新編 宮沢賢治詩集 (角川文庫)

著者 :
制作 : 中村 稔 
  • KADOKAWA
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041040058

感想・レビュー・書評

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  • 前書きより

    透明な人類の巨大な足跡を 
    発見するかもしれません
    すべてこれらの命題は 
    心象や時間それらの性質として
    第四次延長のなかで主張されます

    大正13年1月20日  宮澤賢治 

    春と修羅(mental sketch modified)
    などが収録されています。

  • 童話でお馴染みの宮沢賢治さんですが、「雨ニモ負ケズ」に代表される詩も、かなり良いです。そして、この詩集には、かなりブラックな作品も収録されてます。

  • 090921(a 091104)
    091221(a 100101)
    101001(a 101013)

  • 死を覚悟した夜、汗みどろの枕元にこれを置いた。

    死んでしまった友人も、賢治が好きだった。

    どれでもいいけれど、取りあえず手に入りやすかったので角川版。

    言語の広がるイメージの壮大さと、心に残る特徴的な擬音、
    なにより痛切な心象が、読む私たちの心も癒してくれている。
    ……かも知れない? 
    わからん。

    読むクスリ代わりに気休め。こればかりだと食傷するけれども、
    毒にならん程度に、どですか?

  • 日本人で読まないのは嘘。

  • 彼の人生を感じさせる詩が多数収録されています。一見どういう意味かわからない言葉の羅列も、その端端に彼の生き様が描かれています。

  • 永訣の朝、雪の白さに打たれた心はそれでも帰ってきて「雨ニモ負ケズ」を詠ったんです。だから私は「雨ニモ負ケズ」はただあれだけを教科書に載せるのでは意味がないと言うんですがー

  • 持っているのはこれ。これには一番好きな詩が載っていないのでどこの出版社が良いのか探し中。この中では「松の針」が好き。

  • 全体的によくわからなかったけど、気に入ったの詩が何個か。
    それだけで、大いに幸せ。

  • 血が『がぶがぶ湧いて』『今にも死にそう』なのに、見えるのは『やっぱりきれいな青空とすき透った風ばかり』

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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