鎮魂歌 不夜城II (角川文庫 は 21-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043442027

感想・レビュー・書評

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  • 襞に突き刺して気持ちいい。
    あれから健一は強くなった。
    やたらとちんこばかり攻撃するのは反則。

    ああ、だから鎮魂歌なのよね。

  • エグい。
    新宿こえー(フィクションだけど)

    今回は、健一が中心じゃない。
    殺し屋と元警官の2人が主人公。
    それぞれの視点を行ったり、来たり。

    歌舞伎町 上海系のボスの情夫がキーなんだが、まあ彼女に振り回される。一作目と同じような展開。ただ、この2人、考えて動いてるつもりだけど…あれなんだよね、、、
    下っ端のつらみ。
    なんかツイフーいまいち奮ってないけど、最後まで目まぐるしく変わる状況と緊迫感、やっぱりたまらんね。

  • 不夜城の続編。
    不夜城のインパクトが強かったために、あまり印象には残らず。

  • 前作以上にノワールな作品。特に中盤まではただひたすら悪辣で悪行、悪夢のような展開。終盤、全ての謎につながる物事がはまりはじめると、ミステリーとしての味わいが楽しめます。そこまでの辛抱かも。

  • 主人公2人仕立ては前作より凝ってて中々良かったけども、蓋開けて見ると殺戮の嵐で派手さは前作以上。そして核心となるのはBL。みんな死ぬほど身勝手なんだけど、そこそこ切なかった。前作の主人公がクソ野郎すぎて痛快だった。

  • 面白かった。
    今回の主人公は秋夫と滝沢だと思うのだが、2人とも最後には死んでしまう。
    やん爺と健一の2人が狂言回しみたいな立ち位置か。
    話にどこまでも裏があって面白い。

  • 2002/1/21 読了

  • 中国マフィアの抗争から2年経過した、新宿歌舞伎町が舞台。

    謎のイケメン殺し屋“秋生”と元刑事の変態“滝沢”が、それぞれの人生の歯車をギィーギィーきしませながら、話しは進んでいく。

    北京と上海、劉健一と楊偉民、それぞれの思惑と裏切りと愛憎が複雑に絡まりあいながら、究極のラストに突き進む迫力に圧倒された。

  • 前作を上回るエログロに吐き気がするが、そこがたまらない。ミステリ、アクション風味が増強され、前作より楽しめる。

  • 描写はドライに、物語はスピーディーに進化した不夜城第二幕。秋生と滝沢、2人のアウトローが破滅への道を疾走する。

著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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