後宮に月は満ちる 金椛国春秋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 752
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041056936

感想・レビュー・書評

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  • 人物や建物の構造に関する描写が増えてきたのでメモをとらないとしんどくなってきた。

  • 図書館で。
    シリーズ第二巻。
    前の巻で宦官の彼に対する主人公君の態度と思いが不可解だと思ったけど、あれは嫉妬なのかな。立場をわきまえて、きちんと能力を発揮できる大人に対する。

    という訳で今回は困った公女様の登場。確かに虫歯は大変そう。口内環境は全身に悪さをするというしねぇ…
    麻酔しても歯を抜くと相当体力使うから大変だろうなぁなんてあまり物語と関係ないところに同情しました。

    今どき流行りの異世界転生モノなんかも、歯磨き問題はどうしてるんだろ、とか気になるところですなぁ。

  • 語弊を招くかもしれませんが、前作より若い方の作品ではないなと思っていたのですが、作者さんの年齢を知って納得です。「身を隠すために女装して後宮に入る」というよくありそうな骨にしっかり身が付いていて読んでいて興味深いです。次巻も気になります。

  • 2作目。麗華が心を開いていくところや、彼女の身の振り方に一番関心があった。玄月にはどうしても、この人は裏切らないだろうなという良くも悪くも妙な信頼感があって、ハラハラすることが出来なかった。

  • 面白くて一気読み。
    主人公たちどうなるのかな。続きも楽しみ。

  • シリーズ2作目。

  • 玄月は裏切っていないよね?やっぱ裏切っちゃった?と作中の人物のような気持ちで読んでいました。

    ますます後宮から出にくくなってしまった感じもありますが、はたしてどうなることやら。

  • 前作に続き、本の厚みに対して内容が濃い…
    麗華公主、良い子じゃないの。好きだなぁと思ったけどもう登場しないのかな?
    どんどんと後宮の中心に近づいてしまって抜け出せなくなるし、どんどん体は男の子になっていくし、今後どうなるのか次作も楽しみです。

  • この厚さにして内容が濃い。濃いから読むのに時間がかかった。←褒めてる
    女性が男性に、とか、身分を詐称した女の子が後宮に、とかは今までもけっこうあったけど、男の子が女官に混じる、というのは新鮮で、男の子、世間知らずの少年だから気がつかないこととかもあってそれがよく出てるのが良い。

    2020.1.5
    7

  • 前巻で遊々の正体がバレてしまったけど、どんな展開になるかと思いきや…明々と揃って女性医学生の道に進むことなるとは考えたなと思った。
    医学の道をかじれば王宮を脱出した後も手に職がある分食べて行けるだろうし。
    ただ、展開的にはどんどん王宮で巻き起こる陰謀に巻き込まれて底無しの沼にハマりこんでいる感が…
    結局逃げようと思っても迎月に(漢字が違う?)囚われちゃうし…でも終わり方的には族滅法を取り消そうという流れになってきているからちょっと希望があるのかな?

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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