコンセプトが詰まっており、行動を変えるきっかけを与えてくれた。

  • 自分を律する近道
    たった一つの必要なこと

  • 色んな方がおすすめしていたので、本書を手に取ってみました
    エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」行う思考法です

    エッセンシャル思考を実践するためには、見極める、捨てる、仕組み化する、の三つの行動が必要

    私の場合、まず反応する、貯める、ダラダラ続ける、でどんどんと自分の時間が無くなってパンクするタイプです

    性格的に、捨てる、のは難しいので、まずは、目的に必要なもの見極めることと、仕組み化する事を手がけてみようと思います

    この本自体、ボリュームも少なく、分かりやすく、テーマに本質を伝えており、まさにエッセンシャル思考な本だと思いました

    私の感想文は、エッセンシャル思考ではありませんが‥

  •  自身の仕事の効率を上げたい人が読む本である。仕事をやった気になってしまっていることに気づける。
     オーディオブックで視聴。

  • 重要な少ないことにのみ集中せよ
    それ以外は無駄だ
    無駄なことは徹底的に排除せよ
    少ないこそ正義

    みたいな内容がエピソードと共に永遠と書かれています。
    現代の膨大な情報に圧倒されて物事が手につかない人におすすめされる本

  • たくさんの選択肢の中で、一つに絞ることができるのか、他の人のお願い事をなんでも聞いていないか、効率よく仕事をすることを優先していきたい自分にぴったりな一冊。

  • 「やらなくては」「どれも大事」「全部できる」の非エッセンシャル思考を抜け出し、自分のとって本質的な仕事を十分にマージンを取って高い品質で仕上げることを目指す。
    日本の企業では仕事を断れないし、自分には無理だ、でしょうか。
    最近、日本の企業も自律した人材を求めており、案外遠くない将来に、当たり前の考え方になっているかもしれません。

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著者プロフィール

◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「2021年 『エフォートレス思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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