チョコレート密度 (角川ルビー文庫 83-19)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044468194

感想・レビュー・書評

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  • エロ度高いという噂を以前から耳にしていた。
    高いといえば、高いのだが、濃厚度(ねちっこさ)はソコソコ。
    攻めの俺様っぷりの態度に、心乱される受けが、
    どんどん可愛くなっていく。
    もともとヘテロよりのバイだった受けにとって、
    受けになっていくところが、攻め×攻めっぽくて良かった。

  • アーティストと、トラウマを抱えた大学生のお話。

    ガッツリSで鬼畜な攻めと、
    イヤだ~って逃げ回っててもハマってく受け。
    最後はちょっと甘くてグー!


    タイトルどおり、
    キャラもプレイも濃厚で強烈…

  • 大学生の城山が知人から紹介されたのは『数日間泊まりこみで犬の世話をするだけで日当五千円』という超好条件のバイト。憧れていた造形作家・風見が依頼主と聞いて、城山は即座に引き受けてしまう。風見は、濃厚な大人の色気をまとい辛辣な言動をする男だったが、城山が熱心に犬たちの世話をするうちに次第に打ち解けていく。だが、ある日突然風見に呼び出され、ワインを飲むなり意識をなくした城山が気がつくと、何故か全身を縛られいかがわしい玩具までつけられていて。

  • タチ受け好みな方は好きなんじゃないかな。
    カップリングで好みが分かれそう

    前作では攻めポジだった城山がすっごく可愛くかった
    後輩たちの前で喘がされるこーじかわいい
    風間がすごく気持ちいい裏表ないS攻め。
    愛がわかりにくいけど、城山が甘えただけであれなんだから、うん、じゅうぶん。

    これほどまでに続編を希望するものはない。

  • 『ハチミツ浸透圧』シリーズの3作目!今回は主人公を城山に移しての作品。
    めっちゃ濃い。まぁとにかく濃い。ルビーのあの薄さでこの濃さ。好きです。なんど読みなおしたかもわからんくらい好きな作品。でもキャラが濃過ぎてドラマCD化も続編もないとはるひんが断言してしまった(しかも二度も)作品。
    遊び人風な城山が出会ってしまった本気しか許してくれない大人の男・風見。
    風見のペットの守りとして雇ってもらうことになるが、誕生日を祝ってくれるという風見の呼び出しに応じた城山は薬を盛られ、覚えのないおイタのお仕置きをされてしまう。
    しかし、誤解が解けても関係を強要されるようになり、本気で風見との関係について悩むようになるが……
    ほんとは攻めな城山が受けにされててめttttttttっちゃ可愛いです。
    鬼のような攻めの風見さんが超素敵。城山が耐えきれずに本気泣きするシーンには私も風見さんと同じにココティンが勃起してましたね。

  • 鬼畜攻めなお話。
    犬の世話のバイトを頼まれて知り合った風見。適当に遊んで、揉め事を避けてきた城山。
    うっかり人妻とやってしまったことがきっかけで、めぐりめぐって風見の怒りを買ってとんだおしおきをされることになって・・・。
    とにかく「自分理論」で動く俺様男である風見にまだまだお子ちゃまの城山は翻弄されっぱなしで。
    でも最後にちょっとうろたえたりするあたりがちょっと愛を感じるかな~。ちょこちょこ胸キュンする。

  • すごいすき。
    頼むから続きかいてーと思ってる。

    有無を言わせず言うこと聞かせてメロメロにすんのが好きなんです。
    攻めの宇宙人の癖に常識人な感じも異常にツボなんです。

    一度くっついたら波風立たなそうだから続き出たら別物になってそうなのは否めない、、が、。

  • 『ハチミツ浸透圧』
    『カラメル屈折率』
    ⇒『チョコレート密度』 スピンオフ

  • 『ハチミツ浸透圧』のスピン・オフ。
    大学生の城山晃司がゆるく怠惰な生活を送っていた時、犬の世話という簡単だけど面倒なバイトを紹介される。依頼主・風見はかなり偏屈で俺様。何とかバイトを始めて言うだけの事はする男だと同性として一目置き憧れの気持ちに近い感情を抱く。


    城山は『ハチミツ浸透圧』の時は攻めだったのに、男らしい風見の前になると可愛いネコちゃんになってしまう…。本人にその気がないのにそうなってしまって気持ちと身体が一緒にならないのが、ある意味不幸?風見の俺様にすっかり振り回されているのに抵抗も虚しくグダグだになっているところが可哀想なところでした。読みながらこっちまで切なくなりました。

    Hは濃い。風見は本人自らが言うようにSなので、とにかく濃いです(笑)

    鬼畜攻めですね。

  • もう何度も読んでいるけれど、崎谷作品の中でも1・2を争うくらい大好きな作品です。
    ドS造形作家・風見×大学生・城山のお話です。風見がマジドSです。城山が可哀想になる位に(けど根底にちゃんと愛があります!)。けどそれがまた風見の魅力を更に引き出しているというか…風見は顔もスタイルも良く仕事も出来き、おまけに濃厚な色気を漂わせています。またそれがカッコイイんです!
    城山にしても、顔も良くて長身の持ち主で、それなりに遊んでいたんですが、風見にかかれば可愛い子猫ちゃん状態です。風見に好きなようにされて、でも好きになって振り回されて、城山もボロボロになっていくんですが、最後の方にはぐだぐだになるまで甘やかされてました。
    振り回されて疲れた城山がたまに風見に甘えて、甘やかされる、この2人はずっとこんな感じだと思います。
    人によっては好きずきあるかもしれませんが、まだお読みではない方はぜひ御一読を!

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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