傘寿まり子(1) (BE・LOVEコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • お年寄りがいつの間にか肩身が狭くなる……辛い…とてもリアリティだったのにラストが漫画だった(笑)2巻どうしようかな~

  • 家もないのにノラ猫を拾って、漫画喫茶に持ち帰るとか、他人に迷惑かけ過ぎでしょ。
    衝動的に動きすぎる主人公にめっちゃイライラして楽しめない。
    家出についてもいきなり家を出ずにまずは家を探しすれば良くない?

    高齢構ってちゃん臭がしてゲンナリでした。

  • 誰も突っ込んでないけど、猫の描写がひどすぎる
    いくら長毛種で汚れててもゴミと間違えるとかありえない

    家のことにしてもペットのことにしても、現実に向き合わず楽な方に逃げてるだけに感じて共感できなかった 人の言うこと聞かないところは確かに80歳かも笑

    イライラする人が多くて最後まで中々スカッとしないけど、ブレずにいい人なのは不動産屋のおばちゃん 顔は怖いけど…

    個人的に応援したくなったのは孫の嫁

  • とても面白かった。高齢者の抱える住居、ペット、孤独死等々の問題に触れながらも痛快に生きていく傘寿、まり子さんがとても素敵。
    傘寿になっても前向きに明るいおばあちゃんでいたい。

  • めちゃくちゃ面白い
    まり子さんの設定
    80歳
    作家

    かわいい
    突飛

    息子夫婦、孫夫婦と同居していたが、内緒で家の建替え話を進めていることがわかり、家出したまり子さん、ネットカフェ暮らし

    捨て猫クロを拾い
    マンションを探している

    作家仲間のじゅん子の葬儀で
    じゅん子の元夫、独り者の八百坂親承と再会

    雑誌「群星」の編集者、斉藤くん
    ネットカフェのオーナー

  • 全16巻。

  • かつての人気作家でいまなお月刊誌にコラム(?)連載を持つというハイソ老女。/4世代同居。建て替えプランニングでもめるが、最高齢の彼女に相談なし(誰が「家の長オサ」なのか不明)、立ち聞きしてを気分を壊し(当然)「私の持ち物は自由に処分して」との家出してネットカフェに泊まる。居心地の良さに定住して、そこで原稿発信しようと出版社に連絡した。「家族」はないがしろにされ、自分らがないがしろにしたのが自覚され「崩壊」状態/猫を拾う。ネカフェオーナー老女(70代?)出現。彼女の紹介で、獣医に連れてく。高額な治療費は払うが「ネカフェでは引き取り手として不適」と引き渡されない。「保証人は身内でないと」、ところが、彼女の愛読者のハンサム老男出現…

  • 4巻くらいまでは、何歳でもなんでもやってみよう!みたいな気持ちにさせられるワクワク感がありました。そのあたりまでは好き。
    5巻以降はワクワク感がないかなあ…なんだろう、トラブルを解決してるだけというか、なんというか、読むのがつらくなってきた…なんでだろう…

  • -

  • 80歳のベテラン作家の女性が主人公の漫画。新しい生き方を模索する中で、社会のいろいろな面を見聞することになる。

  • 齢80になるベテラン作家のまり子は四世代同居の物理的にも心理的にも肩身が狭い家で孤立していたが、とある出来事がきっかけで一念発起の家出。

    心機一転ネカフェに間借りし新境地を開拓する作品の執筆に精魂を注ぎこむのだが……

    とあらすじを要約すると悲惨に聞こえますが全然そんなことありません。
    認知症や高齢者の孤立など社会問題も織り込みつつ、シリアスに偏りすぎないコミカルかつライトな作風で、立派なエンターテイメントに昇華してます。

    とにかくまり子さんがいいキャラしてます、魅力的なおばあちゃんです。

    明るく前向きでおっとり天然、良い意味で全く世間ズレしてない。
    上品な物腰で語り口も柔らかく、若者が将来はこうありたいと願うような、ある意味理想のおばあちゃん。

    かと思いきや一目で編集者の欺瞞を見抜き、「私は駄作を書いてしまったんですね」とその眼前で原稿を破り捨てる作家の矜持は健在。
    自分の著書を読破した読者の存在に感涙するなど、ストイックな創作姿勢に好感持てます。

    そんなパワフルな老女がボケ防止に始めたネトゲにはまった同年代の友人や、SNSに手広く通じたイマドキ学生を巻きこんでクリエイター業界に旋風を巻き起こしていく(予定)なのが痛快。

    柔和で温厚に見え、その裏に未だ衰え知らぬ創作への情熱を滾らせたまり子さんが、世代差や年齢差を飛び越えて精力的に奮闘する姿に思わず感情移入して応援したくなる。

    まり子さんの孫嫁がこれまたいい味をだしている。

  • ベテラン作家の幸田まり子は自分の家で息子夫婦、孫夫婦との間で住居問題が勃発。老人の自分には居場所がないことを感じ一人家出を決意。街中のネットカフェで暮らし始めるが……?

  • 家族の話が、薄情だけど何だかリアルで悲しくなった。
    でも80歳のおばあちゃんが家出してネカフェに泊まったり、同棲を申し込まれたりと展開はポップで読みやすい。

  • ええはなしやわぁ

  • 「あとかたの街」で冷静に戦争を描いた著者だから、絶大な信頼感。高齢者の問題を、情にながされることなく、でも前向きに。すばらし。作家仲間の遺族の言葉、小骨のように引っかかったまま。

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