人工知能の核心 (NHK出版新書) [Kindle]

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  • NHK出版 (2017年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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人工知能の核心 (NHK出版新書)の感想・レビュー・書評

  • 羽生さん、凄い、と思わずうなる。

  • 1.ジニー、ソブリン
    2.知性の再定義
    3.人工知能はデータなしではなにもできない

  • 将棋指し目線からの人工知能への解説。決してはしゃぐことなく、同時に怖れすぎることもなく、冷静に技術とその影響を見渡していると感じられた。
    AIを用いた将棋ソフトの開発者 山本一成による『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?」と合わせて読むとおもしろい。

  • 羽生さんが、最新の人工知能に関わる人や技術などについて書かれた著。
    技術者でない羽生さんが、それぞれの技術を深くまで理解し、的確(と思う)な意見を記していた。一流の人は、別の分野でも一流になりうるものだと感じた。

  • 羽生さんの言葉が知的で読んでいて楽しかった。

  • 羽生さん自らの言葉なのか、編集者の話なのか区別が付きづらいが、羽生さんが人工知能についてかなり専門的なところまで理解していることに驚いた。

    羽生さんは人工知能と人間の違いを一生懸命に見いだそうとしているが、そのほとんどは未だ人工知能が未熟だから生じているもので、やがて人工知能にもできるようになってしまうのではないかと感じた。少なくともハサビス氏はそう考えているだろう。

    「詩は人間が作った方が面白い」という言葉も人工知能の能力の限界を示しているというよりは、受け取る人間側の限界を示していると考えられないだろうか?

  • 羽生さんの考える「美学」を垣間見ることができた。

  • 2017年上半期の時点での人工知能の立ち位置がよくわかった。

    メモ
    一つは、人工知能は、データなしに学習できない存在だということです。とすれば、データが存在しない、未知の領域に挑戦していくことは、人間にとっても人工知能にとっても、大きな意味を持つと考えています

  • アメリカの弁護士事務所では、判例検索のソフトウェアが登場した結果、アシスタント職や特許専門の弁護士などが、どんどんリストラされているという

    自分のアイデアに近い公知例探しもこんな感じで見つけられないものでしょうか。FタームやらIPCやらこねくり回しても、1〜2時間でこれと言った公知例を見つけることは至難の技です。どうしても半日くらいかかったしまいます。

    理想としてはこれを1時間以内に抑えたい、余った時間で権利化できそうなギリギリの範囲を検討することに使いたいです。

    今、過去の調査結果をデーベース化して人工知能みたくでないか画策しています。これで一生終わるかもというくらい壮大なテーマかなと思っています。

  • デミス・ハサビスさんにお会いしたとき、彼は人間の知性の優れた点について、柔軟性に加えて「汎用性」という言葉で説明していました。
    一つの分野で学習した知識を、別の場所に応用できることこそが、人間の知性の強みであるーー私もそう理解しています。
    no.314

    でも200キロのような異常な速度の球まで真似できるのかと言えば、おのずと限界はあると思います。肩を痛めるかもしれません。
    これと同じことが、人間の思考の世界にも起き得ると思います。抽象的な世界なので気づかれにくいですが、人間の身体が物理的な制約を受けるように、思考にも制約はあるのではないでしょうか。no. 368

    大事なのは、実は「こうすればうまくいく」ではなくて、「これをやったらうまくいかない」を、いかにたくさん知っているかです。取捨選択の「捨てる方」を見極める目こそが、経験で磨かれていくのです。no.1982

  • 【感想】

    将棋の話題がもっと多いと良かった

    deep learningの専門的な話題は、その手の本を読む方がわかりやすい

    【メモ】

    将棋では、「この一手以外は、全部マイナス一〇〇〇点」みたいな手が頻出する。これは囲碁とは違う。

    正しい手と言われても、生理的に指したくない手というのが、棋士にはある。

    昔の棋譜を見て、「当時のは美しいと思ったけど、この形はもう今となっては醜いな」と思うことがある。

  • 将棋の羽生さんがAIを紹介するという構成のNHKスペシャルは面白かったが、編集の中で削られた部分も大きいだろうという内容で、いささか物足りなかった。本書は羽生さんが中心に著述しており(ゴーストライターいるんだろうか?)、それ自体が貴重なのだが、バランスの取れた態度でAI技術に接する羽生さんの意見は一読に値する。大変貴重な本。

  • 数年前まではまだ遠い未来の話だと思っていたAI。私の職場でもワトソンの正解率が会議で進捗報告されるなど、ここにきてぐっと身近になってきた感がある。

    プロ棋士として、また、人の頭脳を体現する知性の持ち主として早くから人工知能の研究に協力するなど研究者・経営者たちと折りにふれ交流してきた羽生さんは、人間との違いとして「人工知能には美意識がない」「思考がブラックボックスである」ことを挙げる。
    恐怖心を持つことなく過去のデータに基づいた最適解を選ぶ人工知能に、なぜそんな危険な手を選ぶのかと驚く一方で、人が美意識(危険を察知する防衛本能に由来するもの)の中で認識できていない他のところに確度の高い選択肢がある可能性は十分あると羽生さんは言う。
    また、人工知能の思考はブラックボックスであり、どういうプロセスを経てその回答に辿り着いたか解明できず推測も難しいことから、人工知能が政治や経済の意思決定に関与するようになった場合には、意思決定の過程がブラックボックスであることに多くの人が不安を覚えるのではないか、その際は政策決定者が人々に分かりやすく説明できるかが重要であるとも語る。

    Wikipediaによると、レイ・カーツワイルは2017年3月、シンギュラリティの概念を提唱した2005年当時の予測より技術開発の進捗が早くなっていることから技術的特異点の到来は2029年に早まるとの見解を示すとともに、その際、人間の論理的思考を司る大脳新皮質を人為的に拡張することで、人類がポスト・ヒューマンに進化するというシナリオを提示したとのこと。
    やばい。鉄腕アトムとターミネーターをもう一度見なきゃ。

    なお、羽生さんは重要な対局の棋譜はプリントアウトして実際に盤面に駒を並べるそうですが、ある程度溜まったらそのプリントは捨てる。そう決めておけば、ここで覚えないともう見られなくなると覚悟を決めて学べるとのこと。たいへん勉強になりました!

  • 人工知能というと、チェスや囲碁、将棋などのボードゲームで人間と対決することがよくある。棋士である羽生さんが、その人工知能の世界に迫る。まさに当事者が取材しているので、説得力があり、将棋の人間の思考法に一番詳しいと言える人なので、人工知能と人間の考え方の同じ部分、違う部分もよくわかる。人間の将棋の世界でも、将棋ソフトが強くなったことにより、勉強の仕方、戦法も変わってきていると。面白かった。

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