万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫 ま 26-319)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836512

感想・レビュー・書評

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  • 万能鑑定士の原点である話の続きから始まる今作品
    簡単な詐欺にも騙されていた莉子が、マル暴とともにヤクザグループの犯罪まで暴いてしまう成長劇がものすごい

  • 駆け出しの頃のお話。このぐらい、駆け出しの時に後先考えずに動けたら、いいよなー、とつい思ってしまった。いいなぁ、あの屋さんにどーんと出資してくれる人、いないかな。
    2016/9/27読了

  • 会社の実印の話。
    エメラルドの話

  • シリーズ10作目。話は過去に戻って、今の莉子ができる前の話。順番間違えたのかと思った。。まだ騙されたり間違ったり上手く行かない。でもこういう経験と莉子の素直さが今の彼女を作ってるんだな。
    仕事上、論理的思考は必要なんだけどできてない。なんせ、勘で生きてるものですから。。でもちょっと勉強になった。

  • 面白かった

  • 話は過去に遡り、「万能鑑定士Q」開業時へ。当初お店は閑古鳥状態だったが、瀬戸内陸の教えが莉子をスーパー鑑定士に変える…。論理問題苦手だな。有機的自問自答と無機的検証というのもよく分からなかった。印鑑のトリックもいまいち納得いかず。

  • Qシリーズの10作目。ここからは既刊順にもどる。
    莉子の過去から開業までの話。実質的に1,2作目の後日談が語られる。

    開業した後、莉子が純粋な悪との戦い方を身に着け、
    今のような論理的な思考を使った事件解決していくかが語られていく。

    妻にはよく理屈っぽいといわれる。
    が、口げんかで勝ったためしなし・・・
    ただの口うるさい人だったみたいです(笑)

  • 凛田莉子は3年前のことを思い出していた。「万能鑑定士Q」を開業したものの、人を疑わない天然の莉子は騙されてばかり。身につけた知識を活かせず、経営も惨憺たる有様だった。見かねた恩人・瀬戸内陸は、門外不出の思考法を莉子に授ける。それは莉子の知性を飛躍的に高め、比類なき推理力を獲得させる重要なキーだった。莉子はなぜ、難事件を解決できるほど賢くなったのか。いま全貌があきらかになる。書き下ろし「Qシリーズ」第10弾。

  • 物語は過去に遡り、莉子が万能鑑定士Qのお店を開業してから現在に至るまでの成長記録が綴られています。それなりに勉強は積んでいたものの、人間や物事に対する洞察力には特筆すべきものはなく、自分の店を持ってビジネスをするには危なっかしくて見ていられない莉子でしたが、他人を助けたいという気持ちから奔走し、色々な経験や人との出会いを通して成長していきます。

  • 攻略本にⅠ&Ⅱを読んだらⅩを読むと良いと書かれていたので、Ⅲより前に読んでみた。
    まぁ図書館で借りて読んでいる段階で借りられているのは飛ばして読んでいるのですが。

    ハイパーインフレ事件の解決後すぐから、
    3年前にお店をオープンさせた時期の頃に戻り、
    また現代へという感じ。

    恋に臆病になるきっかけの美容師との出会いはこの時か。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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