神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2295
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046043979

感想・レビュー・書評

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  • この本は誰にでも当てはめられることだとは思いつつ、できれば部下を持つ人や子どもを持つ人など、誰かを動かしたいと思っている人の方が効果的と感じられた。人を動かす方法のうち、伝え方に特化したものだと思う。
    気をつけているつもりでも、ついついやってしまうNGが書かれてあった。人の話は最後まで聞く、笑顔で聞く、これは最近できていない。合いの手のつもりで返事をしてしまい、話を遮ってしまったと後悔する。相手が話したいから、話しているのに、それを断絶してしまうのは良くない。認められたい、という根底の気持ちをもっと尊重しないといけないと再認識した。
    あとは笑顔で聞くというのも、なかなか最近できていない。マスクで顔が隠れているからこそ、一層表情を作らないと、ぶっきらぼうに写ってしまって良くない。仕事中はついやってしまうので気をつけよう。
    伝え方に特化したものと言ったけれど、話し方のテクニックだけではなくて、会話する時の考え方も書かれていた。相手を尊重して、寄り添ってあげる、味方だと伝える、その辺りは自分がされても嬉しいこと。だからこそ意識して実行すれば効果が出てくる。カウンセラーになったつもりで、話を聞いてあげることが大事なのだと思う。
    普段人を動かす立場にないから、あまり活用する時がないけれど、普段の会話やコミュニケーションの中でもできることは実践していきたい。人の名前を呼んで話す、笑顔で、最後まで聞く、ありがとう・好きと言う。ささやかなことでも習慣にしてしまえば積み重なって良い方向に向かうはずだ。

  • 記録用

  • おもしろくない

  • 借りたもの。
    小手先のテクニックだけではなく、ワークを通して人への観察眼を高めるものだった。

    仕事の指示だけでなく、ちょっとした雑談、夫婦関係など……様々なシーンで必要なコミュニケーション方法は「伝え方」で「人と自分を育てる」という事なのかもしれない。
    前著『神メンタル』( https://booklog.jp/item/1/4046023759 )に比べ、あまり心理学用語などの科学的?な定義はされていなかったが……そんなものより重要なのはスキルということか。

    悪口を言わない、「ありがとう」を言う、「褒める」→「アドバイス」→「褒める」、相手に「自分で考えて動く」という習慣を与える……傾聴、一種のコーチングだった。

    質問に対する応答の事例も多くある。
    読んでいて、その場をイメージした時、結論を急ぐあまりイラッとしてしまう気がするが……そういう発想が相手にも自分にもマイナスであることを痛感する。
    それこそ、「待つ」という心構えが必要なのだろう。

    読んだり書いたりするよりも、こちらはより“実践する”ことを求められるものだった。

    flier紹介。( https://www.flierinc.com/summary/1988 )

  • 会話の基本中の基本が分かる本でした。
    読みやすいのであまり本を読まない人でも読み切れると思います。
    導入書的な感覚で読むのがよいかな

  • ふんふん

  • コミュニケーションをとるときの基本となることが書かれていた。これさえ出来ていれば普段の人間関係はうまく行くと思う。大事なところは青くなっていたから時間がない人とかは早く読めると思うし、とても読みやすかった!

  • 著者も影響を受けたと書いているデール・カーネギーの「人を動かす」を中心に、どこかで読んだことがあるような内容。
    内容自体は問題なく、この通りできれば人生は変わると思う。

    斜な見方になるが、こういった技術はどれだけ美しい表現で整理しても、他者を信頼せずに手段とみなして対峙するものだ。
    このやり方を嫌う人もいるが、自分はそれで問題ないと考えている。
    我々は、他人が自分の意図をくんで行動してくれると都合よく考え日々を過ごしている。
    他人を手段扱いしないが、それは単に他人の感情よりも自分の心地よさを優先しているに過ぎない。
    そして、自分の意図と他者の行動に齟齬があると、自分は適正に理解されていないと悩み、他者に怒りを抱く。
    このプロセスで疲弊してしまうくらいなら、本書のように振る舞うのは有効である。救われる人もいると思う。

    ポイント
    否定しない
    相手に答えを言わせる
    好意を伝える
    相手の自己重要感を充たす(例えば名前で呼ぶ)
    良い噂を話す(自分がいないときも自分の良いところを話してくれそうと思わせる)
    反論しない「そうなんですね」で良い(「理由を教えて」と言うと関心を持っている人間として好印象を与えられることはある)

    メモ
    理由を伝えると相手は承諾しやすくなる

  • 否定しない
    受け止めてあげる
    最後まで相手の話を聞く
    好きと発言
    悪口を一切言わない
    名前でよぶ
    褒める アドバイス 褒める
    ありがとう 鮮度ある

  • 人が自主的に動くためには、自分自身で気づくことが重要である。
    たしかに、言われればそのとおりだけど、お願いするときはとても一方的になっていた。自分で気づいたことはお願いするまでもなくやりたくなる。
    押しつけではなく、気持ちよく話ができれば動こうと思える。そのためには「安心感」と「自己重要感」を感じてもらうことが必要。
    「安心感」を与えるために、絶対に否定しない(自分と正反対の意見でも一旦は受け止める 自分の意見を変える必要はない)、そう判断するに至った理由・背景を聞き出す。
    最後まで話をしてもらう。自分の言いたいことも聞いてもらえず、一方的に命令されて前向きに取り組めるはずがない。
    「自己重要感」を感じてもらうため、ちょっと大げさなうなづき、多数のバリエーションの相槌は準備・練習しておこう。うなづきがなかったり、毎回同じ相槌だったら本人はそのつもりなくても、話したくなくなってしまう。視線を合わせること、姿勢に気を付けよう。無意識のうちに腕を組んだり、貧乏ゆすりをしていたりする。
    相手の名前を呼び掛けながら聞くこと。
    構成は「褒める」→「アドバイス」→「褒める」をベースに。 はじめと終わりが気持ちよければ頑張ろうって気持ちが動く。
    こちらの要望は伝えつつも、相手に決めさせることを増やせば、納得感が強まる。

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著者プロフィール

株式会社Rising Star代表取締役。1983年仙台市生まれ。大手企業で働いていたが、東日本大震災に岩手県で被災。生死を問われる経験を経て「もう自分の人生の時間はすべて好きなことに費やす」と決め、2011年に独立起業し、心理療法やNLP、認知心理学、脳科学を学び始める。それが原点となり、個人の起業家を対象に「心を科学的に鍛える」を中心に置いた独自のビジネス手法を構築。「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする個人を創る」をコンセプトに活動し、わずか5年間で講演会、勉強会には7200人以上が参加し、手がけたビジネスプロデュース事例、育成した起業家は623人にものぼる。ゼロの状態から起業する経営者の月収を、6カ月以内に最低100万円以上にする成功確率は、日本ナンバーワンの91.3%を誇り、その再現性の高い、起業家のためのビジネスコンサルティング手法が各方面で話題となる。コンサルティングの申し込みは倍率92.1倍を記録。書籍『神メンタル』『神トーーク』(ともにKADOKAWA)、『神モチーベーション』(SBクリエイティブ)など著書累計48万部突破。

「2023年 『神時間力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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