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- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004306184
感想・レビュー・書評
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幅広く神々を取り扱っているが
少々散漫な印象的はあるかもしれない。
最初は言葉のつながりから語彙にイメージを与えていき。
中盤では歴史的な趨勢をおさえながら
神や霊的なものがどのような意味を持っていたか見せる。
終盤では実地の取材に即して展開する。
どうも、それぞれの部分だけでも
ひとつの本に出来るだろうという気がするので
新書にまとめようとしたのが間違いかね。
八幡信仰のあり方から
沖縄の尚氏が九州から来たのではないかという話は
面白いけど、やっぱり脱線してるんじゃないかな。
とはいえ、沖縄でのユタの事例などは
死のあまりの近さを考えると
取材する信用を得るだけでも大変なものだろうと思う。
実直で地道な学者だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主に南の島々・アイヌを中心に日本の土着信仰を考察した本。先人たちの考えに自分なりの解釈を加え、更には本人のフィールドワークもあり。儀式の描写はゾゾッとする。