六法推理

著者 :
  • KADOKAWA
3.44
  • (29)
  • (72)
  • (96)
  • (24)
  • (4)
本棚登録 : 1077
感想 : 97
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041120064

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 法曹一家の次男で大学生の行政が主人公。大学で無料法律相談ゼミに所属し、その相談者とタッグを組み色々な事件に巻き込まれる。
    あーあれ伏線か!!という驚きと決して優しくない結末が読みやすい文章で書いてある。
    別に法曹一家という設定はいらなかったかなという気もする。

  • 五十嵐さんと言えば法廷モノ。
    今回のお話、好きだーー
    もはや主役はどっちかわからないけど夏倫ちゃんのキャラが好きだ。
    続いてほしいなーー

  • 素晴らしい。彼だからこそ、書くことができた作品。
    文句なしの星5です。

  • 法律が分からなくても楽しかったです。なるほどなぁと為になる場面もありました。

  • 法廷遊戯の著者によるまたまた法律に関する推理小説。5篇の短編が最後につながって真相がわかるが、全体的にあまり盛り上がりがなく、単調な感じだった。次に期待しわう。

  • 法学部四年の古城が、持ち込まれる法律問題を解決する無料法律相談。解決策にイマイチを感じるところもあったが、○

  • 普通の推理物とはちょっと変わった切り口があったりしたから展開が読めなかったのが面白かった

  • どの話も、現代社会の問題を取り上げながらミステリーとしてうまく創られてると感じた。ただ、戸賀ちゃんのキャラがちょっとうざい。それは作者の狙い目とは思うが・・・

  •  未熟さが魅力になっている。
     これまでと比べると、 それがあんまりドロドロしていないので良い。
      

  • 父は裁判官、母は弁護士、兄は検事という法曹一家で育った古城行成、大学4年。大学で自主ゼミとして「無料法律相談所」を開いている。一風変わった女子大生、戸賀夏倫と一緒に持ち込まれた案件を解いていく連作短編。行成の身上に何か秘密があるのかなと思ったらそうではなくて、軽い感じのミステリでした。サクッと読めて面白かった。最後に新しい仲間も加わったようで、これはシリーズ化するかな。

全97件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業、同大学法科大学院修了。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。本書で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー。他の著書に、『不可逆少年』『原因において自由な物語』『六法推理』『幻告』がある。

「2023年 『法廷遊戯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐律人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
呉 勝浩
米澤 穂信
似鳥 鶏
斜線堂 有紀
五十嵐 律人
辻村 深月
米澤 穂信
凪良 ゆう
夕木 春央
今村 昌弘
五十嵐 律人
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×