れいこのあたまのなか

途中までおもしろかったけど、だんだん主人公に都合の良い話の流れになってきて残念だった。
パラサイトはどこから来たのか、誰が作ったのかとか、そこまでやってほしかった。

なんとなくスローライフとか憧れてる人に読んでほしい。
実際に東京から尾道に移住した著者の体験記。地方移住の良さも大変さも書かれてる。虫に家の改修に町の人とのかかわりに「すごいな～私は無理だわ」と感じながら読めた。でもこれでもまだきれいごとの範囲内なんだろうな、たぶん。生活感あふれててよかった。

ドラマ化で気になって読んでみた。
今まで映画もアニメも見てなかったのでデスノート初見。
おもしろくて一気に読めた。思えばコードギアス好きの私がおもしろいと感じないわけない。
私が一番好きな時期は月がデスノートの記憶失ってLと共闘してる頃。ミサもひっくるめて仲良しでよかった。
そこからノート手にして記憶取り戻した月が性格変わりすぎてそのギャップもまたおもしろいんだけど。ほんとデスノートは様式美がすばらしい。
似たタイプの月とLだけど、死ぬときの気持ちが全然違うところが興味深かった。自分がなんのために生きているのかで違うんだろうなと感じた。自分の命に執着する月と最期に自分の推理が正しかったことを考えるL。こういう出会い方じゃなかったらもっと良い意味でライバルだったのかもね。

10年ぶりくらいに少女漫画読んだ。
水城せとなも15年ぶりくらい。
展開が目まぐるしく変わって一気に読んだ。
細やかな心理が入り乱れてるのに、すっきりしていて読みやすかった。
チョコレートのこともデザインや内容がセンス良くて面白かった。

毎年浅見帆帆子さんの日記シリーズが出るたびに楽しみに読んでます。いつも帆帆子さんみたいな生活をしたいなーと思いながら読んでます。今年は自分とのタイミングが合ったんだろうけど、読んでると自分の心の奥底から何かが湧いてきて、読み終わったらものすごく「すべてのものに感謝」な気持ちになって明るく幸せな気持ちになりました。
さっぱりと読みやすい文章の中に深い気付きを得られるシリーズです。

前に飛段角都あたりまで読んでそれから読んでなかったんだけど、NARUTO完結と聞いてまとめて読みました。すっごいハマった。セリフのひとつひとつが奥が深くてスルメ漫画。
物語中盤で自来也が「作品は終わり方ですべてが決まる」みたいなことを作家として言っていて、これ岸本先生自身の考え方なんだろうなーって思ってたけど、週刊ジャンプの長期連載なのにちゃんと完結できてよかったなと思った。
いろんな兄弟バトルが繰り返されてるので兄弟の関わり方やジレンマ考えるのにはぴったりな漫画だと思う。

たまたま読む機会があって読んだのですが、私はフィギュア好きで心理学にも興味があったのでたのしく読めました。
児童虐待の心理もそれなりによく描かれてたし、フィギュアも選手側の内部から読めておもしろかった。
途中まではサスペンス要素も恋愛要素も構造がしっかりしてておもしろかったのに、まとめの部分で黒城社長も白井もあっさり捕まって、みちるを諦めて、あれ？政治経済界の圧力とか陰謀とかないの？フィギュアもご都合主義な流れでオリンピック代表決まっちゃってさすが漫画、恋愛関係も少女漫画によくある残飯整理（余りものの人達が都合よくカップルになる）満載で、最後の方は主人公に都合の良い流れすぎて作り物っぽすぎました。
でも深刻な中にコミカルな部分もあって心が軽く読めたしおもしろかったです。

スキマ時間に少しずつ読んでやっと読了。
この日記シリーズ大好きで毎年楽しみにしてます。
日記なので簡単な文章、軽いノリ、すごく読みやすいです。
でも中身が濃くて少し読んだだけで、自分に対する気づきがいくつもあります。
だから咀嚼するために一回に少ししか読みません。
読み終わったところで、もう一回読み直したいと思います。

泣きました。自分を、すべてを、肯定してくれる本です。

家族がガンになり読みました。著者のことは知らずに読んだけど、大手化粧品メーカーのBAから取締役までなった女性。ガンになったことで生き方を物質的価値観から精神的価値観にスパッと変化させたところがさすがすごい。一般の病院での治療（抗がん剤や手術）だけでなく、代替医療でⅣ期のガンから生還。ガンになる生き方、ならない生き方、病院以外でやれることが紹介されてます。

ベルトルトの人間らしいとこ初めて見た

×××HOLｉC初期のみんなでわいわい楽しかった頃が戻ったみたいで楽しい。
でも百目鬼は卵持ってるし、時間が戻ったわけではなさそうな・・・。
ちょっと謎があって引きがあるのが安定のCLAMP。
もう×××HOLｉC読み始めてから１０年経ったんだなーとしみじみ。
「戻」1巻が×××HOLｉC初期と似せてるからなんか自分もタイムスリップした気分になった。

ハッピーエンドでよかった。
でもまさかさつきちゃんが古代ローマで暮らすことになるとは思わなかったー。
おじいちゃんがかっこよすぎる。
交友関係がナゾに広いところも、按摩の腕も、自分は影に徹してさつきを送り出すところも。
あんなおじいちゃんほしかったな。
この漫画、いつも思ってたけど「動物のお医者さん」とノリが似てる。

ラノベ編集部もの。
主人公のバイト君だけまともで物語の説明役。
ほか社員の編集者たちは振り切れた性格でキャラが立ってる。
話の流れのノリが良いし、その時代の現実のラノベや萌えの流行と思われるものがつかわれてておもしろい。

短編集。
さかもと先生の少しホラーっぽい要素が好きなので、
表題作の「沼、暗闇、夜の森」が好き。

食べログヘビーユーザーがどんな人たちなのか、食べログを通したオフのコミュニティがどんなものなのか知ることができた。
でも一番興味深かったのは食べログユーザーが起こした街の変化と飲食店の変化です。
この書籍は「PLANETS vol.8」という雑誌の中の記事の１つなのですが、個人出版（同人誌）の記事をKindleでバラ売りするという試みが斬新。Kindleなら原価がかからずに、バラで単価を安く販売することによってPLANETSを初めての人にも手に取ってもらいやすくしているという点が個人での宣伝方法として秀逸だと思いました。

中学生の時に初めて読んで、人が生きることについて学んだけど、今読み直したら登場人物の感情や悩みが昔よりわかって更に考えさせられた。
人の生き方と愛を問う名作だと思う。