- Amazon.co.jp ・電子書籍 (142ページ)
感想・レビュー・書評
-
俺も息子に限界集落と呼ばれたい
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
純文学はどちらかというと集中して気持ちのそういうふうな時に読みますが、この作品はそこまで構えることなく読み進められました。
神谷さんのお笑いに対して憧れを持つ徳永。でもそれはどこか世間のお笑いと繋がらない2人。いつまでもうだつが上がらない生活がそれを証明しているでしょう。
その中で純粋にお笑いの事を描いているのが秀逸でした。
最後の神谷さんのギャグはサイコーでした。アレをギャグと受け取らない人もいるでしょうけど‥ -
語彙力ないからなんて言ったらいいのか分からないけどこういう人間みあるやつ大好き
-
夢を追いかけてる人はめちゃくちゃカッコいいけど、夢を諦めて普通にサラリーマンやってる人も普通にカッコいいな、みんなカッコよくてアツかった
-
気になってた火花。
芥川作品はやっぱり難解、、笑
この作品の面白さをきちんと理解して読める感性はなかったけど、芸人さんが読んだら共感する部分があるのかなあと思ったり思わなかったり。 -
作者の作品を初めて読んだ。
お笑いの人なので芸人の話はリアルでもちろん面白い。
所々に文才があるのだろうと感じられる。
さすが!! -
また読みたい
-
お笑いに疎い自身にとっては端々に散りばめられたお笑いを笑うことが出来なかったが、主人公と主人公が師として仰ぐ先輩の未来への暗さ、今の危うさの情景が良かった。芸で身を立てることってたしかにこんな側面もあるよなぁともかんじることが出来て読んで良かったと思う。
だだし、読み出しに癖があるため飽きそうになった。 -
真っ当に純文学していながら読みやすくもあり作品として完成度は高いが、漫才やお笑いをテーマにとっているのに暗すぎる。掛け合いやちょっとしたギャグに町田康の影響を感じるところがあったが町田康と違って一つも笑えなかった。作者の本職が芸人なので、小説に笑いを入れる事に対して葛藤があったのだろうが、処女作ということもあり少々真面目にやりすぎたのではないかと思う。