The Great Gatsby

  • Penguin
4.12
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780140274134

感想・レビュー・書評

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  • 今回も英語学習で日本語版と合わせて読みましたが、久しぶりに大人向けの本だったので、最初は挫けそうでしたが、慣れてくると、何とか大丈夫でした。

  • 20世紀初頭のハイソサエティーの美しさと儚さ。
    過去を取り戻そうとする男の純愛と破滅。

    「私」(Nick Carraway)はカレッジを卒業後、ボンドビジネスを学ぶためにミッドウェストから東海岸へ移住する。いとこのDaisy Buchananとその旦那のTom Buchanan、Daisyの友達でプロゴルファーのJordan Bakerと出会い、東海岸のきらびやかで浅はかな世界を知る中で、「私」はミステリアスな隣人Gatsbyとも知り合う。
    先月読んだ村上春樹の「騎士団長殺し」はここから着想を得たんだなと即座に思った。華やかなパーティーの描写は美しく、オレンジやコーヒーや花束の香りがしてきそうな一方で、ふとした時に悲しみや寂寥感のある文章が流れてくる。最初のページの父親のクオートなどは洗練されていて、いつまでも覚えておきたいと思う。
    久しぶりの洋書ではあったがオーディオブックのおかげで1週間程で読了。ただ、知らない単語がまだまだあるので理解度は70%がいいとこだろうと感じる。

  •  かつて大学でアメリカ文学を専攻していた時に出会った本で、一番はじめに読んだ時はけだるい夏の夕方の様な感じが漂っていて、それがすごく印象的だった。
     庭やコーヒーやお酒や化粧品の匂いがしてそうなんだけど、すごくクリアなガラスの壁で隔てられている感じ。なんでそんな印象を受けるのかが不思議で何度も繰り返して読んでみたけど、結局今でも分からない。何度も読んで慣れたからなんかなんか分からないけど読みやすいし、情景は妙にリアルに浮かんでくるのでそれが面白くて今後も読み続けると思う。

  • 文章に酔いそうになる。美しく、かっこいい。

  • At the very first part, Nick describes Gatsby as a man who represents everything for which he has unaffected scorn. Gatsby takes interest in almost only Daisy; he made a fortune from unlawful business to win her heart by being rich, and behaved selfishly to make her left her husband against her will. Then, why the author titled "the Great Gatsby?" Is it an irony for Gatsby?
    It is generally said that the main characters, Nick and Gatsby, are other self of the author. Gatsby represents the author's youth (he has an experience like Gatsby), and I think he may want to praise Gatsby's utmost effort to get back a woman's love even though it seems foolish.
    I could not enjoy reading because I could not sympathize with anyone in this story and almost everyone loses something, becomes unhappy. But I read it interestedly through imaging then trend and learning the author's experience.

  • 情けない話ですが英語がとても難しくて苦戦しました。誰か翻訳を出してくれないでしょうか(違

  • 背表紙に一目ぼれしてあまり考えずに買った本。このグレイトギャッツビーはアメリカの高校のアメリカ文学の授業(日本では国語に当たる)でも読まされる作品で、ネイティブにとっても一筋縄にはいかないようです。1920年代の物質主義が台頭してきたアメリカを舞台に、フィッツジェラルド自身が歩んだ人生観を主人公ギャッツビーの視点を通して描いています。大切なものを失ってしまったこの世代の人たちの浅はかさを蔑むにもかかわらず、ギャッツビーも物質欲にまみれた世界にどっぷりと浸かっているという矛盾がポイントです。人生経験が豊かになればなるほど内容を楽しめます。含蓄のある表現や行間を読ませる部分が多いため、深く英語を理解していないとかなり難しいです。

  • 悪戦苦闘中

  • アメリカ文学の代表作のひとつ。今更僕が語るまでもない有名な小説ですが、人間の夢や想いに対する儚さ、虚しさの表現の傑出っぷり、そこから来るだろう切ない読後感、僕は好きです。

    ギャツビーの「美しい破滅」的生きかた、物事に対する病的な執念を含んだ感覚や身のこなし、話しかた…等、まさに村上春樹文学の原点を見る思いです。

  • 悲しいストーリーと美しい文章が印象的。。

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