白鯨 上 (岩波文庫)

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感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003230817

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃、世界名作全集か何かで読んだことがあるはずなんですが、あらすじすら、すっかり忘れてました。

    これからどうなるのか、楽しみです。

  • 「モービィ・ディック」と呼ばれる巨大な白い鯨をめぐって繰り広げられる、メルヴィル(一八一九‐一八九一)の最高傑作。海洋冒険小説の枠組みに納まりきらない法外なスケールと独自のスタイルを誇る、象徴性に満ちた「知的ごった煮」。新訳。

  • 広い大洋で繰り広げられる、伝説的な白い巨鯨モービィ・ディックとそれを討ち取ろうとする古参の船長との闘い。 上巻では主に船出部分が描かれてます。

    読んでて何となく思ったんですが、ジョジョを描いている荒木飛呂彦氏に漫画化してほしい。 海の荒々しさと、その中で命を滾らせて生きている船乗りたちが紡ぐ賛歌には彼の画が一番あってると思います。 まぁ、忙しくてできないでしょうけどね。

    ちなみに、ストーリーは面白いと思うんだけど、所々に描かれている鯨学の話はあんまりいらんなぁ。

  •  
    ── メルヴィル/八木 敏雄・訳《白鯨(上)20040819 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003230817
     
    …… 大きなもの、真正なものは、仕上げの笠石を後世にのこす。神よ、
    私が何事も片づけてしまいませぬように。
    ── Melville《Moby-Dick; or, The Whale 18511018-1114 London》
    ── 紀田 順一朗《世界の書物 19890320 朝日文庫》P285
     
     Melville, Herman 18190801 America 18910928 72 /
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20011123
     門庭再訪 ~ 本宮 啓 先生との対話 ~
     
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003230833
    ── メルヴィル/八木 敏雄・訳《白鯨(下)20041216 岩波文庫》
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C7%F2%B7%DF
     
    (20120612)(20191129)
     

    • adlibさん
       
      https://www.facebook.com/yoshijunontheway/posts/4955663944543757
      ...
       
      https://www.facebook.com/yoshijunontheway/posts/4955663944543757
       
       from 吉田 純子ヨシジュン to 阿波 雅敏 さん(20220614 20:46)
      …… 学生時代にエイハブ船長の妄執に気持ちをかき乱されながらこの
      小説を読んだのを覚えています。75歳の今、自分がエイハブだったんだ
      と気がついた次第です。彼が足の悪い障害者で、取り憑かれたように
      白鯨を追跡する、そのアブノーマルなところは私なんだ、と。
      2022/06/14
  • スティーブジョブズもはまったそうなので、自分も読んでみる。

  • 白ゲイ。アッー!
    クイークェグ無双。キャラ立ちすぎでしょう。
    序盤ではあるけど、キリスト教をベースとした衒学によって、衒学とはもっとも相容れぬと言っていいほどかけ離れた、野蛮で粗野で血に塗れた捕鯨というテーマを扱うのかなー、とか思う。

  • 鯨に特別な思いが無い為
    鯨に関する知識のページ等は飛ばしました。

    とても長いのですが
    船に関することなど
    緻密に書かれているので
    海が好きだったり船が好きだったりする人は
    ゆっくり想像しながら読めば
    味わえるんじゃないかと思います。

    私はせっかちなので無理でした。

    人物に関する印象としては
    スターバックは理性的で
    偏執的化身エイバム船長に色々もっともなことを
    言うけど一蹴されて
    周りもなんだか乗り気で一人浮いちゃいそうだし
    ちょっと可哀想だなーと思いました。
    逃げ場が無い海でこのポジションは相当
    きついと思いますね。
    クイークェグが面白いので読めました。

    先を読むかは決めてないですが
    モービーディックが出てくるところは読みたいなと思います。

    難しい本ですね。

  • 平戸などを舞台とした作品です。

  • 久しぶりに読んだら、なんだかクィークェグが天然に思えておかしかった。

  • この巻は丸々導入部。主要人物の説明と目的と目標が語られる。
    ボーの影響とシェイクスピアの影響がある。唾棄すべきとか名状し難いなどはラヴクラフトを読んでるよう。主人公と高貴なる野蛮人クゥイークェグの関係はファーマーのリバーワールドにおけるクレメンズとカズのようだ。

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著者プロフィール

1819年-1891年。ニューヨークに生まれる。13歳の時に父親を亡くして学校を辞め、様々な職を経験。22歳の時に捕鯨船に乗り、4年ほど海を放浪。その間、マルケサス諸島でタイピー族に捕らわれるなど、その後の作品に影響を及ぼす体験をする。27歳で処女作『タイピー』を発表。以降、精力的に作品を発表するものの、生存中には評価を受けず、ニューヨークの税関で職を得ていた。享年72歳。生誕100年を期して再評価されるようになり、遺作『ビリー・バッド』を含む『メルヴィル著作集全16巻』が刊行され、アメリカ文学の巨匠として知られる存在となった。

「2012年 『タイピー 南海の愛すべき食人族たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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