オズの魔法使い (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041007082

作品紹介・あらすじ

カンザスの大平原のまんなかから大竜巻で家ごと見知らぬ土地に飛ばされたドロシー。ヘンリーおじさんとエムおばさんが待つ故郷へ戻りたい一心で、どんな願いも叶えてくれるという偉大なる魔法使いオズに逢いにエメラルドの街を目指す。頭にわらの入ったかかし、心臓がないブリキの木こり、勇気がほしいライオン。仲間とともに困難を乗り越える一行の願いは叶えられるのか?柴田元幸の新訳による不朽の冒険ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃に、ビデオで映像化されたものを見てた記憶があって懐かしい。ストーリーはほぼ忘れていたけど、作者の「ただ子どもたちが楽しめる作品を」という思いの通りの楽しい物語でした。オズの魔法使いの正体にちょっとした驚きもあってよかった。

  • H29.3.5 読了。

  • 旅をして得たもの、実はすでに持っていたもの。こころ優しい仲間たちとの友情に、温かい気持ちになった。1900年に刊行され現在でも愛される物語であることに納得。

  • 今さらきちんと読んだ。オズの魔法使いに会うのがゴールかと思っていたが物語半ばでそれは叶えられ,では西の国の魔女を倒すのが真のゴールかと思えばそれもまたすぐに達成,この物語はどこへ行くのだろうと。誰しも欲しいと願っているもの(賢さ・心・勇敢さ等)は気づかぬうちに手に入れているのか。

  • 自身の短所は、実は長所でもある。
    短所と思う理由は、自身が求める基準が非常に高いから。
    劣等感こそが成長を促すエネルギー。
    そんなことを教えてくれます。

  • 実は、ストーリー知らず。30過ぎてはじめて読んだ。


    弱いのに強いライオンに、心がないのに心優しい木こり、脳みそがないのに賢いカカシ。


    古典は、やっぱり残るだけの魅力があるから、後世に残っていくんだな、と。

  • 「不思議の国のアリス」は苦手でも、
    こちらは好き。
    高校1年時に、英語版を授業で使った。

    カンザスの大平原のまんなかから大竜巻で家ごと見知らぬ土地に飛ばされたドロシー。ヘンリーおじさんとエムおばさんが待つ故郷へ戻りたい一心で、どんな願いも叶えてくれるという偉大なる魔法使いオズに逢いにエメラルドの街を目指す。頭にわらの入ったかかし、心臓がないブリキの木こり、勇気がほしいライオン。仲間とともに困難を乗り越える一行の願いは叶えられるのか?柴田元幸の新訳による不朽の冒険ファンタジー。

  • オズはじまりの戦いの予習で読んでみました。
    約100年前に作られた不朽の名作。
    ケシの花畑で眠ってしまうドロシーを描いた表紙も素敵。

    オズの国の地図はこれがわかりやすい…
    http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8e/Map-of-Oz.jpg


  • 名前は知っているけど意外と読んだことない本を探している時に図書館でこの本に出会いました。

    読んでみると思ってたイメージと違って外国版桃太郎のような感じでした。

    木こりもかかしもライオンも、みんな自分の欲しいものは持っているけどそれに気付いていない。
    気付かせてくれたオズはある意味本当の魔法使いなのかもしれないと思いました。

    オズがずる賢くてちょっと残念でしたが、大切なことが書かれている本だなと思いました。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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