- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004310587
感想・レビュー・書評
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【図書館】182ページに『ピンポン』のくだりがあり、懐かしかった。
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模範的な教育者とは、こういう人ですよ、ということを詳しく説明した本。
教育者の資質について、かなり具体的に書かれているので参考にはなるが、後半は、結局は生まれ持った資質が教育者に向いているかどうか、ということなのだ、と言っているように読めた。
そうではないと思うので、星3つ。 -
好きでたまらない情熱に溢れた人が先生であるべき、親も子供にその背中を見せるべし的な。
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教育に携わっている人、また今後携わりたい人には必読の書。教育者には、本当に多くの能力が求められる。読者にはしっかり絶望してもらって、立派な教育者になってもらいたい。
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数年前にこれを読んでいたら、否定しないまでもすんなりと嚥下することは出来なかっただろうなあ。今だからこそ素直にそうだよなあと肯定できる。特に、教員の褒める力と段取り力の章には手放しで賛同だ。一つ一つ自分に当てはめて考えると、斎藤孝が言わんとすることが分かる。この人のすごいところは、恐らく自分が経験を重ねてもこの本で言っていることが自分に当てはめて考えられるということ。それは、この人の論が普遍的で恒久的なある意味教育の真理を捉えているからなのではないか。つまり、そうかなぁと疑問を呈するところはまだ自分が至っていない境地なのだろう。この点においてニーチェに近似しているかも。
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今一度、教育について考える良い機会になった。また、実際に教育の現場で使えるテクニックや、役立つ文献情報もたくさんあって良い。
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教育者に必要な事柄について。
立ち位置としては、当然ながら、学校教育からの視点が中心。
(古い時代における『私塾』へのあこがれは感じるが。)
筆者の考える理想の教育・教育者像が描かれる。
確かに、すばらしいだろう、できれば。
これを読んで教師を目指す若者がいるとしたら、きっかけとしては良いかもしれないがそのままで教師になろうとするのは危険だろう。世の中そんなに甘くはないというか、上手くいくことばかりではない。ギリギリのところで努力をしている人からしたら、辞める後押しにもなり得る。
あこがれを伝播させるために先生は学び続ける姿勢をもち、太陽のようであるべし。 -
「今、なぜこのことをしているのか」の目的意識をひとつひとつ明確に指導することが大切。
宮沢賢治から引用された文章が好き。 -
私は教育関係者ではないが、呼吸で身体を整え、感情をコントロールし、行動に結びつけることが大事だと実感する。