- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048702768
作品紹介・あらすじ
黒雪姫率いる"ネガ・ネビュラス"は、シルバー・クロウを"浄化"するため、"アーダー・メイデン救出作戦"を発動した。難度の高いミッションの中、決死の覚悟でシルバー・クロウはアーダー・メイデンと接触するも、"帝城"を守護するエネミー"スザク"の火炎ブレスにより、禁断の不可侵領域-"帝城"内部に突入してしまう。絶体絶命の危機に陥ったハルユキだが、彼はそこで不思議な"夢"を見る。"クロム・ファルコン"と"サフラン・ブロッサム"。二人のアバターが望み、砕け散ってしまった"災禍"の物語を-。
感想・レビュー・書評
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なんとか助け出すべきアバターのもとに
たどりついたものの脱出できないハルユキ。
彼らのもとに脱出を援護するという
見知らぬアバターが姿をあらわすして…。
まずは〈災禍の鎧〉の因縁話。
誕生秘話ですね。
まだ脱出はできないまま現実世界に強制退出。
私的にこの物語のおもしろいところは
〈加速世界〉より現実のほうの
キャラ同士の関係や成長だったりします。
ここにきて、また幼馴染のタクと不協和音?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マジかああ!
ここで終わりとか!
多分、今まででも最大級のクリフハンガー。
この作品って、ホントに序盤でまいた種を大事に使ってくる。タクムとの関係も、災禍の鎧も、1エピソード限りで解決済みかと思ってたら、なかなかしつこく使ってくる。参った。面白い。
次の巻を早く読みたい。 -
ヤツが出てくると、つまらない展開になるな。
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クロム・ディザスターの回想がベリィハード、そら恨みもするわな。
ラスト、まーたタクムが曇るのかよと思いつつもま伏線はあったし過去エピソードとのリンクが泣かせるんでまこれはこれで。
それにつけてもあのニコの退場フラグは一体。 -
2014年3月13日読了
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ゲーム小説ってのは新ジャンルじゃないかなぁ、ゲームをやらない身としては感覚的についていけない部分も。まぁ、一番面白いのはハルユキと黒雪姫の絡みだけど。災禍の鎧の過去から帝城、ISSキットと舞台も内容も広がる。ハルユキの不吉な予感ってのも能力の伏線なんだろうなぁ。姿を現す敵役の組織、さて、ラスボスはって感じ。もう実は登場してるんだろう。予想は白?(笑)
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災禍の鎧が何故生まれたのか、過去を振り返る場面がありました。
より良くしようと改革を唱えた人が「他と違うから」と言う理由で排斥される様子は悲しかったです。
ハルユキくんが呪いを打ち破り、鎧を本来の姿に戻すことが出来たらいいなと思います。 -
続きが気になる。この続きはどうなるんだろう。前巻よりも、さらに思わせぶりなヒキ。とにかく、続きが楽しみ。
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加速世界に生きる少年・少女の物語の第7弾。
今回はハルユキの体に住みついた災禍の鎧の浄化の第2章。
相変わらず世界観が深くて読んでいて面白い。
昔の出来事と今の出来事をつなげ、物語が進んでいくところのバランスがいい。
だけど、ちょっと物語の進み方にスピード感が足りなく、鎧の中に潜む何かがちょっと都合よすぎるかなぁと感じてしまった。
このあたりの設定が鎧の浄化の章の結末にどのような結果をもたらすのかを期待したいですね!
個人的にだけど、タクの心理(心の闇)がイマイチ共感できないので、その行動がちょっと評価が低くなってしまった原因かも。