パーフェクトワールド（１） (Ｋｉｓｓコミックス) [Kindle]

著者 : 有賀リエ

• 講談社 (2015年2月13日発売)

感想・レビュー・書評

[あいかさんの感想 · 2024年4月22日]

"2人でいられればそれだけで完璧な世界"って思える相手がいるって素敵だ。
大人になって再開した初恋の相手が車椅子に乗っていた。それ故に付き合うまでにお互いの覚悟が必要で、付き合ってからも周囲に反対され、結婚してからは子供の問題があり、沢山の障害を乗り越えていく姿に涙が止まらなかった。それでもこの人じゃなきゃだめだと思えるのが本当に尊い。

[きりゅさんの感想 · 2022年7月18日]

2021/05/09入手・2022/07/20読了。

高校時代に好きだった人と偶然仕事で再会したら相手が車いすになっていた。事故で下半身不随に。健常者と違ってとても苦しい生き方をしているのだなと思った…。それでも前向きに生きようとする鮎川はすごいな。

[zerotester21さんの感想 · 2021年12月8日]

　タダ読み（４巻まで）( ´ ▽ ` )ﾉ

　インテリア会社クランベリーズ（作者さん、ファンなんだろうか？）勤務の川奈つぐみﾁｬﾝ（26）が仕事関係の会合で、同級生にして初恋の相手・鮎川樹とばったり再会。高校時代以来の夢を叶えて一級建築士になった彼だったが、大学時代に事故で脊髄損傷し車椅子生活を送っていたのだった、っていう話。

　てっきり「ビューティフルライフ」の安直な柳下（男女逆転版）かと思っていたら、ぜんぜんそんなもんじゃなかった(@_@)
　褥瘡・排泄障害（何となれば人に頼んで肛門から指で掻き出してもらわなければならない）・幻肢痛・尿路感染等々、単に生きてるだけで生じる（主に下の）トラブルが続々。
　そして周りの偏見、蔑み、過剰な同情、陰口......
　鮎川の苦しみ・恥辱が生々しくリアルに描かれている。
　下半身不随って、ただ歩けない「だけ」の障害ではないという事実に改めて衝撃(>_<)

　基本お涙ちょうだいドラマかも知れないけど、語り口が巧みで描き方が真摯ゆえ要所要所かなりグッとくる。
（もちろん、鮎川が高校時代バツグンのイケメンにしてスポーツ万能かつ熱血ナイスガイだったという過去がなければ成立しない物語ではあるんだけど。そこはそれ、マンガだから）
　鮎川とともにもがき苦しむつぐみﾁｬﾝがどのように成長・変化していくか、が最大の見どころ。
（以下続刊。全14巻の表紙絵をズラッと眺めてみると、先々のストーリー、完全ネタバレしちゃってるな(>_<)）
2021/12/07
♯2571

[midnightwakeupperさんの感想 · 2021年3月25日]

脊椎損傷のあと夢を叶えて一級建築士になった

[nhr703さんの感想 · 2019年5月18日]

ドラマが好きなので読んでみた。
映画は未観。

ドラマから入っちゃってるものだから、2人の関係性やエピソードの深さが異なっていて面食らった。（結構重要なところでは？）距離の近さとか、色々変わってくると思うんだけど。漫画は漫画で良いのかもしれないけど、コマの間をより丁寧に描いているドラマに改めて感動するという…。再会の飲み屋で車椅子に気付くところなんて、漫画ではわずか1コマになっているところが衝撃。
ドラマではあのシーンの描き方、凄い良かったぞ…？

まだ一巻しか読んでないからなんとも言えないのが正直なところ。原作の評判が良いので続きも読んでみたい。

[天パ太郎さんの感想 · 2019年4月5日]

初恋の人に再会、そしたら下半身不随で、付き合うべきか否かという話。


ベタではあるが、引き込まれる。
実際はどうか分からないが、下半身不随での生活の大変さが描かれていて、そこには感情移入してしまう。


ただ、実際こういう相手だったらウザそう笑。
下半身不随でも彼のことを愛してる私って素敵みたいな…

著者プロフィール

2011年「Kiss」の新人賞にて、『天体観測』でゴールド賞を受賞しデビュー。その後2014年から「Kiss」で『パーフェクトワールド』の連載を開始。2019年には同作にて第43回講談社漫画賞少女部門を受賞。実写映画化、TVドラマ化などのメディアミックスでも人気を博し、単行本は累計200万部を突破した。2022年現在「モーニング」にて新シリーズ『有賀リエ連作集　工場夜景』を連載中。


「2022年 『有賀リエ連作集　工場夜景』 で使われていた紹介文から引用しています。」