親孝行できるかな? (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040674339

感想・レビュー・書評

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  • あ、たかぎさんの本、と思ったらかなり以前の出版を見逃していました。

    裏表紙の実家の荒れっぷりというか散らかりっぷりが読む前からもう面白い。両手塞がってるなおこさんが足でむすっとして扉開けてるのもリアル。「ザ・実家」って感じ。
    最初の方は、なんかお父さんがお茶目で楽しく、たかぎさんのお父さんへの愛情もじんじん伝わってきます。
    中間は旅行の話がメインで読んでて三人と一緒にワクワクしました。しかしたかぎさんは本当に食べ物を美味しそうに書くのがすばらしくウマい。食べたことのないものだけどすごく食べてみたいと思わされてしまいます。

    後半の方は娘としての心配や思いを盛り込んだハートフルな展開。(イライラもかなりしてますが心配が高じるあまりだな、と。心配しすぎると怒るというのは愛情ある相手にやりがちですよね?)
    特にリフォームに対する両親のスタンスと娘の気持ちとのすれ違いは、私も知人が全く同じ理由で悩んでいたのを知っていたので、「親の思い(子供に少しでもお金を残したい。先の短い人生だから余計なお金をかけたくない)」「子どもの思い(先が短い人生だからこそ辛かったりしんどかったりすることのない安心できる環境で暮らしてほしい)」がそれぞれ思い合っているばかりにすれ違ってしまう切なさをしみじみ感じました。
    愛情って深ければいいというものでもなく、押し付けになってしまったりやりすぎてしまったりもあるよなぁと考えさせられます。

    デビュー10周年の話はジーンとしました。本当に良かったなぁと。そして親ってありがたいものだなぁと。
    自分は結構早く両親を亡くしてしまい「もっと美味しいものたくさん食べさせてあげたかったなぁ」とよく思うのでちょっと羨ましかったです。

    たかぎさんの人生を本書のあとに出版された本を読んで知ってる状態から読んだので微笑ましい、気持ちで読了しました。ほっこりしました。

  • 身内感がハンパない。

    読みはじめこそ
    他人ちの事情にふんふん何となく耳を傾けているだけ、であったが
    いつのまにか
    この家(高木さんの実家)の居間で
    ごろり、と横になり
    うとうとしかけ目線(?)に。

    そのうち著者の
    つっこみにて目が覚める。(笑
    それがなんとも心地良く、
    (いやぁ~、なんて親孝行な娘に育ったのだろう。)
    こんなに気遣ってくれる娘がいたらもう、
    ご両親、幸せすぎですね♪

  • お父さんもお母さんもお茶目で可愛い♡親孝行とか将来の介護やリフォームについて考えないとなーと感じました(^_^;)

  • 読んでるだけでクスッと笑えたり、共感出来たり、本当に面白かったです。読みやすいし、1冊で完結してるから、続き物が苦手な人には良いかも。
    親に親孝行したいと思った時には、親無しっていうから本当に生きている限りなにかやってあげたいってなりました。

  • ご両親ともとてもいいあじでてて
    ほのぼのしてておもしろかったです

    特に韓国旅行の話も面白かったし
    リフォームの話の続き知りたいなぁ
    続編出ないかなぁと期待してます☆

    お父さんの多趣味なとこと
    お母さんのパートかけもちと
    お二人ともアクティブでとてもいい♪
    旅行行きたくなる本

  • たかぎさんの本は大好きで、
    同じように独身で両親も少し年をとってきたなと思っているところだったので、私も年1回の旅行など一緒に行きたいなと思った。
    最後辺りの、思ったような娘じゃないかもしれないけどというところに自己投影してしまうのかも。

  • たかぎなおこさん大好きです。
    この本を読んでもっと好きになりました(*ˊᵕˋ*)
    少しホロッとそして笑える、無性に父母に会いたくなります(..◜ᴗ◝..)

  • お父さん、かわゆす。

  • きちんと親孝行しているたかぎさんに感動しました!しかもマンガとしてちゃんと笑えます!

  • しみじみ

著者プロフィール

たかぎ なおこ:1974年、三重県生まれ。イラストレーター。おもな著書に『150cmライフ。』『ひとりぐらしも5年め』『愛しのローカルごはん旅』『マラソン1年生』『海外マラソンRunRun旅』『ひとりぐらしも何年め?』『(お互い40代婚』(KADOKAWA)『浮草デイズ』『はらぺこ万歳! 』(文藝春秋)、『ひとり暮らしな日々』(主婦と生活社)、『へなちょこ手作り生活』(白泉社)など多数。

「2023年 『おかあさんライフ。 今日も快走!ママチャリ編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

たかぎなおこの作品

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