シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠 (角川ビーンズ文庫 73-7)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年12月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041000915
作品紹介・あらすじ
「知り得たすべては他言無用。その約束を守れる者は残りなさい」新工房を開こうと張り切る銀砂糖師アンに、王城から届いた要請。それは、一流の砂糖菓子職人たちと共に、ある仕事を引き受けろというものだった。しかも依頼人は、王妃マルグリット。初めて王城に足を踏み入れたアンは、王家が秘匿し続けてきた美しい銀砂糖妖精ルルから、砂糖菓子の技術を学ぶことになり!?予想外の展開に驚きの連続!人気作、新章スタートの第七弾。
感想・レビュー・書評
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この巻から新章「銀砂糖妖精編(仮)」だそうです。
キースと新しい工房を立ち上げる流れになっていたところに、銀砂糖子爵のヒューが実力者を集めて国命のような仕事をアンに振ってきた。なぜか、シャルも命令で同行することに。そこで出会った妖精が妖精と人間の関わりに大きな意味を持つ者だった。妖精と人間の関係が今、大きく変わり出す…。そしてアンの恋模様も凄く動き出した!おおっ、急展開。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間の王と妖精の王との誓約は守られていくのだろうか⁈
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アンとシャルのお互いを想う気持ちが切なくてつらい
キースが男として成長しててかっこよかった -
新章です。
キースに2人で工房をと誘われた続きのはずが、銀砂糖子爵から別の仕事の依頼。それも断ることは出来ない内容。
妖精と友達になれるアン、妖精は使役するものと思っている人の意識の違いなども描かれています。
その関係を変えるきっかけになることも起きるし、これから良いように変わっていくと期待したいです。 -
まさかの!!銀砂糖妖精が中にいるはなし。
銀砂糖って不思議だなあ
人間がたまたま妖精のおこぼれに預かっているだけなんだとよくわかる
生まれたときから奴隷制度のなかで生きてきた人間が、妖精を上に置くのが難しいのは仕方なくて悲しい
でも職人であることひとつだけが、彼らを対等にしたんだろね -
今回は修業回だった。前作まではアンが主導して、もしくは単独で銀砂糖を練っていたのが、師匠に叱咤されながら仲間たちと足掻いている。
シャルの出生や銀砂糖の歴史等も、ようやく落ち着いた状況で説明。
ルルはいい女。あまり性の部分は感じられないが、カッコイイ女という感じだった。
そしてキース。好青年過ぎて聖人枠かと思っていたが、そうではなかったらしい。人間らしくていいと思うが、少し小っ恥ずかしくなる。 -
積読中です。
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王家の銀砂糖妖精600才のルル登場。
5人の人間の弟子達との交流がほほえましい。
妖精王と人間の王としての駆け引きまで
出てきてちょっとストーリー一歩前進です。
(ついでにシャルの気持ちも)