万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫 ま 26-319)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836512
感想・レビュー・書評
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万能鑑定士の原点である話の続きから始まる今作品
簡単な詐欺にも騙されていた莉子が、マル暴とともにヤクザグループの犯罪まで暴いてしまう成長劇がものすごい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
駆け出しの頃のお話。このぐらい、駆け出しの時に後先考えずに動けたら、いいよなー、とつい思ってしまった。いいなぁ、あの屋さんにどーんと出資してくれる人、いないかな。
2016/9/27読了 -
会社の実印の話。
エメラルドの話 -
面白かった
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凛田莉子は3年前のことを思い出していた。「万能鑑定士Q」を開業したものの、人を疑わない天然の莉子は騙されてばかり。身につけた知識を活かせず、経営も惨憺たる有様だった。見かねた恩人・瀬戸内陸は、門外不出の思考法を莉子に授ける。それは莉子の知性を飛躍的に高め、比類なき推理力を獲得させる重要なキーだった。莉子はなぜ、難事件を解決できるほど賢くなったのか。いま全貌があきらかになる。書き下ろし「Qシリーズ」第10弾。
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物語は過去に遡り、莉子が万能鑑定士Qのお店を開業してから現在に至るまでの成長記録が綴られています。それなりに勉強は積んでいたものの、人間や物事に対する洞察力には特筆すべきものはなく、自分の店を持ってビジネスをするには危なっかしくて見ていられない莉子でしたが、他人を助けたいという気持ちから奔走し、色々な経験や人との出会いを通して成長していきます。
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攻略本にⅠ&Ⅱを読んだらⅩを読むと良いと書かれていたので、Ⅲより前に読んでみた。
まぁ図書館で借りて読んでいる段階で借りられているのは飛ばして読んでいるのですが。
ハイパーインフレ事件の解決後すぐから、
3年前にお店をオープンさせた時期の頃に戻り、
また現代へという感じ。
恋に臆病になるきっかけの美容師との出会いはこの時か。