アラビアの夜の種族 II (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1139
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043636044

感想・レビュー・書評

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  • 長い!
    ゾハルとエジプト、2つの物語がどうなっていくのか、どう交わるのか気になる。

  • 全3巻の2冊目。レビューは1巻のところに。
    http://booklog.jp/users/pilvoj/archives/1/4043636032

  • 語り部の話が、1巻とは違う主人公から始まる(1巻の主人公アーダムも後から登場する)。ファラーとサフィアーン、二人の主人公はどちらも才能や容姿に優れていて、醜男アーダムとは大違い。

    壮大さを匂わせながらある場所に収束する展開、どこかスケール的にこじんまりした印象を受けた。まとまりがよいが、物語としても一冊の本だったときはこの部分は中だるみだったんだろうなあ。

    ただ3巻への期待値を煽るという点では成功していると思う。

  • 物語の中盤、材料が揃った?容赦ない展開が面白い。

  •  アラビアの夜の種族〈1〉は2013年6月に読了、なんと全3冊の中巻を1年半を経て読んだことになる。理由はブックオフで売りにでてなかっただけ。感想については3巻目で、こちらは早々に手に入れました。

  • 下巻にまとめる。

  • だんだんと「災厄の書」の全貌が見えてきた。1巻で大魔術師になりつつ眠りについたアーダム。その一千年後に生まれたアルビノのファラーと、王子でありながら盗賊として育てられたサフィアーンの運命が絡まっていく。そして現実には迫るナポレオン軍。この息をつかせぬ展開はすばらしい。最終巻にも期待。

  • 少し読みにくい文章ですけど、続きが気になる内容。
    続きを読みます。クライマックスへ。

  • 内容の突拍子も無さとか、魔術的な技が出てくるところとか、なんとなく大好きなアルスラーン戦記を思い起こさせるところもあって、結構楽しんで読める。ただどうしても気に入らないのが、海外における語り口調を、おそらくなるべく原文の風味を損なわないようにってことで、結構無理な形で日本語に直されているところ。いまいち意味があるように思えんし、ただ単に読みづらいだけ。それがなければもっと良いのに、と思い続けながら読んでます。

  • アラビア昔話に興味があるひと向け。
    私にゃまったく興味がそそられず、途中で匙投げ。
    ハムナプトラは好きなんだけどな~(違うか)。

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著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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