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- / ISBN・EAN: 4988105070622
感想・レビュー・書評
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ある朝、校庭で発見された生徒の死体。警察は自殺と断定するが、後日、大出俊次らによる殺人だと訴える匿名の告発状が届く。
学校の対応が後手となる中、藤野涼子は自ら真実を暴こうと立ち上がる。
宮部みゆきのベストセラーを映画化したミステリー前編。
告発状を送った生徒の意図、柏木の自殺の真相究明をめぐるそれぞれの生徒の思惑、事件を隠蔽しようとする大人、告発者の樹里が事件の時に見たものは、アトピーが原因でいじめにあう樹里などの生徒の心情や葛藤を絡めて、後編の学内裁判に続く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クリスマスの朝、雪が降り積もった中学の校庭で一人の生徒の遺体が見つかった。
警察の捜査で自殺とされるも、いじめによる殺人だと訴える生徒の出現により、事態は事態は一転する。
事件の真相は・・・
宮部みゆき原作の小説の映画化。
2時間枠で収まらなかった、ということで後編の裁判編に続きます。
大人はベテラン俳優が揃ってますが、メインの学生役に棒読みが目立つのが気になりました。。。
後半の裁判編を観るのを楽しみにします。 -
色々とひどすぎる…。原作のせいか改変のせいか不明だけどストーリーはツッコミ所だらけだし、演出意図もよくわかんないし…。
途中から「裁判をしましょう!」って流れになるのにポカーンとしてしまった。え、いじめがあったことをまず訴えるのが普通じゃないの?なぜ裁判が必要?(自殺か他殺か以前に、いじめを教師が把握していた描写がそもそもない)
途中でとある登場人物が亡くなるけど、「ふたりも死んでるんですよ!」いやいや、そいつが死んだのただの事故やん…。
映画を観てる人には、手紙を出した人が誰か最初からわかっているから、そもそもミステリではなくてドラマ。(倒叙ミステリとかはあるけど…)誰が出したかわかってるなら裁判とかせずに人間関係から改善せえよ!
あと、時系列の描き方がよくわからない、謎な演出が多い。幻影なんだか幽霊なんだか。
主人公の苗字が何に変わったかが気になって冒頭を見返したが、ここは原作から改変されてるらしい…うーん。
いちばん怖いのは永作ちゃんなんだけど、あまりにサイコパスすぎて最後の方はギャグとしか思えなくて爆笑してしまった。てか永作ちゃん本人も笑ってるように見えるんだが笑。
バイオレンス描写は好きなんだけど、バイオレンスのためのバイオレンスになってて必然性を感じなかった。
これ、ちゃんと後編でまとまるんだろうか…。 -
中学生の自殺からストーリーは展開されていく。
全編は「事件」とのサブタイトルがあるとおり、良くあるストーリーかと思いきや、後篇への前振りとしての意味もあり、連続して後篇を観ずにはいられなかった。 -
1990年クリスマスの朝、同級生の柏木君の遺体が発見された。自殺か他殺か第一発見者でもある主人公は学校内裁判を開くことにする。
原作は未読。
この前編は学校内裁判を開くまでを見せているのですが正直つまんなくて観るの苦痛でした。
学校の屋上から転落死した柏木君を警察は自殺と断定していたが告発文が送られてきたことで他殺の線も出てくる。
この辺りまでは面白く観れてたんですが、その亡くなった柏木君の回想シーンでう~~~んとなりまして・・・
主人公を口先だけの偽善者と柏木君が非難するシーンがあり、それはいじめを見て見ぬふりをしたから言われたんですが瞬時に君も助けてへんやんとツッコミました。自分のことは棚に上げてまあ言う言う。
この辺りからなんだか冷めちゃいまして・・・
ただ後編で柏木君の死の真相がはっきりすると思うので、ここまで観たので後編も観てみようと思います。 -
どうなるんだ?どうなるんだ?と気になる反面、いやどうでもいいなという気持ちが後半につれどんどん高まっていく。役者の背伸びした演技と、技量不足、これが映画の質を下げに下げて宮部節のくさいセリフが合わさったらどうなる?こうなる。
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キューバ行きの飛行機にて。号泣。
隣のアジア系カナダ人に、ティッシュを差し出される。 -
中学生たちが素晴らしかったです。
眼に力のある子役、言葉に力のある子役が溢れていました。
私が好きなのは、松子ちゃん。凄く味があって、見ているだけで微笑ましくなる感情豊かで心優しい素晴らしい中学生だったと思います。
神原くんは、子供達の中で飛び抜けて舞台慣れした美少年すぎて逆に浮いていたのですが、それによって同世代の子から一目置かれるミステリアスさがよく出ていて、それにも感動しました。
そして何より、映画の前編として秀逸な終わり方だったと思います。
劇場を出て、すぐにでも後編を観に走り出したくなるような、後編への期待や魅力を存分に引き出す終わり方にワクワクしました。 -
WOWOWドラマをすでに見てた。
充実のキャスト。面白かった。
藤野涼子
板垣瑞生
佐々木蔵之介
夏川結衣
永作博美
黒木華
小日向文世
尾野真千子
田畑智子