- つみびと (単行本)
- 山田詠美
- 中央公論新社 / 2019年5月21日発売
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2020年8月9日
- 彼女が天使でなくなる日
- 寺地はるな
- 角川春樹事務所 / 2020年8月31日発売
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2020年8月9日
そこではいつもの日常とちょっとした謎が繰り返される。
店主の孫、来人が
小学5年・中学1年・大学1年と成長してゆく物語。
その分、おじいちゃんとおばあちゃんは
ちゃんと歳をとる。
それがとても正直で当たり前でちょっと切ない。
日常は当たり前と驚異と切なさに溢れている。
保育園からの友達、圭一郎と琉生もいいキャラで微笑ましい。
優しい、どこか懐かしい「純喫茶パオーン」
ご近所に一軒欲しい。
そうしたら絶対ナポリタン食べる!
#純喫茶パオーン #NetGalleyJP
2020年8月9日
多くの読み友さんのレビューを薄目でやり過ごし、
そしてようやく読めた。
シリーズ3作目。
2作目からの流れで日岡目線の日岡での展開になるのかと思ったら
ガミさん登場。
一気に昭和のホコリっぽさと匂いが充満する。
若い沖虎彦の暴れ方が最初から狂気。
牙をむきっぱなしだった。
柚月さん、すごい。
女性ですよね、確か女性ですよね。
驚きを隠せない暴力的な表現と荒くれて男たちの描写。
もう、ビックリです。
虎も良かったけど、やっぱりガミさんの存在感が凄すぎる。
日岡の駐在から刑事に戻るところが読みたいなぁ。
でも、これで終わりなんだぁ。
このシリーズの締めくくりはガミさんなんだなぁ。
書いてくれないかなぁ、何年でも待つんだけどぉ。
2020年7月10日
寺地さんの温かなお話、をイメージしていたら違った。
爽やかだったり思わず微笑んだりすることない話で、
サンドペーパーでゆっくり心を撫ぜられているような
話だった。
そして、人は見る人によって違う人物像を持つ。
それは家族の中においてもだった。
最後はちょっと寺地さんらしいというか
私の知ってるこれまでの寺地さんが見えた気がした。
振り幅が広がったぞ。
2020年7月10日
小学校という閉鎖した空間が子どもにとっては
世界のほぼすべて。
そこで出会う教師という存在を自分と同じ人間だと気付くには
少々時間がかかる。
ちょっと早くそれに気づいた小学生たちのお話。
良くも悪くも子どもだからとか、
大人よりも、ってことはないのだなぁ。
あぁ、伊坂さんだ、と感じる話だった。
ちょっと魔法かけられたような気持ちになる。
「逆ソクラテス」の「僕はそうは思わない」がお気に入り。
そうだなぁ、と私は思ったよ。
大好きだ、伊坂さん。
敵は、先入観。世界をひっくり返せ!
って帯に書いてある。
これもいいコピーだわぁ。
2020年7月10日
- 新装版 走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)
- 大沢在昌
- 講談社 / 2012年3月15日発売
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何年ぶりだろうか、大沢在昌。
そしてこの作品は20年以上前の作品。
当然、携帯電話もないのだ。
東京から出張できた会社員が
将棋会館で怪しげな男とアタッシュケースを間違えられる、
彼は明日のプレゼンで必要な資料が入った自分のアタッシュケースを
取り戻すべく走る!という
ありがちっちゃぁありがちな設定。
スピード感あって面白い、息切れするくらい走って走って
痛いし、怖いし、もう大変。
そうだなぁ、今なら、誰をキャスティングするかなぁ。
2020年7月10日
- あきない世傳 金と銀 源流篇 (ハルキ文庫 た 19-15 時代小説文庫)
- 髙田郁
- 角川春樹事務所 / 2016年2月12日発売
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大飢饉や家族との別離を経て
齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる
慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、
番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。
「BOOK」データベースより
ほんでな、ほんで、この呉服屋の3人息子が絵に描いたようなアホなんですわ。
ということで
とうとうこのシリーズに手を出してしまった。
たくさんの読友さんがレビューをあげていて
面白いことはわかっていた。
そして読んで幸の故郷はなんとご近所ということがわかる。
巻頭の地図みたらさ、
甲山も廣田神社も西宮神社もあるしさぁ、
俄然身近!
そうなんだぁ、
ここから天満まで行ったんかぁ、
それは遠いなぁ。まだ子どもやのに。
と、私、宮っ子、幸を応援する所存です。
2020年7月10日
NetGalleyJPで読了。
発売は7月11日。
デビュー作から3年、二十歳の著者は大学生になっていた。
すごいなぁ、二十歳でも若いのにさぁ。。。もう言葉がありませんわ。
若者らしい溌剌さ、
というよりは若者らしいもどかしさと
誰かといても誰といても
孤独感が溢れる作品だった。
1人のミュージシャンの
一曲に多くの人の感情が年月を越えて絡み合う、
芯のある作品だった。
十太に知って欲しかった思いがありすぎて切ない。
#凪に溺れる #NetGalleyJP
2020年6月30日
- おやすみ、東京 (ハルキ文庫 よ 10-2)
- 吉田篤弘
- 角川春樹事務所 / 2019年9月14日発売
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夜は静かで深い。
もしかしたら時間もゆっくりかもしれない。
夜という暗い街で働き生きて心を動かし、
そしてびわ泥棒をする。
ハムエッグも食べるしいろいろある。
やさしくて素敵なお話たちでした。
装丁がそこはかとなくお洒落
2020年6月30日
サクサク読めてお仕事小説として面白いなぁと思った。
2人のできない男が成長していくのは気持ち良かった。
でも、宇崎さんをあんな風に傷つけるなんて、
ちょっとあり得ない。
確かに、もう地元にはいれないだろうけど
退路を断つために必要だった?
いやぁ、ないなぁ。
人を思いやれないなんて開き直りとしか思えない。
さすができない男である。
2020年6月30日
- 自覚―隠蔽捜査5.5― (新潮文庫)
- 今野敏
- 新潮社 / 2017年4月28日発売
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2020年6月21日
- うちのカレー 食堂のおばちゃん(7) (ハルキ文庫)
- 山口恵以子
- 角川春樹事務所 / 2020年2月15日発売
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カロリーもコレステロールも気にしないで
いただきたいメニューの数々。
うーん、美味しそう!
レシピもあるけど、誰かに作ってもらうのが好きぃ、だな。
メイちゃんとおじいちゃんが心通ってよかった。
温かい人の作る料理は心に温かくて美味しい。
もうシリーズも7作目。
2020年6月21日
- 異性 (河出文庫 か 10-5)
- 角田光代
- 河出書房新社 / 2014年11月6日発売
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2020年6月12日
- うちの父が運転をやめません
- 垣谷美雨
- KADOKAWA / 2020年2月21日発売
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この自粛生活でいったん棚上げにされてるような気がするこの問題。
でも、やっぱり高齢化のこの社会ではとても重要なこと。
何かあってからでは 遅いものなぁ、
こればっかりは。
私自身はそもそも運転が下手なので、
多分もう乗らないなぁ。
でも、返納はしてない。これがダメなのか!
それにしても、垣谷さんはこういうデリケートな問題をうまく取り上げる。
つい、読んでみたくなるもの、一気読みでした。
2020年6月12日
- 京都寺町三条のホームズ(14)-摩天楼の誘惑 (双葉文庫)
- 望月麻衣
- 双葉社 / 2020年2月11日発売
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シリーズ14作目。
もうすっかり大人の葵さんですねぇ。
もっと男前な女子になってほしい。
2020年6月12日
- 展望塔のラプンツェル
- 宇佐美まこと
- 光文社 / 2019年9月18日発売
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2020年6月6日
2020年6月6日
- ([い]4-2)四十九日のレシピ (ポプラ文庫 い 4-2)
- 伊吹有喜
- ポプラ社 / 2011年11月2日発売
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心優しい、
というか心優しくあるためにといろんなことを
消化していくたくさんの時間が必要なんだと感じた。
家族を含めていろんな人のくれた
当たり前のような優しさを貯めて
その人は作られるのだと思った。
浩之だけは許せん!!
レシピを残すっていうのは存外にズルイというか
やられるよなぁ。
私は残せるレシピあるのかなぁ、
いや、もう残しておかないと。
2020年6月6日
- 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
- ふろむだ
- ダイヤモンド社 / 2018年8月9日発売
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2020年6月6日
- ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)
- 宮口幸治
- 新潮社 / 2019年7月12日発売
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2020年5月23日
2020年5月23日