本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」 (TOブックスラノベ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 4.8

  • 悲しい巻。
    紙で読んでるので2度目なのに悲しくなってしまった。

  • 表紙も口絵も本当に素敵、読んでからまたじーんとします。悲しくて、でもとても素敵な巻でした。

  • 新年1冊目の読破。
    フェル様がバタバタとアーレンへ。悲しい。虹色魔石の髪飾りは素敵ですよね。無自覚なのがびっくり。
    フェル様のいなくなるエーレンフェスト。フェル様の優しさに触れて、マインも少しだけ心の隙を見せない貴族側へ足を踏み入れてしまった印象。
    短編のフラン視点もすごく良かった。

  • 第四部の最終巻。旧ヴェローニカ派による工作から、領内不穏分子の粛清の動きへ。ゲオルギーネの真の狙いが見えないまま、相手の懐に飛び込む格好でフェルディナンドを失うことになったエーレンフェスト。あまりに大きな支柱が消えて方々に影響が。直近、貴族院の図書委員としての活躍が成りを潜めていたけれど、次巻から始まる第五部のサブタイトルでは、遂に女神へと昇格するらしい。早速22巻へ。
    (2022/154)第四部の最後はまたまた哀しい別れの場面。フェルディナンドのアーレンスバッハへの移動準備で慌ただしい中、聖典盗難事件兼ローゼマイン暗殺未遂事件が発生。証拠も集まり、旧ヴェローニカ派排除の準備を行ってきた首脳陣の動きが加速する。これで内部の対立には一応の目処が立ちそうだけど、フェルディナンドが行ってしまう。残されたローゼマインにエーレンフェストの守りを託して。落涙必至。

  • 第四部完結。ついに訪れるフェルディナンドとの別離。
    本編は半分くらいであとは他者視点の短編が詰まっています。書き下ろしはリヒャルダ視点とフラン視点。

  •  フェルディナンドとローゼマインのエーレンフェストでの最後の時間。別れを惜しむ間もなく起こる聖典と灰色神官の事件。事件のお陰でローゼマインの側近達は,ローゼマインを守る難しさや守るための技術をフェルディナンドから教えてもらうことになる。
     後半の「別離から始まる冬の生活」は,フェルディナンドを失ったジルヴェスター,アーレンスバッハで生活を始めたユストクス,フェルディナンドとローゼマインの行動に戸惑うコルネリウス,自分の親族と領主一族の間で立場を決めかね悩むマティアスとラウレンツ,孤児院に新しい貴族の子供達を沢山受け入れるために準備を進めるヴィルマ,ルッツに憧れプランタン商会のダルアを目指すカミル。
     書き下ろし物語は,ユストクスの出立準備を手伝うリヒャルダ,ザームや神館長室の側仕えイミルと共に,ダームウェル・コルネリウス・アンゲリカの青色神官用衣装を見立てるフラン。巻末にはエーレンフェストとユルゲンシュミットの地図が付される。
     ラストの第五部へ向かう巻ということで,変わっていくローゼマインとフェルディナンドの関係や領地内や領地間での不穏な動きを感知する巻になっている。

  • 第四部も完結。フェルディナントとの別れ、が今回の大きなテーマになりますが、どのエピソードも泣ける内容が多く、何度も読む手が止まって困りました。

    本編自体は本の中程で終わり、あとは短編集という構成でしたが、どの短編も物語に深みを加えるような短編で非常に楽しめました。

    次巻から第五部(最終章)突入ですが、原作では読了済ではあるものの、作者の加筆修正が半端ないので、この先の展開も非常に楽しみです。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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