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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041041949
感想・レビュー・書評
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徳島の一少年が機械に憧れ、大阪、東京、そして満州へ出ていくという話。彼が惚れた技術を実現するために日々努力するが、時代の流れに翻弄されていく。
久々に面白い小説に出会ったと感じた。純粋な動機が社会に触れていきだんだん汚されていく様や時代や運命に翻弄され見てられないなぁと思うこともあったけど、ひたむきな姿と目標を叶える姿は良い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
容易く感想を文章化できないでいるのですが、
彼女が現代日本文学の最高峰、至宝であるという評価は
私の中でより揺るがざるものとなりました。
凄まじい作品です。 -
志をもって一生懸命生きている音三郎が自分では気付かぬうちに徐々に変化していく。その過程で自ら背負い込んだ爆弾がいつ爆発するかとひやひやしながら読み進めた。