- Amazon.co.jp ・電子書籍 (391ページ)
感想・レビュー・書評
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最初に二人が出会ったときのこの一節はちょっと響いた。「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまったとも言える。」
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あいつが許せない
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大人の恋、作中でも時間が長く経過するので登場人物の選択に驚きながら、年を重ねることの深みを感じられる。
美しいラストシーンのあと、二人はこころから語り合う、そのあとの事は描写がないが、皆幸せであればいいと思う。 -
微妙に浮世離れしてないか?
ギターの音色程澄んではいないと思うけどな -
ラストは胸がいっぱい。
共感できる想いがちりばめられている。 -
自分自身が音楽の教養も知識もないことでこの物語の大切な部分を十分に理解できないもどかしさと戦いながら、一気に読破してしまった。ぐっときます!
二人と同年代でもあり、ある程度の人生経験を踏んできた自分にとって
なかなか結ばれない聡史と洋子の人生にやきもきしながら
でも僕は信じたい
この恋焦がれている二人が過去にたった三度しか会ってなくても
運命のいたずらで交わらなかった二人の人生のレールが並行に続いていってしまうとしても
人は魂の結びつきを感じ自分の人生を豊かにしてくれる人の存在があれば
きっと強く生きていけるということを
そんな素敵な存在に出会えた二人に嫉妬してしまいます。
素晴らしい天気のセントラルパークの池のほとりで
二人が5年の歳月を昇華している姿を想像しながら
目頭が熱くなりました。
是非、ご一読を。