人造救世主 ギニー・ピッグス (角川ホラー文庫 こ 2-12)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年2月25日発売)
本棚登録 : 172人
感想 : 12件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043470129
感想・レビュー・書評
-
このシリーズは様々な超能力者どうしの異能バトルが最高だ。自分の能力の特性を最大限に生かし、逆に相手の能力の弱点を突く、逆手に取る。そのかけひきが最高に面白い。シリーズ2作目の本作では、研究所では能力を発現しなかった1ナンバーが逃亡、能力者が処理にやってくるが、その戦いの中で各々が能力を発現、そして戦う。このバトルが最高にしびれる。凄い!
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015年4月16日読了。小林泰三のバトル物シリーズ第2弾、4年の間隔をあけて読了。歴史上の偉人の遺伝子を持つ超能力者たちの襲撃にヴォルフらが常人が対抗した前作に対し、こちらでは時間を遡ったりして超人同士の異能力バトルが描かれるが、戦い自体はアッサリと決着がつくことが特徴か。人物同士の会話の妙な緊張感のなさ、内臓が飛び散るグロ風味などが「ファンの期待する小林泰三らしさ」ととるか、「いたずらに初心者の敷居を上げている」「マンネリ」ととるか…個人的には楽しく読んだが。「偉人にちなむ超能力」という設定がこのシリーズの面白いところだが、当の偉人についてほのめかす程度ではっきりと断言しないのが、面白いというか分かりにくいというか。
-
吐き気してくるほどのグロ描写。文章だけで鮮明に。シリーズ第二弾