- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041037942
感想・レビュー・書評
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青春とは、その時には気付かないもので、後になって「あの時って青春だったよなぁ」と気付くものでないかと思っている。
勝ったのかとか負けたのかとか、そりゃあ確かに結果も大事だけど、ひたすら熱くそこに立ち向かった経験は自分の財産であり宝物だ。
熱意は人を動かす。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画007招致に奮闘する島の、その発端から結果までを描いたセミフィクション。
事実は小説より奇なり、を再認識した。
起承転結の面白さは小説顔負けだが、都合のよい展開と、一転して信じられないくらい儚い終わりと、かすかに残された希望と…フィクションでは、ご都合主義過ぎて楽しめないレベルだった。
島社会の地域史として、また地方活運動の好事例として、資料的な価値の高い作品だと思う。結末は、ホントに素敵だった。
3 -
いや、これは面白かった(^o^
実際にあった出来事を小説化してるので、
あまり無責任に面白がるのもどうかとは思いましたが...
でも、小さな島の純朴な人たちが、
島の将来を真剣に考え、知恵を出し合って、
まっすぐに努力してる姿は素直に感動できる。
そのまっすぐさが空回りしたり、
人によって「先走って」しまい、
でも結果オーライだったり。
盛り上がって、落とされて、仲間割れあり、
責任の「なすりつけ合い」あり...
全ての人間模様がギュッと濃縮されている(^ ^
ハッピーエンドと言っていいのかよく分からない、
「ぐだぐだの」ラストがまたリアルで良い(^ ^
島民たちの努力とは全く関係ないところで、
少しずつ島も進化を見せてみたり。
「時代に流される無力感」を嘆くでもなく、
素直に受け入れる「直島」の島民が、
とても愛すべき人々として描かれている(^ ^
いや〜、いろんな人にお勧めしたい面白さ(^o^
書店で衝動買いでしたが、大当たりでした(^ ^ -
地名が、すんでいる人々の
個性を表していたら
それはそれでおもしろい。
すてきな地名がいっぱい。
すてきな人もいっぱい。 -
そんなに感動するような話じゃないと思うのだが
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実話を基に書かれた小説。以前、単行本で読みました。
→ http://bukupe.com/summary/12164 -
面白いノンフィクションのネタなのだが、松岡の文章は、少し読みにくく、全体の印象を地味にしてしまっている。