猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫 お 17-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2011年7月8日発売)
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本棚登録 : 8091
感想 : 771
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とても美しく優しい物語。
リトル・アリョウヒンとまわりにいる友だち、インディラもミイラもポーンもマスターも、みんな優しい。
一語も見逃さないように、物語の空気を乱さないように、大切に読んだ。
果てしなく広くて深い海の底を泳いでいるような感じが本当に伝わってくる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小川洋子
感想投稿日 : 2012年6月2日
読了日 : 2012年6月2日
本棚登録日 : 2012年6月2日

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コメント 3件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/06/25

「果てしなく広くて深い海の底を」
チェス好き(下手も横好きです)、人形好き、猫好きの私のは格別の一冊。
そして装丁に使われた前田昌良の作品も素晴しい!

m.cafeさんのコメント
2012/06/27

題名も表紙もほんとに素敵な本ですね。
チェスを知らなくても充分楽しめました。(^^♪

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/08/06

「題名も表紙もほんとに素敵な本」
小川洋子の本は、表紙に凝ってるコトが多いので、いつも新刊の話を聞くたびにソワソワしちゃいます。

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