3・11に問われて――ひとびとの経験をめぐる考察

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000230483

作品紹介・あらすじ

震災・大津波と原発事故の同時発生、その後の危機と混乱は、この社会がはらむ矛盾を一挙に明るみに出した。そこからは、科学・技術、経済、地域間関係、政治、消費生活といったあらゆる分野に及ぶ深刻な問題群が露呈したのである。この破局的な出来事のなかで、ひとびとは何を経験したのか。そして私たちは、この「3・11」という出来事から何を問われているのか。本書は、近代や戦後など歴史的な視座と国内外を貫く問題意識に根ざしながら、この問いを深く掘り下げ、今後の思考や行動への糸口を探る試みである。

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著者プロフィール

専攻は政治社会学。1936年栃木県生まれ。1961年東京大学教養学部教養学科国際関係論卒業。1964年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。1969年同博士課程満期退学。武蔵大学文学部講師。立教大学法学部教授を経て、現在明治大学文学部教授。水俣フォーラム代表。日本ボランティア学会代表。
著書:『やさしさのゆくえ=現代青年論』(筑摩書房1982)、『管理社会と民衆理性』(新曜社1982、『歴史とアイデンティティ』(新曜社1982)、『政治の詩学』(新曜社1983)、『政治のフォークロア』(新曜社1988)、『やさしさの存在証明』(新曜社1989、1996年増補・新装版)『人生のドラマトゥルギー』(岩波書店1994)『〈やさしさ〉の闘い』(新曜社1996)
編著:『証言 水俣病』(岩波新書2000)他。

「2005年 『「存在の現れ」の政治 水俣病という思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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