アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042750017

感想・レビュー・書評

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  • “夢を追うことが重要だ”
    で感想を片付けるのは何とももったいなく思っている。

    「何をしていようとも、この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。」

    この当たり前に改めて気付かされ、
    自分なりの存在意義--今を生きる意味を深く考えさせられる内容だった。

  •  純粋に自分の夢を叶えるために生きていくことの、大切さと難しさを教えてくれる物語。「前兆」、「宇宙」や「錬金術」。これらを日常は深く考えているわけではないが、何となく人生の道理や真理は理解できると感じたし、実際体験していると思う。手放してしまった夢を含めて。

  • 2021年2月9日読了。
    Uberのアルバイト中、待ち時間に高円寺をぶらついていたら、古本屋の表に出ている棚に50円で売られているのを発見。友人二人が読んで面白いと言っていたのを思い出し迷わず購入した。

    面白い。本当に叶えたい夢がある時、宇宙はそれが叶う様に力を貸してくれる。その力は前兆として私たちの前に現れる。私たちは叶えたい夢を忘れずに思うことと、その前兆に対して心の耳を傾け続けなければならないのだ。
    良い事、励みになる事言うなあと思う。若い頃にこの本に出会えて良かった。

  • 幸せを探して旅に出るお話。
    内容はいいのだろうが、日本語訳がイマイチ。全然頭に入ってこなかった。

  • 今まで読んだ本の中で一番面白い、気づきがあると言っても過言でないものだった。

    羊飼いである少年は占い師と出会い、王様と出会い、イギリス人と出会いそして、運命の人と出会い、アルケミスト(錬金術師)と出会い、夢に向かって、自身の心の声に従って歩みを進めていく。

    アルケミストと出会ってから、人生に置いて大切な事を沢山教わる。
    その中の一つに

    自分の心の声を聞き続け、心の声に従う事とある。

    心の声は消えることはない、心の声に反いて生きる人生は選べば、一生の後悔をし続けて生き続ける事になる。それは生きたい自分を押し殺して生き続ける事を意味する。そんな人生自分は嫌だと思えた。

  • 『この本を売るために 本屋になりました』

  • 簡単には感想が言葉にできない。

    少年の勇気と旅と出逢いと。
    夢は持つべきとか叶うとかそういうのではなく、「夢を生きる」ことが大切なのか。
    この表現がしっくりきた。

  • 2020.7.30読了

    考察系YouTuberキリンで紹介されていて興味を持って購入して読んだ。

    不思議なお話。

    自己啓発本のような人生に関する教訓めいたお話が、青い鳥のような寓話をもって語られる。

    羊飼いの少年が、ふとしたきっかけで自身の夢である宝探しに人生をかけ、砂漠を渡る中で、風や太陽と会話できるまでに成長し、宝と姫を手に入れるお話。

    シンプルな文章ながら、自分にはあまり響かなかった為、読み進めるのに大変時間がかかってしまった。

  • 元々物語りを読む習慣がない私にとって
    冒頭は少し退屈で、読むのが苦痛な部分もありました。
    が‼︎物語が進むにつれてどんどん夢中に…
    なぜならこの物語のメッセージである
    運命を諦めず追いかけ続ける
    前兆がある
    これが今の私の状況をかなり物語っていて
    数年前に友人から贈られたこの本を
    正に今読む意味があったのだと思えたからです。

    お陰で少し踏み出せました。
    どうもありがとう。

  • 夢を追いかける少年サンチャゴ。途中の困難や誘惑があっても、目的に向かって生きる姿は清々しい。大人になって忘れている素直さもあり、徹夜で読んでしまった。


    重要なこと
    熱中するということばであり、愛と目的をもってものごとを達成するということばであり、信じていることや、望んでいることを追求するという言葉でもあった。

    らくだ使いのことば
    人は、自分の必要と希望を満たす能力さえあれば、未知を恐れることはない、ということです。

    私は食べている時は、食べることしか考えません。もし私が行進していたら、行進することだけに集中します。もし私が戦わなければならなかったら、その日に死んでもそれはかないません。なぜなら、私は過去にも未来にも生きていないからです。私は今だけにしか興味をもっていません。もし常に今を集中していれば、幸せになれます。砂漠には人生があり、空には星があり、部族の男たちは人間だから戦う、ということがわかるでしょう。人生は私たちにとってパーティであり、お祭りでもあります。なぜなら、人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです。

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著者プロフィール

1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。2002年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、88か国語に翻訳され、これまで170以上の国々で3億2000万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された。

「2021年 『弓を引く人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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