ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部: 舞台脚本 愛蔵版 [Kindle]
- Pottermore Publishing (2017年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (437ページ)
感想・レビュー・書評
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あくまで台本なのでト書き形式なのが読みづらさはあったけど、さすがのJ.K.ローリング。あっという間に引き込まれて、映像が頭の中で再生されるような感覚だった。
ハリーポッターシリーズの良いところは、ハリーが完璧な魔法使いではなくて等身大の少年であるという点なので、大人になっても彼の未熟さが全面に出ていた点ではある意味良かった。これは映画版のハリーというよりローリングが描いたハリーらしいというか。むしろマルフォイの方が何倍も大人だった。
今作で主人公はアルバスだけど、より主人公らしく感じられたのがスコーピウスなのも良かった。マルフォイは子育てをきちんとしたようでほっこり。どんな人物になるかは寮なんて関係ないね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハリーポッターシリーズ読み返したので、その流れで拝読。
ハリー達というよりも、ハリーの次男とドラコの息子の友情物語だった…そして二次創作を読んでるような感覚だった笑
公式のハリーポッターシリーズ最終巻ともいわれているけど、舞台脚本だしやっぱり別のパラレルワールドのように感じてしまう。
そもそも、物語の中で「もし、あの時違う選択がされていたら」というパラレルワールドをいくつも体験する事になったので、あながち間違ってない…?笑
舞台脚本だからしょうがないとはいえ、やっぱりちょっと物足りなさがあった。
ただ、ドラコの人生に救いがあって良かった…
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ハリーとジミーの子とマルフォイの子はイタズラ好きで仲良し。その子たちのためにハリーとマルフォイが協力し合うのには驚いた!
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英語版を読み終わったので読んでみました。
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ハリーの父として息子にどう接するかが、ハリーポッターシリーズでは新たな見どころです。
海外の作品はその国の文化や風習も垣間見られて日本との違いを噛みしめることが多いですが、親の悩みは国に関係なく同じ何だなぁと思いました。息子は大事で守ってあげなければと思っているのに、その息子に思わず暴言を吐いてしまう父ハリー。父の名声が重い息子アルバス。子は親を選べないし、親も子を選べない。
また、ホグワーツ時代は常にいがみ合っていたドラコの本作品での立ち位置も魅力的でした。息子を救うため行動を共にしますが、ハリーと協力する様子はドラコも大人になったなぁと時の経過を感じました。
※原文で読んだので解釈が誤っていたらゴメンナサイ -
他の方が書いてあるように、やはり脚本となっているので最初は読みにくかったが、後半は普通に引き込まれてどんどん読めた。
ハリーポッター最終巻のその後の物語。
ハリーポッターの時はヒーローであったハリーが1父親として奮闘する姿と、コンプレックスを抱いた息子の成長物語。
ハリーポッターの時はスネイプが影の主役だったように、この物語の影の主役はマルフォイ親子だと思う。2人のキャラクターがとても魅力的で、またマルフォイの本音を知ることができて、ハリーポッターへの味方も変わった。
舞台も観たがとても良かった。やっぱりハリーポッターは大好きだ。 -
小説ではなく舞台の台本なので、読みづらさは確かにありますが、読むうちに気にならなくなるほど面白い!
ハリポタ全巻読んだのに呪いの子は読んでないんですか!?読んだほうがいいよ!!
炎のゴブレットを読み返してから読むともっと話が入りやすいと思います。
大人になった彼らと、
彼らの息子たちの青春と、
【ネタバレ】と【ネタバレ】と…
舞台も観に行きました。とてもよかったです。