- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001140606
感想・レビュー・書評
-
点子ちゃん…??と思ったら、なんかちびまる子ちゃん的なニュアンスのあだ名だったようだ。
章ごとに挟まるケストナーの教訓話が、なんでああも説教くさくならずにいいことが書けるのだろうか…。
本当の未来を生きる子どもたちへ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
点子ちゃんとアントン
エーリヒケストナー 岩波少年文庫
この童話は少し古い倫理観の時代に
描かれたモノなので
違和感があるかもしれない
思いっきり頭の良い子達は
俯瞰した視野を持ち
心も澄んでいるらしい
ところで
本名をルイーゼというのに
点子って名前はどこから来たのだろうか?
作者が各章毎に
「立ち止まって考えたこと」
と言う項を設けて
「僕は〜」と文中に顔を出すのを良しとするか?
これが
この小説の評価を二分するかもしれない
-
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00173783 -
うーむ。
人物の造形はおもしろく、点子ちゃんなんかとてつもなく可愛いんやけど、、、ちょっと好かんかな。なんか説教くさいっつうか。
勧善懲悪とまで言うとおおげさやけど、でも、そう。ひねりがないって感じ?
ほかのレビューを少し見ると、説教くさくない、と書いておられる方も多いけど。私には、しっかりと説教くさかったです‼️汗
正しい人、、、アントンや点子ちゃんやお父さんによき結末があり、自分勝手な母親、ナニーを騙していた婚約者の泥棒は憂き目にあう。
まあ、そうして終わってくれた方が、安心できるけどね。こどもにとって、ワクワク面白く読める教育的なストーリーかな。そこがきにくわない笑 -
要所要所でケストナーのコラムのようなものが出てくるのだが、そこに出てくる言葉が義務、尊敬、勇気といったもので、なんとなくカントを連想した。
-
図書館にて。
子供の頃に母に勧められて、いつかは読みたいと思っていた本。
子供の頃読んだらどう思ったのか、今となってはわからないのは残念。
点子ちゃんが本当に子供らしくてかわいい。
妙に頭が切れるところ、大人が思う以上に行動力があるところ、アントンの正義感、きらきらしていてうっとりした。
アンダハトさんは悪役として描かれていたが、夜に2人で屋敷を抜け出すのは点子ちゃんは楽しかったのではないだろうか。
やっていたことはダメなことだったけれど、アントンとも一緒にいられたし、冒険の1つとしてワクワクしたのではないかな。
危険な目に遭わなくて良かったし、親としては許せない存在だけど、アンダハトさん不器用で悪人になりきれてなくて、面白いなと思ってしまった。 -
ポスト ピッピ
いきなり壁に向かってマッチ売りの練習しちゃう点子ちゃんにビビる。ちょっと長くつ下のピッピに似てる。我がルールで生きる点子ちゃんがいい。 -
この本は、飛ぶ教室のように教えてくれることが多いです。