kindle本。本屋で平積みになっていて、「海難事故ものだな」ということしかわからずいたが、読んでみて「あ!!あったな。この事故」と思い出しました。人の記憶なんかそんなものなのでしょうか?さらにいうと、えひめ丸の件はうろ覚えだがすぐに出てきたものの、本作の寿和丸の件は、その次でした。なぜだろうか?と考えると、自分が得ている情報は、新聞、テレビなどのメディアであって、そこで語られていた期間、内容などによって、知らないうちに印象度が左右されてしまっているんだな。。。とわかりました。
さて、本作は、「寿和丸」の沈没原因は報告とは異なること、その原因は消去法的に潜水艦しかあり得ない。。。という論理構成で、違和感なく読めました。が、国家レベルで秘匿されたら(日本とは限らず)、よほどでなければ真相にはたどり着けないということですね。。。悲しいことですが。一方で、本作は、寿和丸を所有していた酢屋商店の社長(野崎氏)の思いを伝える作品とも捉えることができ、出版することに意義があるのでしょう。それによって、私のように事故(事件といってもいいかも)を思い出す。。。ということができますので。

2024年4月26日

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読書状況 読み終わった [2024年4月26日]
カテゴリ 実用書

kindle本。本屋で題名を見て。装丁も含め気になっていたので読みました。9割形は★5だったのですが、ラストがもう一つだったので★4です。やっぱり最後って大事だなあ。少々もたついても、最後に「やられた!!」とかあるとそれだけで評価あげちゃうし。
さて、この作品、内容はシンプルそのもので、ある早押しクイズ番組に出演した主人公が、決勝で博学のタレントに負けてしまう(いってみれば、現役学生クイズ王が某東大卒のタレントクイズ王に負けちゃうみたいな(笑))。しかもラストは問題が読まれる「前」に押されて正解。。。という不可解さ満点。やらせなのか?はたまた違うのか?ということを、主人公が考察していく。。。といったことで、9割は主人公の思考を描いていきます。で、最後に導き出された答えは?。。。といったところでしたが、最後なあ。。。惜しいです。でも題材が身近であることとか読ませる文章力も含め秀逸だったので、ほぼ一気読みできました。某東大王を頭に思い浮かべながら読んじゃいますけどね(笑)

2024年4月19日

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読書状況 読み終わった [2024年4月19日]
カテゴリ ミステリー

kindle本。この著者の作品はいつも水準以上なのですが。。。面白いんです!!いつも面白いんです!!この作品もよくできてるんです!!でも。。。期待値が高いせいで、どうしても辛口気味にならざるを得ない。。。短編4本ですが、主人公の刑事(葛)が変わらないことで連続性を与えています。事件→解決の流れは一緒だし。でもきちんとストーリーもあって面白いんですが。。。★3つで。

2024年4月16日

読書状況 読み終わった [2024年4月16日]
カテゴリ ミステリー

kindle本で買ったまま放置されてたのをようやく読破しました。『燃えよ剣』を読んだ余勢を駆って、、、というところです。ただ、それが功を奏して、幕府側と革命(あえて)側のそれぞれの生き様がよく見えて、良かったともいえます。坂本龍馬は、みながしっている偉人ではありますが、なるほど、この本を読んでよくわかりました。日本史は、本格的には学んでいないため、今一つ流れがわかっていませんでしたが、鎌倉以降続いた朝廷(=王)<幕府の関係が崩れたこと、それに加えて、身分によらず平等となったことに大いなる意義があったということですね。近代国家の礎がここで築かれたこと、それを1人の人間が周囲の力を借りてなしえたことは、確かに歴史上画期的なここといえるでしょう。ただ。。。長い。。。今はこういう長い小説はきついな 笑。なので★4つ

2024年4月4日

読書状況 読み終わった [2024年4月4日]
カテゴリ その他

kindle本のまとめ買い。題名がなかなか面白そうだな。。。と思い読み始め。いきなり車に死体が落ちてきても平然と描かれているのが???と思ったら、あと2か月で隕石?が地球に衝突するからみんな自殺してるって。。。なんだ!!この設定は!!苦手なSFものか。。。と思いきや、その中で明らかな殺人に出くわした主人公のハルちゃんと、彼女が不思議ちゃんでこの状況の中で自動車教習所に通っていて、その教官であるイサガワさんとで犯人捜しに出ると。。。こういったフィクションの設定は最近のミステリーでも多いなと思いながら読み進めましたが、その後に出てくる兄弟や七菜子ちゃんなどなかなかキャラクター設定が面白くて中盤以降はぐんぐん読み進められました。ただ個人的にはやっぱりもう少し現実的な方が好きかな。。。ということで★4つです

2023年11月22日

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読書状況 読み終わった [2023年11月22日]
カテゴリ ミステリー

Kindle本のまとめ買い。『方舟』があまりに秀逸だったので、とりあえず読んどくでしょ!!的な感じで読みました。
ある無人島へ赴く9人。そこで起こる殺人。しかし、犯人は捜してはならない、、とか30分以上みんなで一緒にいてはならない。。。とか訳のわからないルールを課せられて。そして第2、第3の殺人が起きてというストーリーですが。。。クローズドサークルものは、多々ありますが、最近思うのは、その設定がすごい現実離れしてるんですよね~。でもよく考えればそもそもフィクションなんだから、そのあたりも踏まえて「エンターテイメント」と考えれば「あり」なのかもしれないですね。前作では、怪しい。。。とは思っていた人物ではあったもののまさかの結末に度肝を抜かれましたが、その印象が強かったせいか今作は、そこまでではなかったかな。だいたい想像はついたし。でも水準以上の作品ではあったので★4つです。

2023年11月11日

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読書状況 読み終わった [2023年11月11日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買いで。「紅蓮館~」を読んだし。。。ということで読みました。といいつつ、最初は、紅蓮館~を忘れていて、「葛城君って誰だっけ?」とか思いましたが、読みながら、「そうだ!そうだ!探偵君ね!」と思い出し。ところが、なんとなく紅蓮館を引きずっている調の元気のなさ。。。「ん~。これどうなるの??」と思いつつ、「水位〇〇m」という趣向は、なかなか面白いなあ。。。と。で、殺人が起こるわけですが、なんかしっくりこないところもありながらも、助手の田所君が頑張って。。。と思ったら、「おーーい!!そういうことかい!!」と。と思ったところがスタートでした!!(笑)終盤は葛城君の怒涛の謎解きがあるわけですが、難しすぎて。。。ただ中盤以降はスラスラいける本でした

2023年11月6日

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読書状況 読み終わった [2023年11月6日]
カテゴリ ミステリー

講談社のkindle本フェアで購入。「とりあえず読んどくかシリーズ」です。短編1つと中編1つの構成。
1本目は、「えー。かわそうに。。。そんな男の子を追い詰めちゃうの??」って感じが随所に。ただ、語り口がライトだし、相変わらずの翡翠ぶりもあってスラスラと。でラストで「げげっ!!」という感じ。
2本目は、割と本格の倒叙で話が進みます。ただ、なんとアリバイは。。。そこからがなかなか面白くて、ラストはまさかのあの人が。「なるほど~。そういうカラクリかい!!」とも思いましたし、翡翠がきっちりやってくれてよかった。次回作もあるような雰囲気でしたし、たぶん読むとは思うのですが、ちょっとパターン化してきたかな。でも水準以上ではあります。

2023年10月14日

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読書状況 読み終わった [2023年10月14日]
カテゴリ ミステリー

以前購入して「積読本」になっていたのですが。。。この手の時代物は最近縁遠くなってしまっていたのですが、「たまには読むか!!」と一念発起。いやあ面白かったです。「新撰組」「近藤勇」「土方歳三」「沖田総司」と、単語はもちろん知っていますが、どういった時代背景で生きたのか?とかは今一つわかっていなかったのですが、読み進めていくうちに「あーこういうことだったのか」と。
基本的には主人公は土方歳三であり、近藤、沖田はあくまで同士。ただ、その土方はよくあるリーダー的な立ち位置ではないところが興味深かった。局長の近藤は新撰組の地位があがっていくと少しずつ変化がありその中で戦死。沖田は忠実な僕でありながら病に倒れる。その中で土方だけが、全く変わらず函館まで生きていき、そのまま亡くなる。。。という生き様を見せつけられた気がします。こういうところが日本人の琴線に触れ、本来であれば明治維新後の官軍の「敵」であるこの「新撰組」が逆賊してでなく、描かれているのだろうな。。。と思いました。マンガ:ゴールデンカムイで出てくる土方、永倉がやや重なってイメージがちょっと合いませんでしたが 笑

2023年10月6日

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読書状況 読み終わった [2023年10月6日]
カテゴリ その他

以前から気になっていたのがkindleで安くなったので。平井さんが社長になったころ、確かに「ソニーは終わった。。。とかいわれてたなあ」と思い出し、そこから大復活を遂げて「やっぱり底力がある会社だなあ」と思っていたので非常に興味深く読みました。しかも平井さんの引き際が素晴らしいという印象でしたが、入社以来の紆余曲折がよく知れました。人柄なのか飾らない文体で読みやすい本でした。社長を務めるのは非常に重責ですが、本の中ではさらっと書かれていながらも色々な苦悩がみられたのが印象的でした。最後にちょっとだけ今後に触れていましたが、こういった支援活動に身を置くのは、ひょっとすると海外生活が長かった影響もあるのでしょうか?今後の活躍も期待します。AbemaNewsとかに出てくれないかなあ 笑

2023年9月20日

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読書状況 読み終わった [2023年9月20日]
カテゴリ 実用書

Kindle本のまとめ買い。このミスランクインしていたのと題名が以前から気になっていたので、読みました。
新時代の飛行船のような「ジェリーフィッシュ」。その試験飛行中に起きる連続する殺人事件を描く部分と、殺人事件の捜査をする部分、それに犯人の自白部分が交互に描かれていきます。あとがきにもありますが、かの有名な「そして誰もいなくなった」のように、捜査に入った時点では、外部の犯行の証拠は何もないのですが、どうもきなくさいなあ。。。と思っていたら、やはり仕掛けがありました。気が付かなかったなあ。でも動機ははっきりしてましたが、そこがねえ~って感じでした。で、結局犯人は。。。でしたね。
文章は非常によみやすく、マリアと漣のコンビのキャラ立ちもいいですね。シリーズのようなので、他もよんでみようかな。

2023年9月16日

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読書状況 読み終わった [2023年9月16日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買い。本屋で平置きで長い間おいてあったし、書評も良さそうだったので。結論からいうと面白かったです。
いわゆるクローズドサークルもので、最初の設定は「ちょっと強引だなあ。。。」という印象はありますが、それがまた最後にいきてくるんですね~。まさかの結末。
大学時代の友人+従兄弟が山中の秘密基地のような地下室へ。そこにある家族が加わったところで、アクシデントにより密室状態になる。脱出するためには、地下室にある装置を動かさなければならないが、その場合にはその人間が閉じ込められることになる。そうです。まさに「ノアの方舟」って感じ。そこで起こる最初の殺人。動機は何??恨み?でもこの状況で?と「?」ばかり。こういう話には探偵役が必要で(笑)、それが従兄弟の翔太郎の役割でしたね。で、第2,第3の殺人が起きます。さて、一体誰が?それで誰を犠牲者にして脱出する?という中で、翔太郎が見事な推理!!で犯人が特定されて…ってことなんですが。。。ラストはまさかでした。確かに怪しいですよ。でもそれが最後にくる?しかも動機も納得。いやあ素晴らしい作品でした。これ以上書けないです(笑)

2023年9月10日

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読書状況 読み終わった [2023年9月10日]
カテゴリ ミステリー

Kindleで半額だったので購入。このミスもランクインしてますね。カテゴリとしては、探偵ものといえるかな?という作品ですが、趣向が違うのは、こいつが主人公かな?という頭脳明晰な女性探偵助手が最後にあれれ??となってからが本当のクライマックスだったと。
ストーリーとしては、人民教会という新興宗教内に潜入していた探偵助手を救出に向かう雇い主の探偵が、思わぬ形で殺人事件に遭遇し、その謎解きにあたる。。。という「いかにも!」という流れ。それに「新興宗教(≑カルトともいえますが。。。)」は現代の我が国でも話題でもあり、少々の違和感がありながらも興味深く話が進んでいきます。最後に前述した「あれれ??」が起こるのですが、そこから探偵の本領発揮!お約束の謎解きがあって、「あーー。そうなるか。。。」と思いきや、後日譚でまさかの!!って感じでした。後日譚Ⅱは、まあ暖かい感じで終わるには必要だったのかなーという感想です。全体的には、割と読みやすいかたちで進みますし、謎解きそのものは「ん~。まあ設定ではそうですけど。。。」というちょっと違和感満載ではありますが、きちんと伏線回収もされていて面白い作品ではありました。

2023年9月7日

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読書状況 読み終わった [2023年9月7日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買い。このミスにもランクインしているし、気になったので購入。「ベルリン~」というくらいなので、戦争系の話かな?と思ったら、ドンピシャだったのですが。。。最近、この手の外国人の名前とか地名とかを覚えるのが苦手で、読み進むのがゆっくりになってしまいました。。。
書いたように舞台は第2次世界大戦後のドイツでのある人物の死について、主人公である街のレストランで働く若い女性に嫌疑がかけられるところからスタート。その後、結局は、この亡くなった男性の子供?(実際は違うのですが。。。)を探していく物語と、その合間に主人公が生まれてからの物語が並行して進んでいきます。最終的には、それが収束していきます。戦時中、戦後の描写が結構グッとくるものがありつつ、最後はある人物の死に関する事実は明らかになっていきますので、ミステリーとして成立している。おそらく秀作だとは思うのですが、結構内容が重いので、今の自分には、ちょっと厳しかったかな。。。

2023年8月28日

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読書状況 読み終わった [2023年8月28日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買いで。本屋で平積されている時から「えらい分厚い本だな」と興味があったのですが、いざ読んでみるとそのページ数を感じさせないほど面白い作品でした。
全体としてはある殺人事件の捜査を軸に関係者の人間模様を描くような警察もの。10年前に起訴まで持ち込めなかった悔恨の念をもった警察側の意地、いまは引退している元刑事、過去の被害者遺族、新人の新聞記者、さらに容疑者となる3人の男。。。などなどが、複雑に絡み合いながらストーリーが展開されていきます。が、作者が丁寧に書いているせいか、飛び飛びで話しが進む中でも、きちんと頭には残っていて、違和感なし。最後は、「こいつが十中八九犯人だろ?」という流れも、なかなか明確にはならない中での、新事実が出てきて、「なるほど!そういうことね」という納得感もあり、秀作だと思いました。この手のものは「64」もそうですが、警察の男臭さとかも踏まえて好きなジャンルでした。文句なし★5です。

2023年7月31日

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読書状況 読み終わった [2023年7月31日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買い。本屋で見かけて気にはなっていた(こればっかりですが。。。)本。短編5作でしたが、個人的には短編は合わないのかも。なんとなくライトな感じがしちゃうんですよねえ。1つ1つは非常によく考えられていて、ちょっとシュールな感じもあっていいんですが、どうしても伏線が軽くて。。。というわけで★3つ

2023年7月25日

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読書状況 読み終わった [2023年7月25日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買いで。本屋で平積みしてあった時から気になっていたのですが、文庫化&映画化を機に読みました。
就職活動を題材にしていて、序盤は、「へー。面白い趣向だけど、内定者を志願者同士で決めるってめちゃくちゃだな」とか思い、こりゃ設定に無理があるのでは???が第1感でした。が、思いがけない仕掛けがあって、「おいおい。そりゃまたすげーことになってきたぞ」。で、結果、「あーーー。まさかの青春ものですか。。。でもまだ半分くらいだけど。。。」とおもったら、そこから数年後の関係者のインタビューでの本音が人間味がありたまらなく面白くて、「えーーー。そんなやつらだったの?軽い奴らだなあ」と。でもまだ残り1/4くらいある。。。どうなるかと思いきや。。。最後は、波多野の思いが通じたのか、志願者それぞれの背景が語られ、最後は、波多野の人間味も出てきて、嶌もふっきれ感があって、読後感がよく終わる。。。素晴らしい構成力でした。あとがきにもありましたが、ストーリーの抑揚を狙ってつけているとのことで、それにまんまと乗せられた形で、ほぼ一気読み。これはおすすめできる本でした。この著者は要チェックだな。文句なし★5です。

2023年7月24日

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読書状況 読み終わった [2023年7月24日]
カテゴリ ミステリー

kindle本のまとめ買い。屍人荘~を読んで「いやあ。すごい発想でクローズドサークル作るな」という印象だったのですが、今回もまたもややってくれました!今度は巨人ですか。ところどころ出てくる回想シーンで班目機関?の試験だったのね。。。ということはわかるのですが、まさかね~。とはいえ、そこに起こる殺人事件がうまいこと絡みあって、最後はそうきたかと。しかし非現実的なシチュエーションをうまくミステリーとして仕上げるなあ。。。と感嘆します。これだけ続くと、変なプレッシャーかかりそうですけど、面白がって書くくらいがちょうどいいのかなあ。凡人にはわかりませんが楽しめました。

2023年7月20日

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読書状況 読み終わった [2023年7月20日]
カテゴリ ミステリー

Kindleのまとめ買い。ハッキング。。。Bloody Mondayを見たときに、すげー特殊な能力だな。。。と思いましたが、どんなもんなんだ??と思い読んでみました。この手の話は当然犯罪なので、詳しく書くのはどうなんだろう??とおもいながらも、とりあえず、読み進めると、えー!!そんなソフトあるの!!とか、結構驚きもありました。話の内容としては、主人公が高校の裏サイトで悪口を書かれイジメられていて、それを中学時代の塾の先生がなぜかハッキングのプロで教えながら、そのサイトへ侵入して、万事うまくいく。。。といったところですが、この先生の軽さがなんともいえないいい味を出していてさらっとライトに読めます。

2023年7月13日

読書状況 読み終わった [2023年7月13日]
カテゴリ その他

Amazon Readingから。かの有名なバフェットさんの投資術ということで、とりあえず読んでみるかと。
内容としては、いたって普通の話ですが、それを徹底できるのがすごいんでしょうね。だいたいの場合、どこかに欲が出たりして、初志を貫けない場合が多いですが。財務諸表などからの定量分析(グラハム)と、その他の定性分析(フィッシャー)を組み合わせて判断していたり、やはり「エビデンス」と「感覚」は両輪で大事なんだなと。

2023年7月5日

読書状況 読み終わった [2023年7月5日]
カテゴリ 実用書

kindle本のまとめ買いで。本屋で長い間平積みしてあったので価値あるかな?と思い読みました。あとから考えると、日銀の近くの本屋だったからか(笑)
1970年代初頭の1$=360円の固定相場から円の切り上げ、その後のインフレ、公定歩合上げのやりとりなどを当時の関係者のインタビューや資料から読み解いている内容。そのあたりの金融情勢は疎いので、なんとなく読み始めたはいいものの今一つ進みが悪く細切れに読んだ感じになったせいか、値段にみあってるか?と言われると???がつきます。が、「ニクソンショック」や田中角栄の「日本列島改造計画」、「オイルショック」など、話にしか聞いたことのないことが、こういったつながりであったのかと再認識できました。
最後の当時の日銀関係者の認識違いは。。。良くも悪くも日本的だなあと実感。再読が必要かな。

2023年7月5日

読書状況 読み終わった [2023年7月5日]
カテゴリ 実用書

Kindleまとめ買いで。このミスにランクインしてるし、本屋で平置きしてるのきになったので。さて、出だしから犯人か??と思われる人間の独白からはじまり、設定もいかにもミステリーっぽく進行。あっさり最初の殺人が起こるし犯人視点で語られるし、さらに名探偵役も出てくるわ、クローズドサークルになるわ。。。ってこれだけ盛りだくさんに進めて大丈夫??半分くらいで終わっちゃわない?と思いながら、第2,第3の殺人が。で、名探偵の推理が終了したのが、3/4程度のところ。このあとどうすんのよ。。。って思ったところからが本番でした。いやあ、これはわからんわ。怪しいとは思いましたが。とにかく、「館系ミステリー作品のオマージュ。。。」と思わせて、最終的には、これまでの全ミステリーをふんだんに詰め込んで1つの作品に仕上げた作者が素晴らしい!!ですが、なんとなくおなか一杯なので、★4つ。

2023年6月11日

読書状況 読み終わった [2023年6月11日]
カテゴリ ミステリー

買おうかな。。と思ってた本がkindle readingにあったので即読み。この事件があった当時は、「ふーん。なんか騒いでるなあ」程度の感じだったのですが、今思えば、金子さんの作ったwinnyが。。。というより、この事件で金子さんという才能を埋もれさせてしまったという点が日本経済の最大の過ちだったのかも。。。と思います。賛否両論あるとは思いますが。しかし、日本の刑事裁判ってこんなになるんですね。弁護士側の観点で書かれているので当たり前なのですが、まあひどいもんだと思いました。でも内容的に価格に見合うか?と言われればちょっと疑問符がつくので★3つ。

2023年6月5日

読書状況 読み終わった [2023年6月5日]
カテゴリ その他

以前に買ってあったKindle本が積読になっていたので。シリーズもののようですが初めて読みました。コメンテーター等でおなじみの著者が現代の話題になっていることを少しだけ掘り下げて解説してあるような感じの内容ですね。という訳で、ニュース等でしっている内容で、ちょっとした疑問がある時に、少しだけ背景等知りたい。。。という方には適切かと。高校生とか大学生とかには良さそうに思います。ただ、若干政治的に著者の考えも入っているので、そこは割り引いた方がいいかな。

2023年6月1日

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読書状況 読み終わった [2023年6月1日]
カテゴリ 実用書
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