- 結婚は人生の墓場か? (集英社文庫)
- 姫野カオルコ
- 集英社 / 2010年4月20日発売
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小早川正人。大手出版社に勤務し、年収は1000万円以上。可憐な妻はチョー有名お嬢様学校卒で、ステキな我が家でレース編み。二人の娘も妻の母校のお嬢様学校に通い、バレエとフルートが得意。
一見、理想の結婚生活だが、実態は多額のローンに追われ、仕事に追
われ、妻のリクエストに追われ、散歩すらままならず――。
みんなに祝福されてゴールインしたはずなのに、どこで間違ったのだろう?
シニカルで斬新な結婚論が炸裂する、衝撃の夫婦小説。
そこの居酒屋で嘆いてるお父さん、あなたはまだマシなほうかも知れませんよ。
2010年5月5日
不況日本に暮らす現代人にこそ知ってほしい、倉島泉の人生を。
新たなるドキュメント・フィクション。
かぼちゃは馬車になる?
本当の幸福とは?
中高年にぜひオススメの不思議なメルヒェン。
2010年3月31日
- もう私のことはわからないのだけれど
- 姫野カオルコ
- 日経BP / 2009年6月18日発売
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母、父、夫、妻、子供……。家族について、日本のどこかに暮らす普通の人が、ふともらしたつぶやきを姫野カオルコが写し取った掌編小説。
2009年11月26日
- ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
- 姫野カオルコ
- 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2007年2月24日発売
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地方。小さな町。閉鎖的なあの空気。班。体育館の裏。制服。
渡り廊下。放課後。痛いほどリアルに甦るまっしぐらな日々--。
給湯室。会議。パーテーション。異動。
消し去れない痛みを胸に隠す大人達に贈る、かつてなかったピュアロマン。
2009年11月26日
- 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク (角川文庫 ひ 8-14)
- 姫野カオルコ
- 角川書店 / 2007年7月25日発売
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『ツ、イ、ラ、ク』で綴られた「あの出来事」が、同じ時に長命中学にいた6人には、どんなふうに映ったか。 彼らそれぞれに流れた時間を慈しむように丁寧に描かれたスピンアウト連作集。『ツ、イ、ラ、ク』読了後に最適の一冊。
2009年11月26日
- ひと呼んでミツコ (集英社文庫)
- 姫野カオルコ
- 集英社 / 2001年8月21日発売
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公衆道徳を厳守するミツコはまじめな女子大学生。彼女にはサイキック能力が宿っていた。彼女はその力をまじめに用いる。
2009年11月26日
- 蕎麦屋の恋 (角川文庫 ひ 8-12)
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 2004年9月25日発売
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日常生活のはしばしに起こる情感の起伏を、さまざまな角度から物語にした短編集。総タイトルにもなった巻頭作品は、穏やかで淡い恋愛佳篇。
2009年11月26日
- ちがうもん (文春文庫 ひ 14-2)
- 姫野カオルコ
- 文藝春秋 / 2004年10月8日発売
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(旧題 特急こだま東海道線を走る)
昭和30年代に子供時代を過ごした人にはおすすめ。子供の目から見た時代の空気、高度経済成長につきすすむ日本の原風景を見事に表現した情感あふれる逸品。
2009年11月26日
「お嬢さま」は「不条理な悪妻」だった!?
大手出版社に勤める小早川。妻はミッションスクール卒の「お嬢さま」、娘二人も妻の母校に通い、恵まれた結婚だと人は言う。しかしその驚愕の実態とは!?
「ふつうの結婚」のシュールさを突く快作!
2009年11月26日
- ハルカ・エイティ (文春文庫 ひ 14-3)
- 姫野カオルコ
- 文藝春秋 / 2008年10月10日発売
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大正9年滋賀県生れ。大阪に嫁ぎ、戦火をくぐり抜け、戦後の自由な空気を吸い、平凡な人生を平凡に生きた女は、しかし決して後ろ向きになることがなかった。ヒメノ式「女の一生」、直木賞候補の傑作長編。
2009年11月26日
「Web ちくま」に連載された辛口ロジカルエッセイ「やめて愛してないなら」を単行本化。世間にはびこる甘ったれた「常識」を姫野ロジックがほじりだし、鉄槌を下す。
2009年11月26日
- 不倫 (角川文庫 ひ 8-9)
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 2001年2月23日発売
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『ドールハウス』『喪失記』につづく三部作完結編。 高度経済成長期を経て滑稽に崩れ去った美意識を遠景に描きつつ、地を踏みしめて歩む主人公の力強さ。
2009年11月26日
- 喪失記 (角川文庫 ひ 8-6)
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 1997年12月18日発売
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登場人物たちは常に食べている。食事光景から、キリスト教の影響のもとに育った主人公の「女性性」喪失感が浮かび上がる。
2009年11月26日
- ドールハウス (角川文庫)
- 姫野カオルコ
- 角川書店 / 1997年7月23日発売
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戦後なお日本の長子に負わされる「家」なるものの在り方を、主人公がめぐりあった小さな出会いを引きに語る。
2009年11月26日
- よるねこ (集英社文庫)
- 姫野カオルコ
- 集英社 / 2005年6月17日発売
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恐怖は日常にこそ潜んでいる・・・。 なにげない日常から始まる恐怖を題材に綴った著者初の恐怖小説短編集。
2009年11月26日
- 変奏曲 (角川文庫 ひ 8-3)
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 1995年1月20日発売
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双子の姉弟のリーインカネーションを、四つの時代を背景に綴った著者唯一の「いわゆる」恋愛小説。
2009年11月26日
- 終業式 (角川文庫 ひ 8-11)
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 2004年2月25日発売
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高校生だったあのころ。テストにやきもきして、文化祭に全力投球、ほのかな恋心、理科室のすみっこでの長い立ち話……。静岡県の同じ公立高校に通った四人の男女は卒業してからも、時にすれ違い、行き違い、手さぐりで距離をはかりながらずっと互いに気にかけていた。
在校中から20年のあいだにかわされた手紙、出されることのなかった手紙、はがき、FAX、授業中のまわしメモetc.だけで全編が綴られるなかに、普遍的なかけがえのない日々が切実にうかびあがる―。姫野文学屈指、青春小説の傑作!
2009年11月26日
- 受難 (文春文庫 ひ 14-1)
- 姫野カオルコ
- 文藝春秋 / 2002年3月8日発売
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修道院育ちのフランチェス子(イタリアはアッシジ出身の聖人フランチェスコの生まれ変わり)は、平成の千葉県犬吠埼に住んでいたが、ある日、おまんこに人面瘡ができてしまう。「おまえはダメ女だ」と朝な夕なに人面瘡から罵倒されつつも、けなげに働くフランチェス子。極北の笑いと奇想天外な物語の裏に、現代人のジェンダーを見つめる醒めた視線が光る直木賞候補作。抜群に面白い姫野カオルコナンバーワン代表作。
2009年11月26日
- コルセット (新潮文庫)
- 姫野カオルコ
- 新潮社 / 2009年4月25日発売
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優雅で官能的な4編のロンド。
美しく爛れた人生には、退屈しかない。建設的で生産的な人生をいかに歩むかと考えたり努力したり自己を鼓舞したりするようなことは、働かないと食べてゆけない人たちがすること。――官能から始まった純愛、倒錯した被虐趣味、すれ違った片思い、南の島での三日間の邪淫。それすらも退屈しのぎ。
2009年11月26日
- 整形美女 (新潮文庫)
- 姫野カオルコ
- 新潮社 / 2002年9月30日発売
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旧約聖書のカインとアベルの章を下敷きに、美容整形の実態と恐怖をちりばめながら、幸福とはなにかを問うた哲学的物語。
2009年11月26日
- サイケ (集英社文庫)
- 姫野カオルコ
- 集英社 / 2003年6月20日発売
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性同一性障害は、同性愛者だけを指さない。ラクウェル・ウェルチを偏愛する小学生女児の目に映った1969年から70年にかけての時代。そしてサイケから 再びサイケにもどった時間を紡いだ短編集
2009年11月26日
- バカさゆえ・・・。 (角川文庫 ひ 8-4)
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 1996年7月23日発売
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『あしたのジョー』『奥様は魔女』『アタック・1』など往年の名作へのオマージュかパロディか。マニアック爆笑小説集。単行本版はなく「オリジナル文庫」 として直接文庫として出版された。
2009年11月26日
- A.B.O.AB (集英社文庫)
- 姫野カオルコ
- 集英社 / 1998年2月20日発売
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血液型を題材にしたショートショート集。ティーン向きライトノベル。
2009年12月6日
- ボヴァリー夫人 フローベール
- 姫野カオルコ
- KADOKAWA / 2003年4月7日発売
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文/姫野カオルコ・絵/木村タカヒロ
世界の名作を現代作家と画家のコラボレーションで大人の絵本にするシリーズ。原作はギュスタブ・フローベールの
「Madame Bovary」ボヴァリー夫人
2009年12月6日