- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022645982
感想・レビュー・書評
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2014/10/06読み始め
2014/10/08読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
財政窮状の地方自治体、そしてさらに崩壊しつつある地域医療の現実に、さらに医療クレーム(といっていいのか僕にはわからないが・・)の問題を描いている。極寒の嵐よりも厳しい題材だ。それでも上巻のどこかのんびりした牧歌的な雰囲気、まさに北の大地ののどかさがあり、しかし一転、下巻では怒涛のごとく問題が顕著化して・・・読後感としては、簡単には解がでない問題を山積みにされたような少し重いものが残った。山積み。しかし目の前の問題です。
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上巻は笑える展開でしたが、下巻は少し違った感じで読み応えがありました。
三枝さんは素晴らしいですね。それに惹かれた今中さん、並木看護師も。
そんな人との出逢いはいいなあ〜。
面白かったです。 -
ノンフィクションではないものの、事実に限りなく基づいた話なのだと思うと地方医療には救いようがない。
現場を知らない上層部が都合の良いように制度を変えてしまい、そのツケを現場が払わされるというのは一般企業においても良くあるが、偉くなるとどうして現場がわからなくなってしまうのか、本当にわからない。
ほかにやりようがないのか、毎回もやもやする。 -
医療ミスと産婦人科医が訴えられたり、病院評価機構の調査がやってきたりと慌ただしい。
北海道夕張市がモデルとなったらしいこの小説。
今現在、医療の現場が抱えている問題は、私たちにも決して無関係ではない。
2014.6.4 -
地方の市民病院で起こり得そうな事柄が、テンポ良く描かれている。今中医師を始め、極北市民病院は今後どうなるのか、続編が楽しみである。
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次作への含みを残しての終わり方でしたね。海堂作品っていろんな作品につながっていきますね。破綻した病院を赴任してきた世良さんがいかに立ち直らしていくのか、こうご期待!ってとこですか
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すごく面白かったー!海堂作品で初めて読んだのがジーン・ワルツだったからずっと読みたいと思っていた作品だったのでやっと読めて良かった。それにしてもタイムリー!ネタバレだろうから詳細は書かないけど、あの人とあの人は同一人物だな〜!こうやってたくさんの作品が実は色々な所で繋がってるから海堂作品は面白い!続編も早く読みたいなー!
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人を犠牲にして、まではいかないにしても自分はラクをして甘い汁を吸おうとしてきた結果ですよね。三枝氏の件など本当にひどいのですが、ありえないこともないと思えるのが空しい。