ムーンライト スタンダード・エディション [DVD]

監督 : バリー・ジェンキンス 
出演 : トレヴァンテ・ローズ  アシュトン・サンダース  アレックス・ヒバート  マハーシャラ・アリ  ナオミ・ハリス 
  • TCエンタテインメント
3.37
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本棚登録 : 390
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474188173

感想・レビュー・書評

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  • 映画館にて。

    始まりから終わりまで、
    アイデンティティの確立をめぐる出会いと葛藤の物語で、
    色と音の類まれなる調和と、
    どこまでも純度の高いラブ・ストーリーであって、
    ひとかけらの無駄も欠如もない完璧な傑作である。

    深い傷つきがある。
    それを癒やすのは、
    傷つき以上の愛情でしかないのだ。

  • ん~…僕にはちょっとばかし難しかったかな?? と思うような映画でしたかねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    やけに淡々と進むんですよねぇ…まあ、ゲイの映画? だと思うんですけれども、別にR-15指定とかしなくてもいいんじゃ…もっと凄いシーンを想像してましたよ!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、そんなわけで何とも言えない映画でしたねぇ…主人公の彼への好意もちょっと…画面を通して伝わってくるには弱すぎると思いましたかねぇ…もうちょっと決定打的なものがあればよかったんですけれども…まあ、人を好きになる瞬間っつーのはあんな感じなのか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    なんでも結構な賞をいただいた作品らしいのですが…僕的にはちょっと静かすぎてアレでしたね。さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 自分らしく生きることへの苦悩
    力強さを良しとする黒人コミュニティの中でいじめられる、なよなよしたゲイボーイがムキムキのヤクの売人になるも、その芯は幼い頃と変わっておらず、若きに日に一線を超えた友人と束の間の愛を交わす。
    人生とは社会に大幅に規定される、人によっては厳しく悲しいもの。それでも受け入れてくれる愛が一瞬でもあれば良いじゃないか、そんなふうに捉えました。

  • 黒人の同性愛?

    主人公が何だか複雑な人生を送っているのはわかる。
    作品から伝わってくるものが残念ながらまったくなかった。

    アカデミー賞受賞作品じゃなかったら観なかった。

  • 正直、分からんかったです。

    少年期、青年期、成人期(でいいのかしらん)の成長過程が、自分の成長期の記憶や体験とかけ離れすぎてなにがなんやら。性的な事とかカマす母親とかディーラーとかアタッチメントの総金歯とか、理解し難いことばかり。

    本国では賞をいっぱい獲ったそうなので、アメリカあるある早く言いたい〜。のRGさんばりに、アメリカの荒廃した地域ではあるあるなのでしょうか。

  • 不幸、幸せ

    生まれてきた場所によって幸せや
    辛さが変わるのだろうか
    子供の頃の環境は人を左右すると思う
    必ずしも辛いからと言って悪いわけでもないし
    満たされてるからって良い訳でもない

    私はどうだったんだろう
    両親もいる、住む場所も自分の部屋もあった
    貧困と言うほどでも無く裕福と言うほどでもなかったように思う
    兄にかなりイジメに近い事をされたがそれ以外は
    至って楽しくやっていた
    家族愛を肌で感じるほどでもなかったし異性からも特別何かがあるようなこともなかった
    長い間片思いをしていた、これはかなり辛かった
    結果は勇気がないまま県外に
    シャロンからブラックへリセットしたかったのかも
    今も多少のプレッシャーを感じつつそこそこ楽しく生きてます。

  • 『ラ・ラ・ランド』を抑えてのアカデミー作品賞・脚色賞を受賞したヒューマンドラマ作品。人種問題、貧困問題、育児放棄、ドラッグ、LGBTQなど、現代のアメリカに今だ根強く残る社会問題を扱ったという意味で、個人的には『ラ・ラ・ランド』よりずっと好きです。

  • 217.12.21

  • アカデミー賞受賞との触れ込みだったけれど、ちょっと、センチメンタルすぎたかな。

  • 真面目で内気な黒人少年シャロンが、厳しい現実に翻弄されながら、生きていく物語。
    少年期、青年期、大人の3部構成で描く。
     少年期。月明りでお前は ブルーに輝く。
     青年期。泣きすぎて からだが水滴になってしまいそうだ。
     大 人。あの夜のことを、今でもずっと、覚えている。

    いたいけで愛おしいシャロン少年に応援を贈りたい。「シャロンん~~~っ!」
    シャロンはとてもいい子なのに、学校ではいじめられ、家庭も平和ではありません。
    ママはシャロンを愛し期待もしているけどママ自身は弱い人です。ヤクも売春もやってしまいます。
    どこにも居場所がなかったシャロンは、たまたまヤクの売人フアンと出会う。
    フアンは、シャロン少年を可愛がり、泳ぎと、人生は自分で切り開かなくてはならないのだということを教えた。
    シャロンにかつての自分を重ねたのかもしれない。

    学校では小中高通して毎日テレル一味にいじめられっ放しだったが、
    何かと声を掛けてくれるケヴィンという友人がいた。
    ケヴィンだけには、心を開き、笑顔で話すことができた。

    高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、
    シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに…

    そして内面は変わらぬまま、外面を強くしてヤクの売人になったシャロンに、
    アメリカの黒人社会の厳しい現実と、そこで生きる、行き場のない人々の心持ちを垣間見た気がした。

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