ニコマコス倫理学(アリストテレス) 上 (岩波文庫 青 604-1)
- 岩波書店 (1971年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003360415
感想・レビュー・書評
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人間は本性上市民社会的なものにできているからである。
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人間は、
社会からその痕跡を消し去ることは現実困難である。
ところが、
ある社会では指先ひとつで一瞬にして一切を消し去る。
それに気づいたのは自ら消えてからだ。
私はもはや存在しなかったも同然である。
記憶?
記憶に残る。
いや、皆あれは夢であったと思うだろう。
夢に違いないと。
あれほどまでに一瞬にして消滅する自己。
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倫理とはなにか、そしてその実践
良い人生とは何か、幸福に生きるためにはどうすればよいか -
研修の講義を聞いた際に,当然読んでいるでしょ的な感じで話に出てきたのであわてて購入。
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おもしろい。抽象化は哲学。これに全部詰まってる。これらの言葉を念頭に置いて倫理観を持って生活すれば人格者になれる。なりたい。結局は人間にちとって、知的活動(=徳の追求)に勝る楽しさはないんだなと思う。自分は自分がつくり上げるもの。知慮を念頭に置いた習慣行動が人格を変える。
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細川選。
第3次10月革命の夜、読みました。
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刑法の責任論を思い出す。このあたりが出発点になっているような気がするが、連綿と繋がっているわけではないんだよなあ、これが。
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倫理学を学ぼうと思ったらまず最初に必読の本。古代ギリシアにおいて最初の倫理学集成。ニコマコスが書いたのではなく、アリストテレスが書いたものを息子ニコマコスが編集した本です。