カササギ殺人事件　上 〈カササギ殺人事件〉シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

著者 : アンソニー・ホロヴィッツ 山田蘭

• 東京創元社 (2018年9月28日発売)

感想・レビュー・書評

[アンコさんの感想 · 2023年1月12日]

犯人と疑わしき人物の多さは、あるあるだなと思って読み進めると、やっぱり予想外のそのまた予想外の人物を犯人にしたところが面白い。日本の小説には無い感じ。

[mario3さんの感想 · 2022年4月1日]

感想は下巻に

[highriverさんの感想 · 2022年3月30日]

ミステリinミステリという変わった構造の本格的フーダニット。アガサ・クリスティへのオマージュ。

[しろさんの感想 · 2020年9月9日]

通勤電車の座席に腰掛けると、続きを読もうと真っ先に読書アプリを立ち上げてしまいます。誘惑の多いスマホのアプリ群の中から。
読めば読むほど新しい情報が得られていきますが、動機がある人間が多いことも分かり、みんな怪しく思えます。
上巻の最後になると主人公のピュントは犯人が分かっているようです。残りの下巻の展開が気になります。これから読みます。

[nekonomachiさんの感想 · 2020年6月10日]

話題になっていたので読みました！
アガサクリスティ好きだったので、懐かしい雰囲気で楽しく読んで、ラストの一行で、え？？
となり、これは早く下巻を読まないと！
となりました。

[でんぞうさんの感想 · 2020年5月28日]

上下巻構成、上巻の話の切り方が上手。

[お熊さんの感想 · 2020年5月23日]

序盤はなかなか入り込めなかったが、探偵が登場してからは面白くなってきた。そしてなんという終わりかた！下巻へGO！

[ミツさんの感想 · 2020年5月21日]

クラシックな趣の上巻、
一転してモダンな下巻。

アガサ・クリスティーを求めて
この本に行き着いた。

上巻は編集者が読むミステリーという仕立て。
舞台はイギリス郊外のサマセット州。
ここにたたずむパイ屋敷で
家政婦が事故で死ぬ。
この事件を発端に
村に住むさまざまな人々が
抱える秘密が明らかになっていく。
そして、第2の殺人が……。
上巻は、この小説で終始する。
そして、ラストは。

これを受けて、編集者が活躍する下巻。
一気に現代的になり、テンポも上がる。
ラストの疾走感は圧巻。
上巻を読み切る忍耐力が
下巻の楽しみにつながる。

[99さんの感想 · 2019年12月4日]

ほしいものリストにはずっと入ってたけど、ようやく購入して読了。ミステリの愛好家が絶賛してるのでどんな話かと思っていたが、なるほどミステリ好きに喜ばれる作品だなと思った。
自分もクリスティはほとんど読んだしホームズもブラウン神父も読んでるけど、そこまでは響かなかった。これは好みの問題で、この手のメタな設定がそれほど好きではないということだろう。むしろ劇中劇として描かれるカササギ殺人事件が好きなのだ。そしてそれ単体でみると、よくできてるし納得感はあるけど、絶賛するほどでもないかなということで星4つ。

[kaonioさんの感想 · 2019年9月24日]

「カササギ殺人事件〈上〉」（アンソニー・ホロヴィッツ：山田蘭 訳）を読んだ。
私（編集者）の運命を変えてしまったという思わせぶりな導入部を経て、作中作の「カササギ殺人事件」が始まる。
これがたまらなく面白い。
思わず『わかった、執事が犯人だ。』と言いたくなる。（笑）
〈下〉へ。

『わかった、執事が犯人だ。』
は、村上春樹さんの真似なんだけどね。

著者プロフィール

Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『Enter Frederick K. Bower』でデビューし、YA（ヤングアダルト）作品「女王陛下の少年スパイ！アレックス」シリーズ（集英社）がベストセラーとなる。ドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』（KADOKAWA）なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい！」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の１位に選ばれるなど、史上初の７冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』（以上、東京創元社）も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。


「2022年 『ホロヴィッツ　ホラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」