ハリー・ポッターと炎のゴブレット: Harry Potter and the Goblet of Fire ハリー・ポッタ (Harry Potter) [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (1033ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781781101544

感想・レビュー・書評

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  • 三代魔法対抗戦の話がメイン。

    出たくもなかったのに試合に引きずり出されたハリーだったけど、
    試合のために勉強していたことで
    後半に活かされてくる魔法が多くあって、
    つまり、伏線の多さに脱帽です。

    後半が、あの方の復活からもうきつくてきつくて。
    こんな運命をハリー1人に背負わせないでよ、
    と思ったら、ロンのお母さんが私の代わりにハリーを抱き締めてくれた。

    ダンブルドアがかっこよすぎた。
    ダンブルドアの指示で動き出す魔法学校陣営、
    スネイプ先生、このあとめっちゃかっこよくなる疑惑!


    4巻目にして無視できない和訳「セールス魔ン」が出てきて笑ってしまった。電子書籍版は明らかな誤訳は修正されているみたいだけど、相変わらずひどい日本語が多くてもったいない。

  • 毎度のことだが、新学期始まる前のダーズリー家のやりとりは面白い。
    ダーズリー父はあんなに憎んでるのにちゃんと面倒見てるのはエライし、ハリーはダーズリー家に対して結構攻めてるなと思う。

    続きは読んでから書く。
    今読み終わりました。

    やはり後半90%あたりから、すごかった。それまでは、主人公だから都合よいストーリーだろうねとか、魔法使いだからこうなんだろうねとか、そうみてたのですが。

    もともと「このミス」とかどんでん返し的な小説が好みなので、面食らいました。甘くみてました。
    1.2までは「ファンタジーかな?魔法使えるもんね〜」くらいに思ってて、3で切なくて悲しくて、面白くなってきたなとハマってきて、4作目のこれでやられました。

    読んだ後、決してハッピーエンドとは言えないのに満たされた感があったのは、きっと期待以上の内容だったから。

    この先もっと面白くなってくれるのだろうか。
    今更だけど、本当に読んで良かった。

  • この長い物語の後半につなぐ巻。主人公たちに暗い影を落とす幕切れに、初読の際は暗たんたる気分になりました。再読すると、当時、見落としていた幾つかものエピソードを再発見すると共に、ダンブルドアのハリーたち子どもを思いやるひとこと一言にに深く感動しました。

    シリーズ最高傑作はこの巻だと思います。

  • audibleにて

  • 本と共に映画も楽しみました!
    映画はだいぶ端折られていましたが、本の世界が映像になって観られる喜びはありました。
    迷路でのセドリックとのやりとりをみて、
    やはりハリーはスリザリンではなく、仲間思いで勇敢なグリフィンドールだなってことがわかりました。




  • 面白かった。説明のための長広舌の独白が何度か出てきてワロタ。小説ならでは。真実薬を使った点は違和感がないが、他のシーンを実際にリアルで台詞で話すには無理がありすぎる笑。読み物としては面白い。小説で読むとハリーの人物像がとても親しみやすくて、苦手だった映画とは違って好きになれるし応援したくなる。不可解な展開も丁寧に解説されるのですんなり飲み込める。
    クィディッチワールドカップの描写がよい、映画で見ているのだけれど、そのイメージが浮かび上がる情景描写。 ここから倍くらい長くなってきたけど長さが嬉しいと思うくらい濃密で刺激的。次から次へと色々なことが起きて面白い。

  • 長いですが、後半はミステリー・ホラーの要素が強くなり、面白くて最後まで一気読みしました。
    小さい子が読むにはちょっと怖いかもしれませんが、中学生くらい〜大人が読むにはオススメです。

    「納得してからこそはじめて受け入れられる
    受け入れてこそはじめて回復がある」
    というダンブルドアの言葉がとても印象に残りました。

    黒幕は誰なのか?推理しながら読むのが面白いので、ネタバレなしで読むことをオススメします。

  • おっもしろ……!!!
    ハリーとロンが喧嘩してしまうのは辛かったけど、途中で仲直りできて嬉しかったし、ロンとハーマイオニーに恋愛模様が見え始めたのも可愛い!

    ポートキーで墓場に飛ばされてからのシーンは、読んでるだけでも情景が想像できて怖すぎた。
    バグマンはハリーが勝つとゴブリンと賭けをしていたから、ムーディ(バーティークラウチジュニア)は優秀なデスイーターとしてヴォルデモートに認めてもらうために、それぞれハリーに協力的だったのか、と理解すると面白い。

    ハリーが抱えるものがあまりに大きすぎて、ハリーがウィーズリーおばさんに抱きしめられて泣くシーン、読みながらうるっとしてしまった。。

  • 作者(ダメな)おっさんの描写うますぎだろ! とつい膝を叩いてしまった。
    厳格すぎるバーティ・クラウチと雑だけど明るいバグマンの対比など見事だと思った。結局どっちも身を滅ぼすのが面白い。
    とにかく今作はいくつものストーリーラインが並行して進むみ、最後までハリーがそれに気づかないというストーリー構成なので、読み直すほどに発見がある傑作である。

  • 三大魔法学校対抗試合の選手に選ばれたハリー。3つの難題をこなし、友情をはぐくむも悲しい結果も待っていた。ヴォルデモートの復活。信頼していた先生の裏切り。このくだりいる?長いよ~、と思いながらワールドカップや授業の場面を読むんだけれど、全て繋がっている。子供の行動範囲の世界観なのに壮大でどんどん面白くなっていく。すごいな~。でも物語としてはやっと折り返し。3巻目の感想に続き、やはり長いなぁ……。

  • パーシーの面倒くささがすごい…。

  • 第3巻までは映画公開前に読んでおり、20年近く経ってようやく再読し始めたのがこの4巻から。

    あれ、こんなに描写がざっくりだったっけ・・?と思うくらい、人間の描写はかなり手を抜いているが、その分物語の疾走感は映画よりもある。というか、そもそも映画的な作品なので、映画がダイジェスト版みたいになってしまったのは仕方がないのかもしれない。

    全7巻の間をつなぐ本作では、いよいよ「名前を呼んではいけないあの人」が復活し、物語が大きく動き出す。映画では一番のお気に入りだった不死鳥の騎士団が楽しみ。

  • 長かったけど、後半は夢中になって読めた。
    ネタバレを先に見てしまったのが残念。
    ここからの展開が楽しみ。

  • 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(J. K. ローリング : 松岡祐子 訳)を読んだ。
    
いやー、これは面白かった。
しかもお終いのところで少し泣いてしまった。
    
主人公たちもちゃんと成長していて、今まさに思春期真っ只中という感じ。(ヒューヒュー!)
『真の勇気とは目撃者のいないところで試される』みたいなことを言ったのは誰だっけかな。
あー、でも私が言いたいのとはちょっと違うな。
    
まあとにかく『セドリック・ディゴリー!』だな。

  • シリーズ4作目。学校対抗試合がメイン。導入から主人公補正…とややうんざりしながら読んだのですが、話は面白くて止まらないんですよねぇ…。

  • ここまで、魔法学校はホグワーツしかないのかと思っていたが、実は他国にもあり、ハリーのホグワーツでの4年目のこの年は、三大魔法学校対抗試合という一大イベントが開催されることになる。

    色々新しい登場人物が出てくるが、シリーズ史上初めて、ハリーの友人の死が描かれたのがこの作品。ただ、魔法学校という教育機関でありながら、優勝者には多額の賞金が送られることや、今までなかった他校とのイベントをいきなり開催する等、話として強引な設定が目立つのも確か。7年という学校生活を描かなければならない故の、中だるみな作品と言えなくもない。


  • ハリーポッターは、数百年ぶりの三大魔法学校対抗戦で、年齢制限があったにもかかわらず代表者になってしまったのだが、それはヴォルデモート復活のための罠だった。


    ハリーポッターは、三大魔法学校対抗戦で予期せず代表に選ばれてしまう。
    色々な人の助けで、課題をクリアし、最後の課題の前にはもう1人のホグワーツ代表と同率一位となる。
    最後の課題で炎のゴブレットを掴むと、墓場に移動させられ、ハリーは血を取られ、ヴォルデモートが復活してしまう。
    ヴォルデモートの手先が先生としてホグワーツに侵入しており、ハリーが一位になるよう手引きをしていたのだった。

    炎のゴブレットから死人が出たり、不穏な空気になっている。映画も見たけど、小説読まないと分からない部分が多いと思った。クラウチJr.のところとか特に説明がないとわからない。バグマンは普通にカス野郎だった。

  • 物語が加速していくのを感じる。とりわけ後半の畳み掛けるような展開がページを捲る手を早める。
    ハリーが感情をコントロールできず、孤独感を覚えていく様が、読者としては、成長する思春期の子どもを見ている感覚に重なってくる。

  •  ここまでは前に読んでいたんだよね。ハリーが、学校対抗の勝負にイレギュラーな形で参加すること、それに最終的に同じホグワーツから出た彼がどうなるか、というクライマックスも覚えていた。それはそれとして、このあたりから加速度がついて引き込まれていったんだよね。面白い。全7巻のうち、4巻が真ん中。これを書いている短段階で6巻まで読了しているんだけど・・・この巻って、ひとつの分かれ目だったのかもしれないな。ここまでは、ある程度、ヴォルデモートとの戦いを背景にしつつ、魔法学校ホグワーツでの学校生活も楽しかったもの。ここから先も、そういう場面がないわけじゃないんだけど、やっぱり影が濃くなっていくから。この巻ですでに、そおいう面は出ているにしてもさ。学園物としての、ひとつのクライマックスだったのかもしれないな。

  •  今回に限っては、映像版の方が好みでした。
     段々とエスカレートする校内でのハリーの孤立感。映像版の何倍も長く、さらに具体的。このような様子は文章で説明される方がよりリアルで寂しい気分になりました。そのような様子が約半分ほど描かれており、途中何度も挫折しそうになりました。
     さらに一番の目玉である例のあの人の復活シーン。文字で何行にもわたって解説してあるよりも、たった一コマ数秒のワンシーンの映像版の方がインパクトは強かったです。
     今回もヘビー級でしたがなんとか読了できました。回を増すごとに内容が濃くなる、、、ハリーポッターの世界は本当に奥が深くよくできていますね。

  • 意外な人が最終的に入れ替わられていたということがわかり面白かった。

  • ハリーの第4作。これまでの3作とはだいぶ様子が違って、ダーク・ファンタジーの様相を帯びてきた。本書のタイトルになっている「炎のゴブレット」とは、三大魔法学校対抗戦の選手を決める魔法具。本来は1校につき1人だけが選ばれるのだが、立候補していないハリーがなぜかホグワーツからの2人目として選ばれてしまう。
    第3試合まで行われるこのイベントと、ヴォルデモート復活に暗躍する裏組織、さらにハリーとハーマイオニーの淡い恋等々、盛りだくさんの内容だ。
    正直、これまでの中で一番おもしろかった。伏線も見事に回収されているし、物語の厚みも増している。

  • ハリー・ポッターシリーズ第4巻。
    今回は三大魔法学校対抗試合のお話。
    この辺りから、それほどテレビで何回も放映してないから、ちょっと新鮮な気持ちで読めた。
    そしたら、また映画版が見たくなって来てしまった…!
    *
    この巻くらいから、映画も小説も怖くなり始めるよね。
    闇の印が打ち上がった瞬間はゾワッとした記憶が。
    そして映画見た時も思ったけど、屋敷しもべ妖精は案外強いよね!
    色んな魔法使える。
    今回、原作読んで改めて確信した。
    *
    *
    先週と今週は金ローで『死の秘宝』P1とP2。
    今週も見なきゃだわ!
    そして、ファンタビも始まる!
    これも観に行かなきゃ!
    忙しいな!

  • シリーズ4作目。
    他の魔法学校との対抗戦がメイン。
    ハリーは代表選手になれる資格がないにもかかわらず誰かの陰謀によって代表選手になってしまう。
    数々の試練をみんなの協力によって乗り越え、ライバルを倒し優勝するがそれこそが例のあと人の罠だった。
    いつもハリーは大変な目にあってかわいそう。

  • 三大魔法学校対抗試合がメイン。ハリーもお年頃で恋愛関係も混じってくる。ラストで宿敵の復活や死者が出たりと、物語がシリアスな方向に向かっていく。

    セドリック、クラム、フラー、クラウチ、マッドアイムーディー

  • 年齢制限で出れないはずのハリーが周りの協力を得ながら、学校対抗試合をクリアするところは面白かった。
    ハリーが選ばれたことでロンと仲が悪くなるが、仲直りをして良かった。
    最後に優勝杯を手にしたことで、全てはヴォルデモート復活の計画だと判明。
    ヴォルデモート復活を目にしたハリーがそれでもヴォルデモートに戦い、なんとか危機を脱してホッとした。
    でも同じホグワーツの生徒が死んだのは、痛ましかった。
    ハリーの両親の姿を目にして、ハリーがヴォルデモートに立ち向かう姿は良かった。
    復活したヴォルデモート。
    これからの戦いが気になる。

  • 他校との対抗試合に出ることになったハリー。
    様々な苦難を乗り越え優勝するが、最後にゴブレットに触れたとき、ヴォルデモートの元に飛ばされ復活を目にすると言う最悪の事態に陥る。

    もちろん対抗試合にの話も面白いのですが、今回の隠れた主役はロンだと思います。

    いつも有名なハリーの影に隠れて日が当たらないといじけてしまう気持ちもわかりますし、あまりに近すぎて気がつかなかったハーマイオニーの魅力にもちょっとだけ気がつきます。

    彼らが今後どんな成長を見せてくれるか楽しみです。

  • シリーズ4作目。仇敵のヴォルデモートが復活。ホグワーツ側にも犠牲者が出てしまい、重い展開に。ここから仇敵ヴォルデモートとの戦いが始まるのか?。児童書にしては、ハードすぎるな。この展開。この作品だけは映画でも見ていないので、話がどうなっていくのか興味を持ちながら読むことができた。ともかく間を置かずに「~不死鳥の騎士団」も読んでいきたいと思う。

  • 話の範囲が広がって、面白くなってきたという印象。その後どうなるのか、というのがここで気になって盛り上がるなあと感じた。

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