旅の途中: 巡り合った人々 1959-2005

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022500748

感想・レビュー・書評

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  • 2017年9月7日読了

  • 20141025 ブレない思考は経験や人との付き合いから出来上がったものなのだと分かる。自分の基準を大事にした人だからできることかも知れない。もう少し生きていて欲しかった。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4022500743
    ── 筑紫 哲也《旅の途中 ~ 巡り合った人々 1959-2005 200511‥ 朝日新聞社》
     
     筑紫 哲也は、後藤田 正晴の訃報に“護民官”の敬称を添えた。
    ── 筑紫 哲也《旅の途中 ~ めぐり合った人々》"護民官"の「筋」と「軸」
    http://blogs.yahoo.co.jp/kanekokei495/45731070.html
     
    http://d.hatena.ne.jp/aedlib/20200202(遭遇順、修訂中)
     すれちがった人々 ~ たずねびと ~
    http://d.hatena.ne.jp/aedlib/archive?word=%A4%B9%A4%EC%A4%C1%A4%AC%A4%C3%A4%BF%BF%CD%A1%B9
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A4%B9%A4%EC%A4%C1%A4%AC%A4%C3%A4%BF%BF%CD%A1%B9
     
    (20140826)
     

  • 著者が学生時代に勉強せずに劣等生であったこと。そしてマスコミ(朝日新聞)しか合格しなかったとのこと。謙遜であるにしても人生を感じました。そして著者の関心の幅の広さを感じさせてくれるのは数多くの政治家だけでなく、音楽家(MJQのジョンルイス、小澤征爾、芥川也寸志他)、建築家、陶芸家(河井寛次郎)、戯曲作家・演出家(野田秀樹他9、小説家(阿佐田哲也、水上勉)らとの出合い(単なる1度の対談でなく)です。しかしながら私にとってはやはり政治家との出会いの記事が一番面白く読めたように思います。そして最後に近い部分でテニスン「果てしない広がり」から"Iam a part of all that I have met"という言葉の紹介は著者の一番言いたかった気持ちを表しているようです。因みに最後はどうしても早大時代に縁があって直接指導を受けた丸山眞男で終わりたかったという著者の心意気にも賛成です。

  • 人の興味をそらさない

  • “I am a part of all that I have met.”著者の先輩である松山幸雄氏が、このテニソンの詩を教えてくれたそうだ。本書の、そして筑紫哲也の生き方の指針であり、報道という仕事そのものと言える。
    著者が去った今、ここに書かれている多くの人も故人となってしまった。時代の息遣い、空気の軽重・密度、そういったものが著者の視線を通し、いわゆる「人物評」の中に感じられる点で、やはり筑紫哲也という人物そのものが時代の羅針盤であったのであろう。

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著者プロフィール

1935年大分県生まれ。朝日新聞社で米軍統治下の沖縄特派員、ワシントン特派員等を務め現在TBSテレビ系キャスター編集長。

「2010年 『戦争を平和にかえる法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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